彼の前で怒りの感情をコントロールできない!女性に多いヒステリーの原因と抑え方
恋愛は楽しいことばかりではありませんよね。
彼との関係が思い通りに進まなかったりすると、ストレスを感じることでしょう。
強いストレスを感じると、女性はヒステリーを起こしやすくなると言われています。
怒りを抑えられなくなって、彼を怒鳴りつけたり酷い言葉を放ったり…そんな経験、あなたもあるのでは?
しかしほとんどの男性は、女性のヒステリーをどう扱って良いのかわかりません。
彼の前で頻繁にヒステリーを起こしていると、「自分には手に負えない女性だ」と思われて逃げられてしまうかも。
今回は、女性のヒステリーの原因とヒステリーを抑えて感情をコントロールする方法をご紹介します。
ヒステリーが女性に多いのはなぜ?
ヒステリーというと、女性に多いイメージですよね。
そもそも「ヒステリー」はギリシア語の「子宮」を意味する言葉が語源。
昔は婦人病の一種と考えられていたほど、常に女性と関連づけられる症状だったのです。
ヒステリーが女性に多い理由は、現在では科学的にも説明されています。
PMS(月経前症候群)によるホルモンバランスの乱れ
PMS(月経前症候群)は、女性ならではのヒステリーの原因です。
生理前になると女性ホルモンのバランスが崩れ、イライラしたり落ち込んだり感情の起伏が大きくなります。
普段なら気にもとめないような些細なことでヒステリーに陥り、ふとカレンダーを見たら生理前だった…と気付く経験、ありますよね。
男女の脳の違い
ヒステリーが女性に多い理由には、男女の脳の違いも指摘されています。
人間の脳は左脳と右脳に分かれており、左脳は感情や感覚、右脳は言語を司っています。
左脳と右脳は脳梁という神経繊維の束で繋がっていて、この脳梁を通して双方の情報を交換するのです。
脳梁が太いほど、左脳が感じたことを右脳で言語化するスピードは早くなります。
実はこの脳梁、一般的に男性よりも女性の方が太いのです。
女性が男性よりもお喋りで、良くも悪くも、見たこと・思ったことを即時に言葉にしてしまうのは、ここに原因があります。
ヒステリーの原因も、なにかのきっかけで女性の感情が高ぶると、左脳と右脳の情報の行き来が過剰になって処理が追いつかず、パニック状態に陥るからだと言われています。
ヒステリーを治したい!怒りを抑える方法5つ
女性のヒステリーの相手になるのは、大抵その女性ににとって身近な男性、彼氏や夫です。
激しい怒りは「自分のことを分かってほしい、愛してほしい」という欲求の裏返しでもありますが、毎回ヒステリーをぶつけられる彼はたまりません。
そして、ヒステリーの嵐が去って我に返った後、やってくるのは激しい自己嫌悪…
ここからは、本気でヒステリーを治したい女性へ、怒りを抑える方法をご紹介します。
1. 怒りのピークが過ぎるまで6秒間こらえる
怒りにはピークがあり、それを過ぎると必ず気持ちは治ります。
カッとなった時すぐに感情をぶつけるのではなく、怒りのピークが過ぎるのを待ってみましょう。
実は、「怒りの感情のピークは6秒間しか持続しない」と言われています。
たった6秒我慢すれば、大切な人を傷つけずにすむのです。
とはいえ、怒りの頂点にある時に6秒間我慢するのはなかなか難しいもの。
有効な方法をご紹介しますね。
目を閉じて深呼吸をする
言葉を発していると、ヒステリーは止まらなくなります。
深く深呼吸をすれば、その間は喋ることができなくなるので、ヒステリーを抑える効果があります。
目を閉じて視覚情報を遮断するのも、気持ちを落ち着けるのに有効です。
別室に駆け込んで一人になる
目の前に怒りをぶつけたい相手がいる状況では、6秒間我慢するのは難しいですよね。
そんな時は、トイレや寝室など別室に駆け込んで、怒りの対象から物理的に距離をとりましょう。
とにかく一旦ひとりになって、頭を冷やす時間を作るのです。
