女ひとり旅のススメ。おひとりさま海外旅行、準備とおすすめの行き先
カップルで行く旅行や女子旅、家族旅行はもちろん楽しいですよね。
でも大人になった今だからこそ、「女ひとり旅」をしてみませんか?
ひとり旅ならではの経験もできますし、日常生活のストレスから一気に解放される、ワンランク上の大人のリフレッシュ方法です。
筆者は年に一度、ひとりで海外旅行をしています。
どんなに仕事が忙しくても、金銭的にちょっと今年は厳しかも、と思っても。
必ず年に一度は旅行のために休みを取り、旅行のためになんとしてでも貯金をします。
ストレスを溜めやすい現代女性には、そうやって半ば強引に「休暇」を取ることも必要なのではないでしょうか。
今回は、女性がひとりで海外旅行をする場合の準備や心構え、おすすめの行き先をご紹介します!
英語が喋れなくても大丈夫
英会話、筆者は全くできません。
よく「中学英語ぐらいができれば大丈夫」などと言われていますが、「中学英語レベルすらできない筆者」でも、実のところ大丈夫です。
大抵はボディーランゲージや「イエス」「ノー」など最近の小学生ならば喋れるレベルの英語力で大丈夫。
便利な世の中になったもので、スマホアプリがあれば英語ができずに困ってしまう場面でも、大体は乗り切ることができてしまいます。
どうしても心配な場合、必ず使うだろう単語がある場合は、前もってスマートフォンなどにメモしておくといいでしょう。
「ボディランゲージなんて恥ずかしい!」「英語ができないから不安」と思うかもしれませんが、旅立ってしまえばもはや、ひとりでやらなきゃ仕方がないのです。
旅の恥は掻き捨てる気持ちで、思い切って旅に出ましょう。
初めての海外ひとり旅。何から準備を始める?
一人旅は、全てが自己責任。
現地で安心して楽しめるかどうかは事前の準備にかかっています!
なにはなくともパスポート
まず、パスポートはOKですか?
パスポートがない方はまず、パスポートを作ることからはじめましょう。
既に持っている人も、期限が切れていないかどうか早めにチェックして下さい。
申告してから手元に届くまで一か月弱かかりますので、前もって準備しておきましょう。
時期と行き先を決めたら、現地の治安も必ずチェック!
次に、なんていっても重要なのが
です。季節により料金の変動が大きい国もたくさんあります。
「いつ行くのか」と「どこに行きたいか」を何通りか考えたら、その時期の「平均的な日本からの旅費」をインターネットで検索してみましょう。
予算内におさまる「行きたい場所」が決まったら、つぎに「治安」について調べてみましょう。
ネットに書かれていることをすべて鵜呑みにする必要はありませんが、体験談などは大変参考になります。
なにぶん「女ひとり旅」そして初めてだったらなおのこと、その国の治安やルールなどは前もって知ってから旅立ちたいものです。
旅行代理店に出向くより、インターネットのほうが安い場合も
さて、行きたい国が決まったら、次はどこでどうしたらいいのでしょうか。
今は、店舗型の旅行代理店に出向きプランを練るよりも、インターネットで予約申し込みをしたほうがお手頃な場合がほとんどです。
有名どころのHISやJTBでも「ネット限定」の格安ツアーが多く存在します。
DeNAトラベルでは、海外航空券とホテルをセットで予約すると料金が割引になるキャンペーンを実施していたりします。
空港からホテルまでの送迎の有無、様々なツアーがオプションとして選べるので、ひとりでも初心者でも安心です。
ただし、一度申し込んでしまうと、時期によりキャンセル料が発生しますので、一発では決めず、何社かを比較して決めましょう。
悩んだ場合は保留にし、よく考えたうえで申し込みます。
申し込み時、パスポートが手元になくても大丈夫です。
届き次第パスポート番号を記入すればOKなので、数量限定などすぐに決断したいツアーがあった場合は、パスポートの到着を待たず申し込んでしまって大丈夫です。
安さも大事だけれど、安全面を優先しよう
格安ツアーなどで申し込むと、ほとんどがランクの低いホテルに泊まることになります。
部屋が狭い、設備が少ないなどの理由ならまだしも、観光地からだいぶ離れた場所や治安が悪い場所にあるホテルはやめておきましょう。
出発直前までホテルの場所が決定されず、ぎりぎりになってから決まるようなツアープランもありますが、その場合は一か八かの賭けになってしまいます。
予算的に可能であればホテルをワンランク上にしたり、もしくは評価の高いホテルを探して、指定をして申し込むなどしましょう。
筆者は一度ぎりぎりになってから決まるツアープランで申し込み、隣のビルが深夜まで営業するクラブハウス、周辺には風俗店といった、最悪の立地にあるホテルに三泊したことがあります。
旅疲れがあるのにもかかわらず毎日寝不足、外を歩けば現地人に絡まれるなど、二度と経験したくない三泊になってしまいました。
また、「どうしてもここに行きたい!」という場所があれば、自力で行くよりもツアーをオプションでつけるほうが確実かつ安全です。
ざっくりとした旅のプランを立てよう
旅の日数にもよりますが、「どうしても行きたい」場所は少しだけにしておくのが成功の秘訣です。
あとは
ぐらいの気持ちでプランを練りましょう。ぎっちりと分刻みのスケジュール立てをしてしまうと、予定に振り回され、ちっともリフレッシュできません。
道に迷っても楽しむ!ぐらいの余裕があれば、焦ることもなく、冷静に動けます。
また、事前に地図を入手して、宿泊先のホテルの位置を中心に、無理なく行動できる範囲で行きたい場所を決めるのもいいでしょう。
