ストレスは女性ホルモンを乱す原因になる!ストレスに弱い人の特徴と解消方法
「ストレス社会」と言われているこのご時世。
女性は知らず知らずのうちに多くのストレスを抱えて生きています。
職場での人間関係はもちろん、結婚・妊娠・出産・育児など、男性にはない女性ならではのストレスも多いでしょう。
女性の場合とくに心配なのは、ストレスが女性ホルモンのバランスを乱し、心身に多くの症状を引き起こすことです。
今回は、ストレスを抱えやすい人の特徴と、ストレスがもたらす女性特有の症状、ストレスを溜め込まない方法をご紹介します!
ストレスなんてない!そう思っている人ほどストレスに弱い
どんな人がストレスを抱えやすいのでしょうか。
筆者は、10日間にわたる原因不明の頭痛・嘔吐のため食事も水分も取れずに入院をした経験があります。
その時の心療内科の先生との会話が衝撃的で、今でも鮮明に覚えています。
筆者「ありません!」
先生「完全にストレスですね」
意外なことに、「ストレスなんてない!」と断言する人ほど、ストレスを抱えている場合が多いそうです。
と、先生はおっしゃっていました。
一般的に、ストレスを抱えやすいのはこのようなタイプの人です。
- 真面目で責任感が強い
- 頑張り屋さん
- 几帳面
- せっかち
- オーバーワークに気づかない
- 我慢強い
- 生活リズムが乱れ気味
- 環境の変化があった
その他、人間関係や金銭面などの悩みがあったり、マタニティーブルーなど身体の変化からくるストレスも大きいです。
女性ホルモンはストレスに影響されやすい
では、ストレスは心身にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
まず、心への影響はこのようなものがあります。
- なんとなく不安になる
- 憂鬱になる
- 面倒くさがりになる
- 怒りっぽくなる
もちろん、身体にも大きな影響があります。
とくに女性は、ストレスから女性ホルモンが乱れてしまい、たくさんの悪影響が出てくるのです。
- 生理不順
- 頭痛・眩暈・吐き気
- 肩こり
- 胃痛・胃痛からくる食欲不振
- 食欲不振・食欲不振による肌荒れや髪のパサつき
- 便秘・便秘からくる肌荒れ
- 下痢
- 湿疹
- 円形脱毛
- 睡眠障害
多くの症状が、ホルモンバランスの乱れによって引き起こされるものです。
これらの症状のせいで、「更年期障害」に近い状態に陥ってしまうこともあります。
肌荒れや抜け毛など、美容への悪影響も大きいですよね。
ストレスを放っておくと、身も心もボロボロになってしまうのです。
日々の暮らしに癒しを取り入れてストレスを解消する
ストレスとは、気づかぬうちに蓄積していくものです。
日々の暮らしの中で、ひとつでも自分にとっての「癒し」を見つけましょう。
そうすることで、ストレスはかなり軽減されます。
例えば、日ごろ周りに気を遣って生活している人は、休み時間はひとりきりで過ごすとか。
夜眠る前にアロマをたくとか。
弱音や愚痴をこぼせる友人に、週に一度でもたっぷり話しを聞いてもらうとか。
普段シャワーばかりの人は、湯船につかる時間を作るだけでもリフレッシュできます。
入浴には内臓の位置を正してくれる役割もあるので、ぬるめのお湯にゆっくり入ることをオススメします。
他にも、月に一度贅沢する日を決めて、エステやネイル、ショッピングに行くのもいいですね。
時には何もしないで寝て過ごすなどなど、自分にとって「くつろげる時間」を見つけることがとても大切です。
もっと自分を甘やかしてみましょう
頑張り屋さんで我慢強い人ほど、真面目で責任感が強い人ほど、ストレスを抱えやすいのです。
疲れてしまってやる気が出ない時があったとしても、「こんなんじゃダメだなぁ」なんて思わないようにしてください。
それよりも、少しだけ自分を甘やかしてみてはいかがでしょうか。
例えばこんなふうに、考え方を変えてみましょう。
- 仕事でミスをしないようにしなくちゃ!
⇒ひとりで抱え込まずに、同僚や先輩、時には後輩に頼ってみる - 飲み会に誘われたけど、疲れていて行きたくない。でも行かないと仲間はずれにされるかも。
⇒断って家でグータラする。そんなんで悪くなる交流関係ならいらない! - 疲れているけど、ご飯の支度をしなくっちゃ・・・
⇒今日はお惣菜で済まそう。栄養バランスがいいお惣菜、たくさん売ってるし - すごく嫌なことがあった・・・
⇒映画を観てお酒を飲んで、好きなことを好きなだけして忘れてしまおう! - すごく疲れている
⇒インフルエンザにでもかかったつもりで、一日中なにもしないで過ごそう!
「大丈夫、まだ大丈夫」「頑張る!」そんな言葉が口癖になっている人は、時には真逆の言葉を口にしてみませんか?
誰が相手でもいいのです。
「本当は大丈夫じゃない」「本当は頑張れない」そうやって口に出すだけで、すごく気持ちが楽になります。
いかがでしたでしょうか?
ストレスをあなどることなかれ。
入院するまで気づかない筆者はよっぽどかもしれませんが、知らず知らず蓄積したストレスは、必ず心身に影響を及ぼします。
爆発する前に、日ごろから少しずつでも解消していきたいものですね。
以前ご紹介したパリジェンヌ流ストレス解消法と猫に学ぶストレスフリーな生き方でもストレス解消法をご紹介していますので、こちらも是非ご覧下さい!
Writer / 逢見るい
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タグ:ストレス