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30代独身女性がマンションを購入する背景と後悔しないための注意点

突然ですが、独身女性の皆さんは、自分で「家を買う」ことを考えたことはありますか?

「そんなお金ない」「いつか結婚するのに、持ち家なんて必要?」「賃貸で十分」と思っている人が多いのではないでしょうか。

その一方で、ある程度の収入がある女性で賃貸暮らしが長くなると、別の考えが浮かんでくるのです。

「この先実家に帰るつもりはないし結婚の予定もないのに、賃貸にずっとお金を払い続けるのもなぁ・・・」

今、独身女性が自分でマンションを購入するのは珍しいことではなくなってきています。

今回は、独身女性がマンションを購入する背景と、後で後悔しないための注意点をご紹介します。

30代の独身女性がマンションを購入している

本当に独身女性がマンションを購入するのでしょうか?

その実態を知るために、まずは「株式会社リクルート住まいカンパニー」が出した統計「世帯によるマンションの購入者層」を見てみましょう。

マンションを購入した人達は、どんな家族構成が多いのかが分かるデータなのですが、残念ながらこのアンケート結果で一番多いのは「不明」で、31%もいます。

「どんな人が購入したか」が分かっている69%のなかでの順位を見てみましょう。

世帯によるマンションの購入者層

  1. 今は夫婦2人で、この先子どもを作る予定のある世帯 26%
  2. 現在子どもがいる世帯 22%
  3. DINKS(※共稼ぎ世帯で、子どもは作らない世帯のこと) 11%
  4. シングルの女性 5%
  5. シングルの男性 4%

注目は4位で、マンション購入者の5%が「シングルの女性」であることです。

女性よりもお金を持っているであろうシングルの男性よりも多い割合なのが意外ですよね。

また別の統計によれば、マンションを購入する世代のなかで、もっとも多いのは30代。

次に多い世代として「20代まで」と「40代」が並んでいます。

先のデータと合わせて考えれば、シングルの女性も30代がもっとも購入確率が多いと考えるのが自然でしょう。

どうやら30代独身女性でも、マンション購入について考えるのに、早すぎることはないようですね。

ちなみに、マンションが買われている地方は「首都圏」がもっとも多く、74%です。

首都圏は土地の値段が高いため、いわゆる「庭付き一戸建て」を買うのが難しい、というのが背景にありそうです。

30代独身女性がマンション購入を考える理由

独身女性がマンションを購入するのには、どのような理由があるのでしょうか。

独身女性がどんなことを考えてマンションを購入しているのか、アンケートの結果を見てみましょう。

リクルート首都圏新築マンション契約者動向調査

  1. 金利が低くて買いやすいこと
  2. 住居費用を払い続けるのがもったいなく感じたこと
  3. 老後のために
  4. 資産として

金利が安くなれば、共働き世帯に比べて年収の低い独身女性でもマンションを買いやすくなりますよね。

また、賃貸住宅だと家賃を払い続けてもお金が蓄積されることはないため、そのことを損に感じて「財産」としてマンションを購入するという考え方があるのです。

マンションのグレードにもよりますが、現在では賃貸住宅とほぼ同じくらいの支払いで購入できるマンションも増えています。

3位「老後のために」と4位「資産として」も、同じく賃貸住宅に対する不安が理由にありそうです。

賃貸住宅は「いつか追い出されるかもしれない、追い出されたら年取った身ではなかなか新しいところが確保できない」という不安があります。

永住できる場所が確保できるのは「購入」の大きなメリットと言えるでしょう。

女性が、永住できる家を自分で確保するようになったのは、「女性はいつか結婚するもの」「結婚したら男性の住んでいる所に移るもの」という価値観が薄れてきたことの現れかもしれませんね。

女性の社会進出や晩婚化、未婚率が上がっていることも背景にあるのでしょう。

独身女性がマンション購入で後悔しない為に考えておきたいこと

独身女性がマンション購入を考えるなら、相当な計画性をもって動くことが必要です。

購入後に後悔しないために、前もって考えておくべきことをご紹介します。

ローン支払い額は収入の20%以下が安全

まず、ローンは無理がない額で考えること。

収入に対しての住宅ローンの割合は、20%以下が安全であると考えられます。

頭金をしっかり用意して、総支出のうちの20%程度は賄えるようにしておきましょう。

頭金を多く入れれば、返済までの期間が短くすんでオトクです。

カードなどの借金履歴はない方が有利ですし、別のローンを抱えているとローンを組みにくくなるので注意しましょう。

銀行によって利率や借りられる金額も変わりますから、比較検討は絶対に必要です。

女性向けの住宅ローンを扱う金融機関もあり、金利の優遇や出産期間のサポートなど、女性ならではの特典が受けられる場合もあるのでチェックしてみて下さいね。

女性を狙うマンション詐欺が増加。甘い言葉には注意!

女性でもマンションを買いやすいシステムができつつある一方で、女性が住宅購入時に詐欺に遭う被害も増えています。

  • 相手が女性だと、強引で脅迫めいた態度で契約を迫ってくる
  • 婚活サイトで知り合った男性が実はマンション業者で、二人の将来の為にマンションを契約した途端蒸発する結婚結婚マンション詐欺

「今買えば必ず値上がりしますよ」「賃貸の家賃と同じくらいの支払いでローンを組めますよ」など、甘い言葉には注意しましょう。

立地やセキュリティは女性の視点でチェック

一人暮らしを続けるつもりなら、マンションの立地条件や安全性、セキュリティもよく見て選んで下さい。

立地条件は、駅からの距離だけでなく、周辺環境・治安の面からもしっかりチェックすること。

洪水などにも強い地域かどうかや、建物の強度についても確認します。

マンション選びではどうしても価格や立地が優先されがちですが、女性ならではの視点で、耐久性・セキュリティ・管理内容も見て選びましょう。

結婚したら・しなかったら、両方シュミレーションしておく

よく「女性がマンションを買ったら結婚できなくなる」と言われますが、それも一昔前のこと。

男性の価値観も変わってきていますし、家持ちの女だからといって敬遠する人ばかりではないでしょう。

マンションを持っていることは、結婚してから有利に働く場合もあります。

売り払って新しい家の購入資金に充てるのもよいですし、賃貸として貸し出すこともできます。

自分たちの別荘代わりに使うこともできます。

仮に売ることになったらどのくらいの価値なのか、周辺の賃貸相場はどのくらいかなど、いろいろな角度から検討してみましょう。

大切なのは、「このまま結婚しなかった場合」と「結婚したらどうするか」を両方シュミレーションしておくことではないでしょうか。

この先起こり得ることをある程度想定しておけば、ローンの組み方や間取りなど、よりリアルに考えることができます。


いかがでしたでしょうか?

購入に伴うデメリットを把握することも大切ですが、どんな家に住んでいようと人生は何が起こるか分からないものです。

無理のないローンが組めて、自分の生活が今より楽しいものになるなら、マンション購入を前向きに考えてみるのもいいのではないでしょうか。

Writer / 鍋谷萌子 にほんブログ村 美容ブログ 女子力アップへ
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