関係無いワードを口に出してみる
深呼吸とは逆ですが、あえて声を出してみるのも有効です。
相手への罵倒を言う代わりに、「落ち着いて!」「大丈夫!」など、何でもいいので声に出して言ってみましょう。
彼との喧嘩中なら、気持ちとは真逆に「大好き!」と叫んでみるのもあり。
怒っているのがバカらしくなってきます。
一種の自己暗示のようなもので、自分を落ち着かせることができますよ。
2. 怒りの原因を客観視できるようになる
怒りは突然湧いてくるものではなく、必ず原因となる出来事があります。
彼の心ない言葉だったり、何度言っても直してくれない悪い癖だったり。
他にも、心配や寂しさ・期待を裏切られたことなども、怒りの原因になります。
怒りが湧いてきたら、一旦立ち止まって自分の中の怒りの原因を探ってみましょう。
「この怒りの原因は何だろう?」と客観的に分析することで、ヒステリー以外の解決方法が見えてくるはずです。
いきなりどなるのではなく、「さっきの言葉に傷ついた」「私はこうして欲しかった」と怒りの理由を伝えられれば、理性を保ったまま彼と話し合えますよね。
「自分の感情を冷静に伝える⇒相手の意見を聞く⇒同じことを繰り返さないよう対策を話し合う」というステップを踏めるようになりましょう。
怒りを感じることがあったら、ノートに書き留めたりして客観的に分析する癖をつけると、短絡的に怒りを爆発させることは少なくなります。
3. 彼と自分の温度差を自覚する
ヒステリーを起こしている間、彼がどんな顔であなたを見ているか知っていますか?
あきれた顔、疲れた顔、うんざりした顔…
一方でヒステリックに怒っているあなたは、鬼のような真っ赤な顔。
しらけきった彼とヒートアップした自分の温度差を客観的に見てみれば、その怒りが全く効果がなく、いかに生産性のない喧嘩であるかが分かります。
また、怒ってしまった後はとても気まずい雰囲気になって、怒ったことを必ず後悔します。
気まずくなった空気を修復するのは、怒るよりもずっと労力がいるのではないでしょうか。
後悔先に立たず、怒った後の雰囲気を想像して、感情的になるのをこらえましょう。
4. ヒステリーを起こしやすい日は事前に言っておく
PMS(月経前症候群)が原因のヒステリーの場合に有効な手段がこれ。
生理前にはどうしてもイライラしてしまうことが自覚できているなら、その時期はデートの約束を入れないようにしましょう。
もしくは、彼に「今日はもしかしたら怒りっぽいかも」と事前に伝えておけば、彼も心構えができます。
最近では男性にもPMSに対する知識が広まってきているので、理解のある彼なら協力してくれるでしょう。
5. 日頃から怒りを溜め込まない
怒らないように、泣かないように…そんな風に自分の気持ちを抑えていませんか?
人は我慢が嫌いです。
無理に我慢し続けるとストレスが溜まり、小さなことがヒステリーを起こすきっかけになります。
怒りを抑えるのではなく、「怒り方を変える」を意識することが大切です。
日常の小さな不満は溜め込まず、そのつど解決するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
ヒステリーを起こしやすい人は、自分に自信がなく、いつも心に不安があるようです。
そのくせ常に他人の評価を気にし、認められたい・愛されたい欲求が人一倍強いのが特徴。
自分を好きになることができれば、他人の評価は気にならなくなります。
自分に自信を持つためには、成功体験の積み重ねが大切。
もし、次に彼と喧嘩をした時ヒステリーを抑えることができたら、自分を盛大に誉めてあげましょう。
「怒らない自分」を好きになれば自分を大切にするようになり、自暴自棄なヒステリーを抑えることができます。
Writer / 雪乃
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タグ:ヒステリー