恋愛を長続きさせるコツ~ずっと相思相愛のカップルでいられる9の方法
せっかく好きな人と付き合えたのに、いつも長続きしないと悩む人は多いですよね。
何年経ってもいつも仲良しなカップルや、おじいちゃんおばあちゃんになっても寄り添い合って歩いている夫婦って素敵。
私の周りにも、中学生の頃から付き合い始めて、二十代で結婚、いまだにラブラブな夫婦がいます。
また、我が家のおばあちゃんは、夫婦になって六十年以上、おじいちゃんが亡くなった今でも、おじいちゃんのことが大好きです。
一体どうして、そんなにお互いずっと好きでいられるのでしょう。
今回は、幸せカップル・夫婦に聞いた、恋愛が長続きする秘訣をご紹介したいと思います。
1. 干渉しすぎず、ひとりの時間を大切にする
彼氏とは学生時代から十年以上の付き合い、Aちゃんの場合。
彼氏は釣りが趣味。Aちゃんの趣味はK-POPアイドルの追っかけ。
まったく違う趣味を持つふたりは、決して自分の趣味に相手を巻き込もうとせず、ひとりの時間を大切にしているそうです。
相手の趣味をバカにしない。趣味にいくら使っても文句は言わない。
全部、お互い様だから。
一見バラバラに見えるふたりですが、ひとりの時間を十分に持てるからこそ、一緒にいる時は喧嘩もすることなく仲良くできると言います。
ひとりの時間を気持ちよく過ごせることが、「理解してもらっている」という安心感に繋がるのかもしれませんね。
2. 欠点は矯正するのではなく、お互い補う努力をする
五年間、職場恋愛中のBちゃんの場合。
何度注意しても、直すように諭しても、どうしても「脱いだものを脱ぎっぱなしにする」彼のクセ。
何度言っても直らないなら、もう仕方がない。
このクセはきっと一生直らないだろうけど、まぁ、我慢できないことではない。
Bちゃんはそう割り切って、彼が脱いだものを拾ってはハンガーにかける日々。
だけど代わりに、夕飯の支度はすべて彼氏にお任せしているそうです。
なぜならBちゃんよりも彼氏のほうが料理が得意で、なおかつ喜んでやってくれるからです。
彼氏ができないことは自分が補う。その代わり苦手なことは補ってもらう。
人間、誰しもパーフェクトではありません。
イラッとすることもあるでしょうし、直して欲しいクセもあるでしょう。
男女の違いはもちろん、育ってきた環境が違うので当然のことです。
相手の欠点は無理に直してもらおうとするのではなく、時には諦める。
そうすると気持ちがスッと楽になって、イライラすることもなくなるそうです。
3. 相手の長所を見つけ続け、言葉にして褒める
同級生と付き合ってもうすぐ七年、結婚間近のCちゃんの場合。
どちらかというとサバサバ系のCちゃんは、真顔では絶対に言わないけれど、悪口交じりでいつもみんなの前で惚気ています。
- 「このひと、甘ったれだけど仕事だけは本当にできる男だから」
- 「自分がイケメンだからって、調子にのらないでよね!」
- 「できないことの方が多いけど、やる時はやる男だから」
などなど、こんなふうに言われて、うれしくない男性はきっといません。
ふたりきりの時も皆の前でも、相手のいいところを言葉にして褒めることができるって、素晴らしいことだと思います。
定期的に褒められると、「愛されているのだな」と感じますよね。
付き合いが長いカップルにありがちな「口にしなくても分かるだろう」ではなく、いいところは言葉にして褒める。
マンネリ化を防ぐ上でも大切なことですね。
4. 喧嘩をしたらこじれる前に早めに謝る
一緒にいたら、どうしても衝突することもあるでしょう。
そんな時、喧嘩したままズルズル過ごすのはよくないことです。
Dちゃんは物静かであまり自分の気持ちを言葉にできないタイプですが、付き合って三年の彼氏と喧嘩をする時は――
「あなたの〇〇なところ、本当にもう嫌!どうして分かってくれないの!」
と、何か月かに一度、こんなふうに爆発してしまいます。
ただし、その都度「~~でも、好き」という言葉を付け加えているそうです。
感情的に不平不満を口にした後は、間をおかずに「でも好き、感情的になってごめんなさい」と、先に謝る。
時間が経つほど謝りにくくなると知っているからこそ、早めに言ってしまうのです。
と、彼氏さん。
感情的になって喧嘩することもありますが、長引くほどギクシャクしてしまいます。
喧嘩の原因はさておいて、「ムキになってごめんなさい」の気持ちは、早めに伝えてしまいましょう。
5. 何年経っても記念日をおざなりにしない
男性にとって、記念日なんてどうでもいいのでは・・・と思いきや、意外と大事に思っている男性も多いのが事実。
女性より男性のほうが、ロマンチストが多いのかもしれません。
付き合って三年半になる彼氏がいるEさんは、バレンタイン・クリスマス・彼氏の誕生日は毎年忘れずにプレゼントを用意して、お祝いをしているそうです。
- 金銭的に余裕がないときは、彼の好きな料理と、手作りのケーキでお祝いする
