いつも不安で恋愛を楽しめない!恋愛中に不安な気持ちが消えない理由と解消法
- 彼とはラブラブなはずなのに、いつも漠然とした不安感がある。
- 自分ばかりが好きでいる気がして、ちゃんと好かれているのか・嫌われないか不安。
- 根拠はないけれど、彼が浮気をしていないか不安で、疑って束縛してしまう。
心に不安があると、ついつい相手を疑って束縛してしまったり、楽しいはずの恋愛なのになんだか疲れてしまいますよね。
不安に突き動かされて空回りし、自分で彼との関係を悪くしてしまう・・・
そんな自爆的な失敗を繰り返すうち、恋愛に対してどんどん臆病になってしまうのです。
今回は、恋愛中いつも不安な気持ちが消えない人の心理を解説。
不安になる理由と解消法を考えていきましょう。
不安になる原因(1)
恋愛への理想・思い込みが強く、彼に期待しすぎている
恋愛への理想や期待が大きければ大きいほど、期待通りにいかない時の不安感も大きくなるもの。
「彼は運命の人!理想通りの人!この人となら絶対に幸せになれそう」なんて、過度な期待をしていませんか?
人には必ず欠点があるものですし、恋愛観は人それぞれ違うもの。
あなたが理想とする恋愛を、彼にも求めて「こうあるべき!」と押し付けていませんか?
理想や期待を相手に押し付けないこと
相手に対して、「こうあって欲しい・こうあるべき」という理想を、具体的にしてしまわないことが大事です。
例えば急に彼の仕事が早く終わったとして、「私だったらちょっとの時間でも、真っ先に会いに行くのに」とか、「すぐに連絡をくれてもいいのに」なんて思ってしまいそうですが、それは自分の理想であって、ルールではありません。
自分の期待が叶わなかったところで、「彼に大切にされていないのかもしれない」などと不安になるのは勝手というもの。
「~だったらいいのに」「~して欲しかったのに」という過度な期待は、自分も相手も苦しめます。
うまくいったらいいなぁ、くらいの気持ちで付き合うほうが、うんと自然体で付き合うことができますよ。
期待しなければ、あとはプラスになっていくだけ
最初から過度な期待を持たなければ、些細なことでも気持ちがプラスになっていきます。
「仕事が早く終わったから会いにきたよ~」のひと言が嬉しかったり、彼のちょっとした思いやりに感動したり。
「記念日だからきっと特別なデートに違いない!」と思って出向くのと、「記念日だけど、いつも通りでいい」と思って出向くのとじゃ、プレゼントをもらった時の喜びは段違い。
彼だって、いつも不満そうな顔の彼女より、ちょっとしたことで喜んでくれる彼女の方が愛し甲斐があるはずです。
不安になる原因(2)
恋愛への依存が強く、彼に合わせ過ぎている
不安になるのは「好きだから」とよく言いますが、それにも限度があります。
「彼がいればそれでいい」「彼がすべて」・・・
一途なのはいいことですが、恋愛に依存しすぎていませんか?
あまりにも依存すると、彼がいない時間に耐えられなくなって、不安感に支配されるようになってしまいます。
不安なあまり彼に対する独占欲が抑えきれなくなって、やがては束縛するように。
執拗に追われ、束縛され、常に「あなただけ」といった眼差しを向けられたら、正直誰だって苦しくなりますよね。
彼にとっての「全て」があなたであるとは思わないこと
もしあなとにとって彼が「全て」であったとしても、彼にとっての「全て」があなただとは限りません。
例えば仕事は男性にとってこれから先もずっと続けていかなければならないことですし、あなたよりも付き合いの長い大事な友人もいることでしょう。
どんなことがあっても「自分」が第一に優先されるとは思わないこと。
彼にとって自分が一番だと思い込むから、他を優先された時に必要以上に不安になってしまうのです。
そして、もしあなたにとっての第一優先が「彼」だとしたら、それは間違い。
あなたが最も優先すべきことは「あなた」です。
自分の生活を相手に合わせすぎないこと
例えば、彼にメールや電話をしたい時、「もう寝ている時間だから明日にしよう」とか、「ちょうど今なら休憩時間だから」なんて、いちいち相手に合わせていませんか?
相手の生活パターンを完璧に把握したつもりで「この時間なら電話に出るはず!」と思い込むから、返信がないと不安になるのです。
「あれ、今は休憩時間のはずなのに」「いつもは電話に出られるのに」なんて、いつもとちょっと違うことがあっただけで気になったり。
良かれと思って相手に合わせたつもりが自分を不安にさせ、彼を疑って追及したり束縛するようになってしまいます。
なにごとも、把握しすぎない、相手のリズムに合わせすぎないことが大事です。
彼に合わせてスケジュールを組むのをやめる
この日は彼も休みだし、デートできる「かもしれない」
新しくオープンしたあの店、彼も行きたいって言ってたし、一緒に行く「かもしれない」
そんなふうに、彼に合わせて自分のスケジュールを組んでいませんか?
