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送別会の贈り物・のしにもマナーあり!上司や退職者に失礼な贈り物していませんか? 

春は出会いと別れの季節。

皆さんの職場でも送別会や歓迎会が開かれるのではないでしょうか。

送別会では、職場を去る人へ贈り物をしますよね。

実は、送別会での贈り物にはマナーがあり、贈ると失礼になる物があることをご存知ですか?

今回は、送別会の贈り物で贈ってはいけない物・喜ばれる物についてご紹介します。

お世話になった人との別れ、送別会での贈り物が大切な理由とは

3月は異動や転職・退職など、区切りの時期。

同僚や上司、お世話になった方を見送る機会が多いですよね。

二度と会えないわけではありませんが、仕事上の付き合いだけの人とは職場が離れてしまったら会う機会はほとんどなくなります。

だからこそ、別れる時に見せた気遣いは相手の心に深く残るのです。

裏を返せば、良くない送り方・礼節を欠いた送り出し方をしてしまったら、その人のなかで「マナーがなっていない人だった」という印象が残り続けるということ。

「立つ鳥後を濁さず」と言われていますが、“巣”の方でも、気持ちよく送り出せるように心がけることが大切なのです。

あなたがアラサー世代なら特に、「大人のマナー」が求められます。

しっかり学んでおきましょう!

