挙式前のブライダルエステにいくら使う?安く抑えるには?料金相場と予算別プラン
花嫁の結婚式準備として今や当たり前になっているブライダルエステ。
挙式当日「一番きれいな私」になるためのブライダルエステは女性としては外せませんが、決して安いものではありません。
結婚式は何かとお金がかかるもの。
そんな中で、花嫁が自分だけの為に行くブライダルエステは、どのくらいお金をかけるか悩むところですよね。
ただ、「どれくらいのお金がかかるか、まったく見当がつかない」ということでは、予算の組みようもありません。
そこで今回は、ブライダルエステの相場を知り、いくら位でどれくらいのことができるのか、予算別にみていきましょう!
ブライダルエステ費用の相場はどれくらい?
ブライダルエステの平均費用はいったいどれくらいなのでしょうか。
結婚情報誌(結婚情報サイト)「ゼクシィ」の統計からみていきましょう。
出典:ゼクシィ
2016年に出されたデータによると、ブライダルエステにかける費用の平均は8.5万円とあります。
ただ、これはあくまで平均値。
内訳を見ると、平均値に近い8~10万円の層自体は実はもっともボリュームが少なく、全体の5%程度しかいません。
実際にもっとも多いのは「4万円未満」で、次に多いのが「12万円以上」、このふたつで全体のの55%近くを占めています。
つまり、ブライダルエステの平均費用は8.5万円ですが、実際には「リーズナブル派」と「お金をかけたい派」に分かれている、と見ることができます。
徹底的にお金をかけて自分を磨き上げる人と、スケジュールと金銭面のバランスを考えてローコストに抑える人に分かれているのですね。
ブライダルエステは花嫁の自己負担
ブライダルエステにいくらお金をかけるかは、どのように判断するのがよいのでしょうか。
「みんなのウェディング」の調査結果によれば、結婚式にかける費用は、半分近くのカップルが「お互い(両家)で折半している」とのこと。
次いで多いのが「新郎側が多く出す」というもの。
ただ、ブライダルエステに関しては、80%近い女性が「自分のお金で行くものだ」と考えているようです。
これはやはり、他の費用とは違い、「花嫁さんだけの為のもの」という性格が強いからでしょう。
基本は自己負担と考えて、自分のサイフと相談して無理のない予算を組むのが良さそうですね。
このあたりは、彼との話し合いで決めましょう。
ブライダルエステの予算別プラン
では、ブライダルエステは費用によってどんな違いがあり、どんなことができるのかを見ていきましょう。
〜4万円
4万円未満では、長期間にわたってブライダルエステに通うプランはまず無理でしょう。
多くの場合は、挙式直前の1日だけの施術になると思われます。
お試しコースを上手に組み合わせると、費用対効果がよくなります。
〜8万円
8万円位まで予算を組むと、デコルテなどを含めてシェービングもプランに組み込めるようになります。
この価格帯なら、自分のサイフから比較的出しやすいですし、4万円未満と比べると「できること」がずいぶん増えます。
〜12万円
ここまで出せば、一定期間エステに通ってじっくりケアすることも可能になります。
ただしスケジュールにはご注意を。3か月位は時間的な余裕を見たいものです。
12万円〜
さらに、12万円以上になると、やれることは盛りだくさん!
この域になると、「何ができるか」というよりも、「花嫁さんが求めるのはどこまでか」の方が焦点になってきます。
こだわろうと思えばいくらでもこだわることができますし、その分費用も際限なく上がっていきます。
また、12万円以上かける覚悟があるのなら、美容皮膚科などでのブライダルエステも考慮にいれたいものです。
美容皮膚科なら、一般的なエステサロンではできない「ケミカルピーリング(肌の角質を除く施術)」や、「光をあててアンチエイジング効果や引き締め効果を得る施術」や、「肌トラブルを治すための薬の処方」など、より医療的な施術が可能です。
これを使えば、一段階上の花嫁さんになれることでしょう。
それから見落としがちなのがネイル代です。
エステに加えて、ウエディングネイルも作りたい場合はさらに金額がプラスされます。
デザインにもよりますが、20000円ちかいプラスになってしまうこともあるので、ウエディングネイルを考えているなら、その分の予算も考慮してくださいね。
ブライダルエステ、格安で満足度を高くするには?
ブライダルエステを受けたいけれど、お金がない…という人はどうすればよいのでしょうか。
安く抑えるコツをご紹介します。
トライアルプランを利用する
おすすめなのが、「ブライダルエステのトライアルプラン」です。
トライアルプランには「通常と同じコースで受けられる」「自分で好きなコースを選べる」「特定の部位に特化したコースを実際に体験できる」など、サロンによってさまざまなプランがありますが、例外なく通常のプランよりも安くなっています。
このトライアルコースを一度受けてみましょう。
お得な価格で一回分のブライダルエステが受けられますし、そのエステサロンと継続して契約していいかどうかの判断基準にもなります。
トライアルコースを受けてから契約すると、本コースの料金も安くなるキャンペーンを設けているサロンもあるので見逃せません。
(なかには、「いろんなところのブライダルエステのトライアルコースだけを受ける」という人もいますが、トライアルコースとは、本来は「そこで続けるかどうか」の判断をするために受けるためのものです)
セルフケアを徹底する
もう一つ試してほしいのが、「自分でできることは自分でやる」ということ。
例えば「手」なら、ネイルチップを自分で作ったり、手肌のケアをしっかりやれば費用を浮かせられます。
体や顔も、ホームケアを念入りにしておけば、挙式直前の一日だけの施術プランでもエステの効果を最大限に高めることができます。
ブライダルエステに何を望むか明確にしてから予約する
ブライダルエステを選ぶ時大切なのは、「自分がブライダルエステに望むのはどこまでか」「何をしてほしいのか」ということです。
シェービングだけでいいのか、フェイシャルケアを中心にしたいのか、自分では見えない背中側のケアをお願いしたいのか・・・
自分の希望を明確にしておくと、余計なコースやプランを予約しなくて済みます。
結婚式の準備ではなにかと金銭感覚が狂うもの。
何も考えずにサロンに行くと、勧められるままどんどんメニューを追加してしまい、気付けば想定外の高額になってしまうこともあります。
一生に一度のことだから、お金をかけてしっかりブライダルエステを受けたいという人もいれば、今後のためにお金を貯蓄しておきたい、という人もいるでしょう。
これはどちらが良い・悪いという話ではありません。
「自分にとってのブライダルエステはどんな位置づけか」「自分はブライダルエステにどれくらいのお金を使うことができ、また使いたいと思っているのか」によって変わってくるので、自分の意志は予め固めておきましょう。
その結果として選んだプランなら、それはきっと、あなたにとってベストのブライダルエステになるはずです。
Writer / 鍋谷萌子
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