「かもしれない」と期待して予定を空けておいたのに、「その日は友達と遊ぶんだ」と言われたら「私よりも友達優先なんだ・・・」と落ち込んでしまいますよね。
でも、それは全てあなたが勝手に期待しただけ。
なんでもかんでも「彼中心」の生活をやめにしたら、落ち込むこともなくなります。
自分の生活をエンジョイさせる
彼と会っていない時間も楽しめるように、友達と習い事を始めてみたり、趣味を極めてみたり、日常生活の中で「恋愛以外」の楽しみを見つけましょう。
恋愛に依存してしまう人に多いのが、無趣味であるゆえに暇だということ。
無趣味は悪いことではありませんが、暇だと頭の中が恋愛で一杯になってしまい、悪い方へ考えてありもしない不安に悩まされることに。
男性は恋愛中も趣味や友人関係を疎かにすることはないので、恋愛しかない女性は余計に暇になってしまうのです。
恋愛以外に夢中になれる何かを見つけることによって、そこに100%向けていた気持ちが、いくらか薄れてくれます。
彼ばかりの生活になってきたな・・・と思ったら、久しぶりに女友達と集まってみるとか、新しい交流関係の輪の中に飛び込んでみるとか。
彼がいない時間も楽しめる自分の存在に、気づきましょう。
不安になる原因(3)
自分に自信がなくて、嫌われることを恐れてしまう
不安になる原因で、一番分かりやすいのがコレ。
「私なんか」という言葉で始まるネガティブな思考が止まらなくなってしまうパターンです。
「私なんか可愛くないし」「私なんかすぐ飽きられる」など、低い自己評価が全てになって、勝手に不安になったり彼の気持ちを疑ったりしていませんか?
自分に自信をつけよう
無駄に自己評価が高い人に比べたら謙虚な人のほうが素敵だと思いますが、謙虚になりすぎないこと。
まずは自分のいいところをたくさん見つけて、自ら褒めてあげましょう。
容姿に自信がないなら、もっと可愛くなるために自分磨きをしましょう。
忘れてはいけないのは、「私なんか」と言う人を毎回フォローするのはとても大変で面倒臭いということ。
彼にそんな負担を強いていないか、自分の言動を振り返ってみて。
いつも恋愛がうまくいかず彼が離れていくのは、あなたのネガティブなオーラが原因かもしれません。
自分を好きになるということはなかなか難しいことですが、「私、別に悪い子じゃないもん。どっちかといえばいい子だもん」ぐらいのスタンスでいられたら、不安感は拭えるはずです。
背伸びしていても疲れるだけ
相手に理想を押し付けないことと同様に、自分自身も鎧を着こみすぎないこと。
いい子に思われたい、可愛いと思われたいと願うのは当然のことですが、あまりにも無理をしていい子ぶっていると、ゆくゆく自分が辛くなります。
いつか本当の自分がバレて、嫌われてしまうかも・・・という不安が常に付き纏いますよね。
背伸びは自分を苦しめて、疲れさせてしまうだけです。
愛情表現が欲しいときは欲しいと言う
自分に自信がない人は、同時に口下手・甘え下手であることが多いようです。
好かれているか不安で好きだと言って欲しい彼女と、言葉にしなくても分かるだろうと思っている彼氏。
こんなふたりのすれ違いが、ますます不安を強くしてしまいます。
「言葉にしなきゃ分からないよ!」と我々女性陣が思うように、男性側も、言われないと気付きません。
思いきって、「たまには好きって言ってみて?」「どこが好きか、一個ずつ言い合いっこしよう!」などと、口に出してみましょう。
彼に「好き」と言ってもらうことは、不安感を消す何よりの特効薬。
自分にも自信が持てるようになるはずです。
自分がつくった不安に怯えず、恋愛を楽しみましょう
ここまでみてきて、不安になる原因のおおくは自分の中の妄想や思い込みにあることが分かりますよね。
不安ということは、そのぶん、彼を好きだということ。多少の不安感は恋愛にとってスパイスになることもあります。
けれど、常に疑心暗鬼で不安ばかりを抱えていては、恋愛は楽しめません。
不安でたまらなくて爆発してしまう前に、言葉や態度で示しましょう。
ちょっとぐらいの嫉妬やヤキモチは、言葉や態度に出しても可愛いものです。
我儘だって言ってもいいのです。
自分が勝手につくりだした不安に負けずに、彼と会える時は思い切り楽しみましょう。
彼と会える日を楽しみにして日常を充実させれば、彼と会うたび、もっと素敵な女性になれるはずです。
日常を楽しんで生きている女性は、誰が見ても素敵です。
恋愛中に「不安感」を抱く人は、以下のことを、日常的に意識してみて下さい。
- 最初から相手に期待をしすぎない
- 相手の生活に自分を合わせすぎない
- 彼がいなくても楽しめる時間を作る
- 自分に自信が持てるよう、自分磨きをする
- 彼との恋愛を楽しむ
いかがでしたでしょうか。
その不安感を解消し、素敵な恋ができますように。
Writer / 逢見るい
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