住み続けると「うつ病」になる家とは?“ココロに良くない家”の共通点と改善方法
居心地のいい家だと、毎日の生活が快適になりますよね。
しかし、逆のパターンもあるのです。
もしあなたがそんな状態なら、それは部屋に問題があるのかもしれません。
毎日を過ごす部屋は、快適な状態を保たないと「うつ病」を引き起こすと言われているのです。
うつ病になりやすい家に共通する特徴とはどのようなものなのでしょうか。
今回は、住み続けているとうつ病になりかねない「心に良くない家」の特徴と生活習慣、改善方法についてご紹介します。
こんな家はNG!うつ病になりやすい家の特徴とは?
快適に過ごせる環境が整っていないと、人はうつ病を発症しやすいと言われています。
では、どのような家がうつ病の原因になるのでしょうか。
5つご紹介します。
1. 日が当たらない家
日当たりが悪い家や四六時中カーテンを閉め切っている家は、意欲が低下しやる気が起きなくなるもの。
犬や猫などを飼っている場合はペットまでも怒りっぽくなり、言うことを聞かなくなるそうです。
朝起きたら必ずカーテンを開け、家の中に光をいっぱい取り込みましょう。
2. 窓が閉めっぱなしの家
窓を閉めっぱなしの家も、空気が滞留して快適とはいえません。
日当たりと同じく、朝起きたら必ず窓を開けましょう。
できれば、東西・南北など対角線上にある窓を開け、家の中に空気の通り道を作って下さい。
3. キッチン・バスルームが汚れている家
キッチン・バスルームなど、日々使う場所が汚れていると人は無意識に不快感を感じてしまうもの。
気づかないうちにストレスが蓄積されてしまうので、水まわりやキッチンの環境はとても大切です。
掃除が億劫なら、毎日使ったすぐ後に軽く拭く習慣をつけるだけでも清潔に保つことができます。
4. 不要な物で溢れている家
物で溢れている家に住んでいると、必要な物と不要な物の区別がつかず正しい判断ができなくなります。
必要以上のスペースを無駄な物に費やし、その窮屈さがストレスとなり、やがて気分が落ち込んでしまう原因に。
取り急ぎは寝室だけでもいいので、すっきりと片付いた状態を保っておきましょう。
5. 好きでない物が置いてある家
好きな物に囲まれていると、毎日が幸せな気分になりますよね。
逆に、所帯染みた生活感の出る物、安いからといって熟考せずに買った物、今後使用する予定のない物など、自分にとって置いておくメリットがない物に囲まれていると、ストレスを感じてしまいます。
毎日のこんな行動も?うつ病になりやすい生活習慣
環境だけでなく家の中での生活習慣にも、うつ病を引き起こしてしまうリスクが潜んでいます。
例えばこんな生活を送っていませんか?
炭水化物中心の生活
パスタやうどん、パンやラーメンといった炭水化物中心の食事ばかり摂っていると、それに含まれる塩分や糖分などが影響して血糖値が急激に上昇します。
血糖値が上がると、血糖値を下げるために体内でインスリンが分泌されますが、インスリンは過剰に分泌されすぎると今度は逆に低血糖に陥ります。
この低血糖の状態こそが、急激な気分の変化や疲労感・倦怠感などうつ病の症状を引き起こすと考えられているのです。
休みの日に寝溜めする
本来人間は「寝溜め」をすることができないと言われています。
睡眠不足解消には、毎日の睡眠サイクルを確保して質の良い睡眠をとることが不可欠。
ただ長く寝れば良いというものではありません。
「普段寝る時間が少ないから休日は一日中寝る」といった行動は、睡眠時間のサイクルを乱し、体内のリズムを崩してしまう恐れも。
体内リズムが崩れると、体の機能やホルモン分泌が正常に働かず、気分の落ち込みや意欲の低下などうつ病の症状を引き起こしてしまうのです。
いかがでしたでしょうか。
健康な生活を送るためには、まずは人間として基本的な環境や生活リズムを整えることが大切なようですね。
と思っていても、生活環境が悪いと、自分でも気づかないうちにうつ病の症状に陥ってしまうことがあるのです。
取り返しのつかない状態になる前に、毎日過ごす家のなかを見直し、心地よい環境を整えてみてはいかがでしょうか。
Writer / コマツマヨ
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