別れたいけど別れられない!彼に別れを切り出せない理由とズルズルしない振り方
別れたいのに別れられない。
別れたほうがいいとは分かっているのに、どうしても別れが切り出せない。
そんなふうに思い悩む女性は多いもの。
ですが、「自分の意思が弱いばっかりに――」と自分を責めないようにして下さい。
冷静に現状を見て自分の気持ちを整理すれば、別れ方も見えてきます!
今回は、別れたいのに別れられない状況に陥った時、どうすべきかをご紹介します。
別れを切り出せないのは「情」が深いから
今日こそ別れを切り出そう!
そう思っていたのに、実際に彼の顔を見たら結局言い出せない・・・
そんなふうに思って「別れるって決めたのに、口に出せない自分って本当に弱い――」と自己嫌悪してしまう人もいるかもしれませんね。
同じ境遇にある人はみんな、同じようなことを考えるはずです。
お互い好きあって恋人同士になったわけですから、いい思い出も、忘れたくない思い出もたくさんあります。
そうして別れを思った時、それらの思い出は美化されて脳裏をよぎるものです。
別れたいのに別れを告げられないのは、弱いからでも狡いからでもなんでもなく、「情」が深いからです。
「情」が深いのは悪いことではありませんが、恋愛においては少々厄介なものかもしれません。
過剰な「情」があると、「好きだから付き合う」という純粋な恋愛感情はなくなっているのに、ずるずる恋愛を長引かせてしまう原因になります。
別れを躊躇する理由がただの「情」ではないか、自分の気持ちと向き合ってみて下さい。
心配無用!彼はあなたと別れたって平気です
「私が振ったら、彼はどうなるんだろう・・・かわいそう!」
そんな心配は不要です!
たとえ彼が「もう二度と誰も好きになんかならない!」と言ったからと言って、そんな宣言を死ぬまで貫き通す人なんていません。
そういう人に限って、少し時間が経ったらあっさり新しい恋人ができていたりするものです。
ダラダラと続けているのは、かえって相手の時間を奪うことになります。
我慢をして付き合い続けて結婚したところで、いずれ離婚を考えるのが目に見えています。
中途半端に「情」をかけるのはやめて、早い段階で決別するべきです。
こんな状況なら、いますぐ別れを切り出すべき
自分の気持ちが「情」なのかよく分からない・・・という人は、まずは自分の今の状況を冷静に見てみましょう。
もしもこんな状況なら、いますぐ別れるべきです。
*精神的に苦痛になってしまっている
顔をあわすことだけではなく、メールや電話さえ苦痛で重荷になってしまっている状況
- 行動が制限され、ストレスになっている
いわゆる束縛などが原因で、彼といることにより自由に動けない状況 - 利点がひとつもない
恋愛は利益・不利益でするものではありませんが、彼といることで心も身体も持ち得る様々なものが、少しもプラスに働かない状況 - 考えすぎて他のことが疎かになってしまっている
彼とのことを考えすぎて、仕事やその他諸々のことが疎かになり、やる気がでない状況
これらが当てはまる状況であれば、ただちに別れを切り出す方向で考えていきましょう。
自分の中で「別れたい理由」を整理してみる
別れる決意が固まったら、ズルズル引きずらない別れのための準備をしましょう。
まず、彼との別れを決めた理由を、頭の中で整理します。
「なんとなくつらい」「一緒にいると苦しい」といった漠然とした理由の場合は、彼にも説明しにくいですよね。
どうしてそんなふうに思うようになってしまったのか、ある程度まとめておくと、話し合いがスムーズにいきます。
例えば、
- 自由にできる時間が減って、それがストレスになっているのかもしれない
- 一緒にいて楽しかったけど、寂しいから傍にいただけかもしれない
- 好きな気持ちが薄れてしまっていることに気が付いた
などなど、どんな理由でも、「かもしれない」が語尾についても構いません。
ノートに書き出しすと、さらにクリアになりますよ。
スパッと別れを切り出すことが難しい場合は、「別れを考えている」ということをまず相手に伝えることからはじめましょう。
その後、時間や距離を置いたのち、「やっぱりあなたとは一緒にいられない」とハッキリ告げるのも、またひとつの手です。
決して焦らずに。
会って別れを切り出す勇気がないなら、まずは電話で
一番誠実なのはもちろん、直接会って話をすることです。
でも、どうしても顔を見てしまうと心が揺らぐ場合は、「別れを考えている」ことをまず、電話で話してみましょう。
最初に、
という理由を告げてから、謝罪をしましょう。そうして、別れを考えていることを話しましょう。
もし、キッパリと理由を告げて別れられる場合は、電話でサヨナラを告げてしまっても構いません。
ダラダラするのは何よりよくないことです。
必要以上に「いいひと」でいる必要はない
電話にせよ、直接会って話をするにせよ、必要以上に「いいひと」でいる必要はありません。
「こんなことを言ったら傷つけるかも」なんて思うことはありません。
彼が情に訴えてきたりして、別れられずにズルズルいってしまいそうなら、とにかくハッキリ言いましょう。
「~~だから、一緒にいられない」
「~~なところが、嫌だった」
そのほうが、振られる方も諦めがつくってものです。
きれいごとを並べられて曖昧に振られるよりも、スッキリ次の恋愛に踏み出すことができます。
相手のためを思ったら、必要以上に「いいひと」ぶるのはやめましょう。
後追いされても靡かないこと
別れを考えていることを告げた後や、別れを告げた後。
彼から復縁を迫られたり、まだ好きだと言われても、心揺さぶられないようにしましょう。
とは言え一度は好きになった男性ですから、これはなかなか難しいものですよね。
ですが、また元鞘になったところで同じことの繰り返し、同じことで思い悩むようになるのは目に見えています。
もしも彼からのアプローチに負けてしまいそうだったら、一度距離を置きましょう。
「少し頭を冷やしてクリアにしたいから、申し訳ないけど落ち着くまではシャットダウンさせてね」
このように言って、ラインをブロックする。着信拒否をする。
同じ職場などで顔を合わせることが多い場合は、親しい友人などに相談をして、彼からの接近を防いでもらう。
どうしても連絡を取らなければならない時は、間に誰か入ってもらうのも有効です。
できるだけ連絡を断って、自分の心が揺れてしまうきっかけを減らすようにしていきましょう。
できることなら、心を強く持って、自分自身で跳ねのけられるようにしたいものです。
時間というのは、我々人間にとって貴重な財産のひとつだと思います。
その時間をムダにしないように、させないように、思い悩むその時間が、早く楽しいことを考える時間に代わるように・・・
頑張ってください。
Writer / 逢見るい
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