結婚式をもっと素敵に!ウェディングドレスを引き立てるアクセサリー・小物の選び方
結婚式で着るウェディングドレスが決まった花嫁さん、「これで完璧・・・」と油断していませんか?!
運命のウエディングドレスが無事決まったら、次に必要なのは小物合わせです!
実は、ウエディングドレス姿が美しく見えるかどうかは、ドレスに合わせる小物選びにかかっていると言っても過言ではありません。
どんなに素敵なドレスでも、小物選びを失敗するとドレスの雰囲気が台無しに・・・
とは言え、ベールやグローブ・アクセサリーなど小物は沢山あって、全てを完璧に選ぶのは難しいものですよね。
そこで今回は、ウエディングドレス姿を素敵に見せるための小物の合わせ方をご紹介しましょう!
小物合わせで最も重要なことは“ドレスを活かすこと”
ドレスショップで、並んだ小物の中から「自分が好きなものばかり」を選んでしまうのは、小物合わせでよくある失敗です。
例えば、お花が好きで、コサージュがたくさんついたゴージャスなドレスを選んだとしましょう。
小物も、お花モチーフが全体にあしらわれたベール、お花がついたグローブ、お花のイヤリング・・・etc.
こんなふうにお花ばかり合わせたらどうなるでしょう?
好きなものばかりを集めた結果、ドレス姿全体がごちゃごちゃとした印象になってしまいますよね。
小物はあくまでもドレスを引き立てる脇役。
自分の好きなものを選ぶことも大切ですが、最も活かしたいのはドレスそのもののはず。
ドレスをより美しく見せるために、引き立て役となる小物は慎重に選んで。
デザインだけでなく、ドレスと小物の色合いを合わせるのも大切なポイントです。
真っ白なドレスならシルバーやダイヤのアクセサリーを、アイボリーのドレスならゴールドのアクセサリーを合わせても素敵!
ベールがドレスのイメージを決める!ドレスに合うベールの選び方
ベールは、花嫁にとってドレスの次に力を入れて選びたい準主役級の重要な小物。
しかし、ベールは他の小物と違って結婚式でしか身につける機会のないものなので、種類も合わせ方もよく分かりませんよね。
ベールには長さやデザインにいくつか種類があり、ドレスの形や体型によって向き不向きがあります。
ベールの長さ
ショートベール(フェイスアップベール)
肩くらいまでの長さのショートベールは、軽やかでキュートな印象を与えます。
目線が上半身に集まるので顔まわりが華やかに見える効果も。
背が低い人や顔の印象が薄い人などにオススメです。
バックスタイルにこだわりのあるドレスを選んだ場合、ショートベールなら背中を隠さないのでドレスのデザインを邪魔しないのもメリットです。
ロングベール(フェイスアップベール)
腰から下の長さのロングベールは、華やかでゴージャスな印象を与えます。
バージンロードが長い教会などの会場によく映えます。
ただ、背の低い人やぽっちゃり体型の人がつけるとバランスが悪くなる場合も。
ロングベールはドレスをすっぽり隠してしまうので、ドレスのデザインを見せたい場合は装飾の少ないシンプルなベールを選ぶと良いでしょう。
ベールのデザイン
マリアベール
マリアベールとは顔まわりに添うように作られたベールのことで、女性らしい上品な印象が魅力。
付け方によっては小顔効果も期待できるのでオトナ女子に特に人気が高いベールです。
フェイスアップベールのようにベールダウンやベールダウンの儀式ができないことがデメリットかもしれません。
装飾たっぷり!ゴージャスベール
ビーズやモチーフ、ギャザーのたっぷり入ったベールはそれだけでインパクト大。
シンプルなドレスと合わせて、式と披露宴でのイメージをガラッと変えると違った印象が楽しめます。
ただし、何層もチュールが重なったドレスやモチーフがたくさんついたドレスには、ドレスのデザインを邪魔してしまうのでミスマッチ。
パイピングベール
パイピングでベールの縁を縁取ったもの。
とてもシンプルで洗練されたイメージになるので、クラシカルなドレスやシックな大人の花嫁にぴったりです。
ドレスがゴージャスだからベールはシンプルにしたい!という時にも。
レースのベール
ベールの縁にレースがあしらわれたベールは、女性らしさがより際立ちます。
シンプルなドレスの場合はレースたっぷりのベールを、ゴージャスなドレスならさりげなくレースが施されたものを合わせるといいでしょう。
プレーンベール
装飾が何もないチュールだけのベール。
ギャザーの量が多ければ華やかに、少なければ優しく可憐なイメージになります。
手元はゲストに見られやすい!手が素敵に見えるグローブの選び方
乾杯やグラスを持つ時、プチギフトを配る時など、意外とゲストの目につきやすいのがグローブです。
存在感が強いとドレスの印象をかすめてしまうので、ドレスを邪魔しないものを選ぶよう心がけて。
ショートグローブ
主張し過ぎず、どんなドレスにも合わせやすいショート丈。
キュートなイメージが強いショートグローブですが、レース素材のものやフィンガーレスグローブ(指の部分がないもの)ならエレガントな印象になります。
手首に目線を集めるので、二の腕の太さが気になる人にもおすすめです。
ロンググローブ
クラシカルな印象が際立つロング丈。
光沢が強いとギラついて見えてしまうので、薄手の素材や光沢の強すぎないものだと合わせやすくなります。
二次会などで着るカクテルドレスなら、光沢のある厚手のグローブもマッチします。
フィンガーレスグローブ
手の甲から腕にかけて纏うグローブで、指先が華奢に見えてエレガントなイメージに。
指輪交換の際にグローブを脱ぐあの煩わしい間が不要に!