買って帰りたいお土産があったら、「どこで売っているのか」「どこなら安く買えそうか」「買いに行きやすいか」確認したうえで、メモしておくと買いそびれずに済みます。
前もって調べておきたいこと
ここまでできたら、後は情報収集です。
知識があれば、その分不安も減るというもの。
現地の平均気温
なんてことにならないように、現地の気温は前もって調べておきましょう。
それにより、着るものも荷物の量も変わってくるはずです。
通貨とレート
日々変わるものなので、大体で構いません。
例えば韓国の場合、2016年現在で、1,000ウォンが日本円でいうところの100円です。
通貨が変わると感覚が麻痺してしまいがちですが、日本円で計算したら「安い」のか「高い」のかの基準になりますので、頭に入れておきましょう。
料金の相場
嫌な話ですが
可能性を考えたときに、例えばタクシーはワンメーターいくらなのか、欲しいお土産は大体いくらぐらいで買えるのかぐらいは、知っておいて損はないです。国独自のルール
例えばタイの場合、11時~14時と17時~24時のみアルコールの販売が可。
選挙日の前日~当日は飲食店でのアルコール提供ですら禁止されています。
またシンガポールでは、チューインガムの持ち込みが罰金、電車内での飲食が罰金、ポイ捨てが罰金など、法律で決められた厳しいルールがたくさんあります。
国により、日本とは異なるルールがある場合がありますので、前もって調べてみましょう。
海外旅行、あると便利なもの
何を持って行けばいいのか分からず、不要な荷物を増やしたり、または現地で高い買い物をする羽目になったりしますよね。
筆者がおすすめの海外旅行必需品をご紹介します。
海外用のレンタルWi-Fi
携帯電話会社の「海外パケット使い放題」を申し込むよりも、Wi-Fiをレンタルしたほうがはるかにお得です。
国・時期により異なりますが、保障つきでも一日1,000円程度。
現地のフリーWi-Fiを拾って使用することも可能ですが、初めての海外ひとり旅でしたら是非レンタルをオススメします。
お手持ちのスマートフォンがそのまま海外で使えるので、海外用のスマホをレンタルするよりも、使い勝手もいいです。
自宅までの宅配、自宅からの返却もあり。空港での受け取り返却も可能です。
海外用変圧器
日本と海外では、コンセントの形も電圧も異なります。
1,500円~販売されているので、1つあると便利です。
モバイルバッテリー
変圧器がない場合でも、乾電池で使えるモバイルバッテリーがあると便利です。
現地の地図・路線案内
最低でも、「ホテル周辺」と「行きたい場所」の地図は持っていると役に立ちます。
また、移動手段として電車やバスなどを考えている場合、路線案内をあらかじめ用意し、最寄り駅などをマーキングしておきましょう。
お財布バック
お財布が一体化した肩から掛けるタイプのショルダーバック、またはウエストポーチのことです。
海外では、お財布部分を身体の正面にもってきて、常に片手を添えているような状態が安全です。
リュックなど、「常に」「すぐに」確認できないようなタイプはやめましょう。
初めての「おひとりさま」海外旅行にオススメの行き先
最後に、はじめての「女ひとり旅」にオススメしたい、「比較的治安がいい」「低予算でいける」オススメの旅行先をご紹介します。
台湾・台北
言わずと知れた親日国で、日本語が話せる人も多くいます。
親切なので、筆者もいろいろと現地の人に助けてもらいました。
オプションでツアーをつけたとしても、時期を問わず低予算で行けるプランが数多くあります。
有名な観光地としては、「千と千尋の神隠し」のモデルと言われている「九扮」など。
食べ物はとことん安いですが、お土産品などは日本とあまり変わらないか、高い場合もあるので気をつけて買いましょう。
香港
片言の英語ができればなんら困らず生活できる国です。
日本人観光客が多いからか、観光地では片言の英語すらできなくてもなんとか対応してくれます。
男人街・女人街といった有名なナイトマーケットがありお土産を買う場所には困りませんが、ぼったくりが多いので注意。
よほどの裏道や薄暗い場所に迷い込まなければ、夜市でも安全ですが、やはりスリには気をつけて下さい。
食べ物はなにを食べても美味しいです。
タイ・バンコク
様々な国からの観光客が滞在していて、日本人も多く暮らしている街です。
タイ語だけでは何が書いてあるのかサッパリわかりませんが、大抵は英語表記があるので困ることも少ないでしょう。
物価が日本の二分の一程度なので、日本ではできないちょっとした贅沢をするのにもいいです。
また、「BTS」「MRT」といった、日本でいう電車に乗れば主な観光スポットはどこでも行けてしまうので、交通の便がすごくいいのもおすすめの理由です。
お土産には美容グッズが喜ばれるそうですよ。
オーストラリア・シドニー
留学先などで選ばれることも多いオーストラリアは、日本から直行便でも約10時間かかります。
初めてにしては遠くない?と思うかもしれませんが、飛行機の中で眠ってしまえば大したことはないです。
なにより、少し遠いくらいのほうが「海外へ行く」感覚が味わえます。
自然が多いオーストラリアですが、それだけじゃなく、ショッピングセンターが充実し、週末には各所でマーケットが開かれます。
物価が高いので有名ですので、予算的に余裕がある方はぜひ。魚介類が美味しいです。
いかがでしたでしょうか?
一年かけて貯金をし計画を立てることにより、目的ができ仕事にやりがいもでます。
海外・女ひとり旅、ぜひ挑戦してみてください。
Writer / 逢見るい
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タグ:海外旅行