- 欲しいと言ったものを覚えておいて、予算を貯めて、記念日にプレゼントする
祝ってもらって嬉しくない人はいませんよね。
記念日は月日が経つにつれておざなりになりがちですが、大切なのは変わらずに毎年お祝いすること。
さりげなく「コレいいな」と言ったものを覚えておいてくれて、プレゼントしてくれる。
毎年変わらずにずっと愛してくれているのだなぁと、実感できます。
6. 相手の友人を大切にして、味方につけておく
スポーツマンの彼氏と婚約中のFちゃん。
同棲している部屋に彼氏の後輩や友人が遊びにくることが多く、そのたびに料理をふるまい、飲み会に参加しています。
- 「彼氏の友達は、きっと結婚してからもずっと傍にいる存在だから、大切にしなくちゃ」
- 「彼氏の後輩は、私にとって弟分みたいな、友達みたいなもの」
親しくしている人を自分と同じように大切にしてくれる人は、貴重ですし大事にしなくちゃいけないなと思うもの。
しかも万が一彼氏と喧嘩をしたり、何かあった時。
「あんないい女性を悲しませちゃいけない」
「Fさんみたいな人、もう絶対現れないですよ!」
なんて、周りがフォローしてくれることもあるそうです。
自分が知らない彼氏の一面を教えてくれることもあります。
彼氏の友人は自分の友人のようなもの、彼氏の後輩は自分の後輩のようなもの。
まったく同じようにはできないとしても、親しみをもって接することが大事です。
7. 相手の話を聞いて共感をしてあげること
お互いバリバリ働いているGちゃんと旦那様は、お付き合いして三年、結婚して五年目。
なかなかふたりで過ごす時間が取れず、すれ違いも多い日々です。
なので一週間に一度は、ベッドに入ってからひたすら話をするそう。
- 「今日、こんなことがあって参っちゃった」
- 「もう、疲れちゃった」
- 「すごく面白いことがあったの」
そんな弱音でも愚痴でも、くだらないことでもいいから、話をする。
「あなたはどう?仕事上手くいってるの?」と問いかける。
アドバイスするわけでもなく、意見を交換しあうわけでもなく、ただ話す、話を聞く。
共感してあげて、共感してもらう。
アドバイスや意見が欲しいわけじゃなく、ただただ、話を聞いて欲しい時ってありますよね。
「きっとお互いそうだから、時々そうやって近況報告会をするの」だそう。
話を聞くうち、ついつい「そうじゃないんじゃない?」「でも~」と口を挟んでしまいそうですが、どんな話でも、静かに受け止めてあげる姿勢が大事なんですね。
8. ちょっとしたことでも感謝の気持ちを伝える
恋人時代も含めると、かれこれ二十年以上一緒にいるHさんと旦那様。
旦那様がそれまで暇そうにしていたとしても、駅まで車で送ってもらったら「ありがとうね」と言う。
コンビニに寄った旦那様に「アイス買ってきて」とついでに頼んだとしても、受け取る時には「ありがとう~~!」と大袈裟なほど喜ぶ。
飲み会から帰った旦那様に、残ったお寿司をお土産でもらったら、「遅くまで何してるのよ」「残り物!?」なんて言わない。
素直に「ありがとう」と言う。
そう、Hさんにはとにかく「ありがとう」が多いのです。
やってもらって当然なんていう気持ちは微塵もなく、ちゃんと「ありがとう」を言う。
それによって旦那様も、「あ、やってよかったな」「喜んでもらえてよかったな」という気持ちになります。
感謝の気持ちが薄れてしまうと、「もっとよくしてあげたい!」という向上心がなくなって、「めんどくさいなぁ」というマイナスの気持ちしか残りません。
「ありがとう」を習慣づけるようにしましょう。
9. 失った時の気持ちを考えてみる
最後は我が家のおばあちゃんの話です。
長く付き合っていると、多かれ少なかれいろんなことがあって、別れを考えてしまうことがあります。
すごく傷ついて、もう別れてしまいたい!許すことができないかもしれないと思った時。
彼がいない未来を本気で想像してみる。妄想してみる。
例えば彼と別れて、別の人に求愛されて、彼よりももっと素敵な場所にデートに連れていってくれて、高価なプレゼントも贈ってくれて、贅沢な暮らしが保障されて・・・
それで幸せなのかどうか。
彼がいなくなった後、穏やかに過ごせるのか、私は彼がいなくても、生きていけるのかどうか、笑って過ごせるのかどうか。
そう考えてみた時、笑って生きていける自信がなければ、それは心のどこかで彼を許していて、やっぱり彼を愛しているということ。
「長い年月の付き合いの中で、ひとつの傷も残らない恋愛なんてきっとない。
だからこそ、その傷ごとその人を愛せるようならば、それはきっと本当の愛なのよ」
と、おばあちゃんは言っていました。
以上、いかがでしたでしょうか?
全体を通して言えることは、お互いへの「思いやり」の気持ち、でしょうか。
いつまでも相思相愛でいられる、素敵なカップルを目指してくださいね。
Writer / 逢見るい
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