人前式などのカジュアルな挙式にも人気。
バランスを大切に。引き算で合わせるアクセサリーコーディネート
キラキラ輝くアクセサリーは、ここぞとばかりにたくさん身に付けたくなりますが、ドレスを活かすなら控えめにした方が良い場合もあります。
一度気に入った小物を合わせたら、豪華すぎないか、ドレスのデザインを邪魔していないかなど冷静にチェックを。
アクセサリーのボリュームを減らす“引き算”を取り入れて、全体のバランスを意識して。
ゴージャスなドレスはヒカリモノ控えめが正解
ボリューミィで装飾がふんだんに施されたゴージャスなドレス。
特に上半身にボリュームがあるドレスは、キラキラ光るアクセサリーは控えめに。
スカートや裾など下の方にボリュームがある場合は、存在感のあるアクセサリーでもバランスが取れます。
キュートな姫系ドレスは個性派アクセでイメージ強化
大ぶりのイヤリングなど、少々豪華なアクセサリーでも合わせやすいキュートなドレス。
ピンクやパープルなど、色のあるアクセサリーをさりげなく持ってくると個性が出ますね。
ティアラなどで思いっきりお姫様テイストにしても!
クラシックで上品なドレスはパールで格式高く
格式高いドレスには、パールなどの落ち着いたアクセサリーでドレスの「品」を引き立たせましょう。
キラキラ光るアクセサリーが好きなら、一粒ダイヤなどシンプルだけど存在感のあるものを一つ投入してみても。
シンプルなアップヘアにティアラを合わせるのも素敵です。
シューズやティアラ、他にも色々あるウエディングドレスの小物たち
ベール、グローブ、アクセサリー以外にも、小物はたくさんあります。
あまりたくさん盛り込むと、せっかくのドレスのイメージを損ねてしまうこともあるので、バランスには十分気をつけて。
花冠
姫好みの女性に人気の花冠。
シンプルなドレスでもパッと華やかな印象になるので、披露宴のお色直しで使用する人も多いアイテムです。
花冠は、ドレスの色に合わせてチョイスを。
ホワイト系のドレスやかわいい系のドレスなら、淡いピンクや水色などパステルカラーがベスト。
葉は少なめで、お花の割合が多い方がマッチします。
クラシックなデザインやオフホワイトなどのドレスには、赤やオレンジ、ライラックなどシックなカラーが合わせやすく、葉や茎などグリーンも取り入れてナチュラルなイメージが良いでしょう。
シューズ
ドレスショップで借りるシューズはなんだかオシャレ感に欠けますよね。
せっかくなら、見えない足元まで素敵にコーディネートしたいもの。
ウエディングドレスシューズ専門店などで選ぶのが一般的ですが、あまり見えることがないのでお気に入りのシューズを記念に履くのもいいかもしれません。
ただし、会場の床は滑りやすくいことが多く、着慣れないドレスでバランスを崩しやすいので転倒の恐れも。
シューズは安定感のあるものを選びましょう。
いかがでしたでしょうか?
自分ひとりでは冷静に選ぶことが難しい小物合わせ。
彼やショップスタッフは褒めてくれるけれど、本当のことを言ってくれるかどうかはわかりません。
ドレス選びはもちろん、小物を選び際にも信頼できる友人や姉妹に同席してもらい、客観的な意見を言ってもらうのも一つの方法です。
たかが小物と妥協せず、自分らしい素敵な花嫁姿になれるよう小物合わせにも全力で挑みたいものですね。
ちなみに、「まだウェディングドレスが決まってない!」 という方は、絶対似合うウェディングドレスの選び方をご覧下さい。
「最高に素敵な自分」で、結婚式の日を迎えられますように!
Writer / コマツマヨ
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