知っておきたい、送別会の贈り物としてNGな物

まず知っておきたいのは、送別会での贈り物として不適切な物です。

もちろんプラスの印象を持ってもらえるような送り出し方をすることが望ましいのですが、とにかくマイナスの評価を受けることは避けたいものです。

そこでここでは、送別会に贈ってはいけないプレゼントについて見ていきましょう。

スリッパやじゅうたん、玄関マットなど

スリッパやじゅうたん、玄関マットなどは「足で踏みつける」という意味を持つため、送別会の贈り物としてふさわしくありません。

特に上司に贈ることは良くないとされています。

「海外出張が多い上司だから、飛行機のなかで使える携帯用のスリッパを・・・」という気づかいが、逆にマイナス評価になってしまうのでご注意を。

お茶

「外さないギフト」というイメージがあるお茶ですが、実はこれもバッドマナーと言われることがあります。

お茶は、日本では昔からお葬式のときの返礼品としてよく用いられてきたため、弔事を連想させてしまうのです。

ただ、お茶には種類があります。

紅茶やコーヒーは弔事とは関連がありませんし、日本茶でも、桜の花などを使ったお茶なら「お祝い」の意味合いが強くなるので大丈夫です。

お茶を贈る場合は、意識して華やかな包装を心がけましょう。

下着

下着がだめな理由はふたつあります。

ひとつは、下着は非常に私的なものである、ということ。

下着を贈るというのは、どうしても「親しすぎる関係」を想像させます。

もうひとつは、下着は洋服の下に着る物なので、「相手を下に見ている」という解釈です。

スリッパやお茶よりもNG度数が高いかもしれませんね。

ハンカチ

ハンカチも、送別会にふさわしくない理由がふたつあります。

ひとつは、ハンカチは亡くなった方のお顔にかける布を思い起こさせるから。

特に白いハンカチはNGだと言われています。

もうひとつの理由は、ハンカチを日本語にしたときの響きです。

ハンカチは「手巾(てきれ・てぎれ)」と書きます。

これが「手切れ」につながるから良くないと考えられているのだとか。

四や九を連想させる「クシ」など

櫛(くし)は、読み方が「四(死)」や「九(苦)」を連想させることから良くないと言われています。

あまり神経質になる必要はないかもしれませんが、ちょっと意識しましょう。

賛否両論!意見が分かれる贈り物は避けた方が無難

絶対にダメではないけれど、意見が分かれるものについても紹介していきます。

文房具や仕事に使うもの

「仕事上のつながりなのだから、仕事道具を贈るのが一番良いのでは?」
「事務用品だったら確実に使ってもらえそう」

と、支持する声も高いのが文房具や仕事道具です。

ちょっと高級な文房具などは、一般的な贈り物としては人気ですよね。

ただ一方では、「もっと仕事を頑張りなさい」という意味にもなってしまうということで、上司に贈る送別会ギフトとしては不適当とする見方もあります。

迷うところではありますが、避けた方が無難でしょう。

花束

送別会につきものの花束。

これも「花束はちょっと・・・」という意見があります。

まず男性が相手の場合は、持って帰るのが気恥ずかしいという理由。

また、辞令に伴って引っ越しをする人も多いので、邪魔になるという現実的な問題も。

ちなみに、引っ越しをすることがわかっているのであれば、贈るにしても、赤色の花は避けましょう。

赤い色の花は「火事」をイメージさせるからなのだとか。

とは言え「送別会にお花なしなんて寂しい!」と考える人もいます。

それなら、フラワーアレンジメントにしてはどうでしょう。

アレンジメントなら場所を問わず飾ることができますし、「花瓶なんて家にないよ・・・」という一人暮らしの人でも大丈夫です。

お金・商品券

「結局のところ、これが一番うれしい」「好きなものを買ってもらえるから、これがいい」と支持をする人も多いのが、お金。

たしかに確実に喜んでもらえるものではあります。

ただ、今の職場から移るのではなく、仕事自体を辞める人に贈ると、その人の未来があまり明るいものでないように思われてしまうので避けた方がよいとされています。

また、上司に贈るのは失礼という意見もあります。

あえて商品券を贈るなら、お酒やお菓子など他の物と一緒にして、あまり生々しくならないように配慮しましょう。

送別会の贈り物に適した物とは?

それでは、送別会ではどんな物を贈れば喜んでもらえるのでしょうか。

失敗なしの人気のギフトをご紹介します!

本人が欲しい物

一番確実なのは、「本人が欲しがっているもの」です。

同僚や話をしやすい上司が相手なら、何を欲しがっているのか会話でも出てきますし、聞いてもよいでしょう。

さきほど紹介したNG項目であっても、相手が欲しがっているのなら贈っても大丈夫。

何よりも大切なのは、相手に喜んでもらうことだからです。

お酒

お酒が好きな人なら、名前やメッセージ入りのお酒が喜ばれるでしょう。

単にラベルを張るだけでなく、エッチング加工をしてくれるサービスもあります。

価格も意外と高くなく、10000円程度で収まりますよ。

タオルなどの日用品

もう一つはちょっと高価な日常使い用の道具、例えばタオルなどです。

自分では買わないけど、もらってうれしいハイブランドのものを贈るとよいでしょう。

確実に使ってもらえる、というのがうれしいポイントです。

送別会の贈り物に「のし」は基本不要

改まった贈り物の場合、「のし」をどうするのかも気になりますよね。

基本的には、送別会で贈る贈り物にはあえて「のし」をつける必要はありません。

どうしても何かつけたい場合は、職場からの感謝の思いをこめて「御礼」とすると良いでしょう。

定年退職する方へは「御定年御祝」「祝 定御退職」などの書き方もあります。

ただ、定年を寂しく感じている人へ「祝」としてしまうのは当てつけのようなので、配慮が必要かもしれませんね。

また、「御餞別」は目上の人へは失礼になるので注意しましょう。


いかがでしたでしょうか?

相手の好みが本当によく分からない場合は「消え物」を贈るのがよいでしょう。

記念に残るものを、という考えもありますが、「好みに合わないものを贈られても・・・」という人がいるのも事実。

このような場合は、「食べて終わり」「使って終わり」のグッズを選ぶべき。

社会人ならば知っておきたい送別会のマナー。

しっかりチェックして、3月に備えたいものですね。

Writer / 鍋谷萌子 にほんブログ村 美容ブログ 女子力アップへ
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