一人暮らしで貯金できない人、必見!浪費をなくして無理なく貯金するためのコツ
一人暮らしの皆さん、上手に貯金できていますか?
実家暮らしとちがって、一人暮らしはお金の管理を自分でやらなければいけませんよね。
こんな風に、一人暮らしの貯金について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
ちょっとしたコツをつかめば、一人暮らしでも収入が少なくても、貯金をすることはできます。
今回は、一人暮らしでもお金を貯められる貯蓄方法をご紹介します。
筆者の一人暮らし経験談
本題に入る前に、まずは私自身のことをお話ししますね。
私は若い頃、以下のような条件で一人暮らしをしていました。
- 年齢は20歳~22歳
- 月収入は手取りで11~12万円程度
- 一人暮らしで、家賃は38,000円
- 電気代・ガス代・水道代をあわせて5,000円ほど(水道代がとても安い地域で、どれだけ使っても1000円を超えなかった)
- 距離恋愛中で、月に1度は250キロ離れたところまで特急電車で行っていた
- 親や親せき、その他の援助は一切なし
- 週1回は友人と一緒に食事にいく
この生活で、毎月3万円~5万円は貯めていました。
結果的に2年間で120万円の貯金ができ、それを結婚式の費用として使いました。
収入の25%を超える金額を貯めていたのは、かなり頑張っていた方だと思います。
当時、私が実践していた貯蓄術をご紹介しますので、皆さんの参考になれば幸いです。
貯蓄額は先に確保!引き落としで貯金していく
相当意志の固い人ならともかく、多くの人は
のではないでしょうか。また、「おろせる口座」にお金が入っていると、やはり気軽におろしてしまいます。
とくに一人暮らしの場合は家族の目もないので、自分に厳しくできないと簡単に誘惑に負けてしまいます。
一人暮らしで貯蓄をしたいなら、「給料からの引き落とし」で貯金していくのが絶対条件です!
更にこの時、預金先の口座は「定期貯金」にして、おろすことに一段階ハードルを設けましょう。
もちろん定期貯金にしたとしても解約してお金を引き出すことは可能です。
しかし、「わざわざ解約するのも面倒だな」という状況を作り出すことで、お金を引き出す一歩を踏み止まることができるのです。
給料日に定期預金口座へ自動で引き落とされるようにしておけば、貯金分は
という認識になるため、よほどのことがない限り手をつけることはなくなります。カードは持ち手の意識が大きく出る!現在貯金ができていない人はやめた方がいい
クレジットカードは大変便利なものです。
現金払いと違ってポイントがつきますし、割引制度が導入されているところもあります。
海外旅行に行く時も両替手数料がかかりません。
きちんと使うことができれば、カードを使った方が現金よりも圧倒的にトクになるわけです。
実際、家賃や光熱費・日々の買い物をすべてカードで支払い、たまったポイントでレジャーを楽しんでいる、という人もいます。
彼らはカードの使い方がとても上手で、カードを導入する前と比べても家計の出費はほとんど変わっていないとのことです。
このような使い方ができるのであれば、ポイント分や割引分がそのままプラスになるわけです。
しかし、現時点で「貯金ができていない人」なら、カードは持たない方がよいでしょう。
しつこいようですが、私たちは財布にお金が入っているとついつい使ってしまうものです。
カードは現金以上に実態が把握しにくく、「お金を持っている」と錯覚しやすいもの。
財布や銀行の残高からリアルタイムでお金が減っていくことがないので、どれだけ使ったかを実感できず、ついつい使いすぎてしいます。
最悪の場合、カードで作った借金を返すためにさらにカードで借金をする、なんていうことも・・・
カードを使う適正をチェック!明細表を見てみましょう
「貯金できていないのに、すでにカードを使っている」という人は、先月のカードの明細表を探してみてください。
これが見つからないのなら、まずは黄色信号です。
家計簿などできちんと管理をしている場合は別ですが、明細を失くした、見た覚えもない・・・という人はかなり危険です。
見つかった人は明細を開いて、内容を確認してみてください。
引き落とされている額の詳細を、ぱっと思い出すことができますか?
例えば明細に店名が記されている場合、「そこのお店が何のお店で何を買ったか」をすぐに思い出すことができるでしょうか。
すぐに思い出せる場合は、「自分が使った対象・場所・タイミング」をしっかり把握しているということになります。
この場合は、ある程度は管理できていると言えるでしょう。
もちろん使い過ぎは厳禁ですが・・・
「何に使ったか覚えていない」という人はとても危険です!
貯金の大きな敵である、「なんとなく浪費している」という状況に陥っている可能性があります。
そうなったら、一度カードを使うのをやめて現金払いにし、目に見えるお金の管理をしましょう。
カードは自分のお金ではなく「借金」だということを心に留めておいて下さいね。
基本は自炊!食材のやりくりを覚えて楽しく節約
定期預金で貯金体制を整え、カード払いをやめて浪費をなくしたら、次は「いかに必要出費を抑えるか」です!
私が一人暮らしで実感したのは、自炊の圧倒的なコストパフォーマンスです。
当時、週に1回は外食をしていましたが、それ以外の食事は全て自炊していたので、毎月の食費は外食費を除けば1万円程度でした。
外食すれば一食1000円は消えていってしまいますが、自炊なら一食100円〜300円で一汁三菜のしっかりしたご飯が食べられるのです。
という人もいるかもしれませんね。
同じ食材でも味付けを変えやりくりするコツを覚えれば、食材を腐らせずに食べ切ることができるようになります。
例えば、冷蔵庫の中にこのような食材があったとします。
- 牛乳
- 鶏肉
- 玉ねぎ
- チーズ
- コマツナ
- キャベツ
- 卵
基本的な調味料はそろっているものとして、この場合、こんなアレンジはいかがでしょうか?
- 1日目:ドリア
- 2日目:キャベツのサラダと鶏肉・玉ねぎの炒め物
- 3日目:コマツナとタマネギのサラダと鶏肉のチーズはさみ焼き
- 4日目:コマツナとタマネギを使った親子丼
- 5日目:鶏肉とキャベツとチーズのクレープ
料理には得意・不得意がありますし、仕事の都合で自炊できる時間に帰宅できない人もいると思いますが、自炊のメリットを知っておき、出来る範囲でチャレンジしてみて下さい。
外食時はクーポンなどを賢く利用する
「貯金をしたいから」という理由で、交友関係を狭くするのはとても残念なことですよね。
人の絆はお金では買えませんので、節約中でも誘われたら気軽に応じたいものです。
外食の時にもできることがあります。
お店によってはクーポンが使えるお店もあるので、活用するとよいでしょう。
インターネットでも簡単にクーポンが取得できるので、外出先でも簡単にチェックできます。
クーポンを使ったうえで割り勘にすれば、皆が少しずつ得になりますよね。
ただし、あまりにクーポンクーポン!と躍起になっていると「ケチな人」と思われてしまうので程々に・・・
幸せはお金では買えない、とよく言われます。
しかしお金がないと、人間の心はギスギスしますし行動に制限も出てしまいます。
自分が自分らしく心地よく生きていけるようにするために、貯金はとても大切です。
「結婚する相手には、貯金額そのものではなく『貯金できる習慣』を求める」という人も多いのです。
今のうちから習慣をつけて、「貯金できる人」になっておきましょう!
Writer / 鍋谷萌子
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