何が何でも脚を細くしたい!脚が太くなる原因と、脚を細くする簡単マッサージ
ミニスカートやショートパンツをはきたいけど、脚が太くて堂々と着られない!
こんなふうに、脚にコンプレックスを抱える女性は多いですよね。
女性にとって、脚はファッションを考える上でとっても重要!
また男性にとっても、女性の脚は胸やお尻と並んで“フェチ”を感じる魅力的なパーツ。
人によっては、顔立ちよりも脚が重要なのだとか…
棒のように細い脚も考えものですが、むくみや脂肪たっぶりの大根脚は卒業して、スラリと美しい脚を目指しましょう。
今回は、何が何でも脚を細くしたい人のために、脚が太くなる原因と、脚を細くする簡単な方法をご紹介します!
どうして私の脚は太いの?脚が太くなる原因
ひとくちに「脚が太い」と言っても、その太さにはタイプがあることをご存知ですか?
脚が太くなってしまっている原因が分かっていないと、いくら対策をしても無意味になってしまうことも。
まずは、自分の脚がどのタイプなのかを検証してみましょう。
1. 脂肪太り
いわゆる肥満。
体全体的に太っている人は、当然脚にも脂肪がたっぷり。
太ももをつまんでみてプヨプヨやわらかいお肉がつかめたら、それは脂肪です。
食べ過ぎや運動不足で肥満体型になってしまった人は筋肉も少ない傾向にあります。
筋肉量が少ないと基礎代謝が低下し、脂肪が燃焼されにくくなったところへ新たに摂取した脂肪が蓄積されるため、太りやすくなってしまうのです。
とくに下半身は、内蔵から離れているため代謝が悪く、余分な水分や老廃物が溜ってしまいます。
この水分や老廃物が脂肪を肥大化させたものが、セルライトになるのです。
一度できてしまったセルライトはなかなか解消できないもの。
脚が、二の腕やウエストに比べて痩せにくいと言われるのは、老廃物の溜りやすさやセルライトのせいなのです。
また、末端冷え性でいつも脚が冷えていると、身体が冷えた部分を守ろうと集中的に脂肪を蓄積してしまうため、太りやすくなります。
2. むくみ太り
体の他の部分は痩せているのに脚だけ太い、という人はむくみが原因かも。
むくみとは、血管やリンパ管を通って体内を循環するはずの水分が、スムーズに流れずに溜まってしまっている状態のこと。
体内の水分が過剰になったり、血行が悪くなった時に起こります。
脚のむくみには、以下のような原因が考えられます。
水分の過剰摂取
水分の摂り過ぎはむくみの原因になります。
とくに冷たい飲み物は体を冷やし、内蔵機能が低下して代謝が悪くなるのでむくみを悪化させます。
普段汗をかかない人も、水分をうまく排出できず体内に溜め込んでしまうので、むくみやすい体質に。
塩分の過剰摂取
塩分には、水分を吸着し体内に留めておく働きがあります。
塩分の多い食べ物を多く食べていると、体内に水分が過剰に溜まり、身体全体が冷えて血行不良となり、足のむくみの原因に。
長時間同じ姿勢でいる
長時間同じ態勢をとっていると、血行が悪くなってむくみに繋がります。
特に、立ち仕事などは重力で脚に血液が溜まるのでむくみやすくなります。
3. 筋肉太り
太ももやふくらはぎが硬い筋肉がついていて、“ゴツい”感じになっているタイプ。
スポーツをやっていた人に多く、スポーツをやめた後、筋肉の下に皮下脂肪がついて太くなってしまった状態です。
使わなくなった筋肉はいずれ脂肪に変わっていくので、今後ますます太くなってしまう可能性があります。
ふくらはぎ揉みマッサージで足を細くする!
自分の脚のタイプが分かったら、いよいよ細くする方法を見ていきましょう!
まずは、どんなタイプの太脚にも効果的なマッサージをご紹介します。
それは、ふくらはぎを揉んでマッサージすること。
ふくらはぎは「第二の心臓」と言われていることをご存知ですか?
ふくらはぎは、下半身、特に足など末端の血液を心臓まで送り返すポンプのような役割を担っています。
ふくらはぎの筋肉が弱かったり、凝り固まって上手く使えていないと、心臓に血液をスムーズに送り戻すことができず、下半身に血液や老廃物が溜まって脚が太くなるのです。
脚を太くするのも細くするのもふくらはぎ次第!…と言っても過言ではないかもしれませんね。
特別なマッサージ方法は必要ありません。
毎日積極的にふくらはぎを刺激し、柔らかくなるように揉みほぐすだけで十分効果があります。
脂肪太り脚を細くする方法
たぷたぷした太ももの脂肪が気になる脂肪太り脚を細くするためには、太ももの筋肉を鍛える必要があります。
太ももの内側には内転筋という筋肉があるのですが、この筋肉は日常生活ではほとんど使われることがなく、脂肪がつきやすいのです。
太ももを触ってみると、外側より内側の方が脂肪がついているのが分かりますよね。
つまり、脚を細く見せるには内転筋を鍛えて内股の脂肪を減らすことが重要なのです!
効果的なエクササイズをご紹介しますね。
エア自転車こぎエクササイズ
- 仰向けに寝転びます。
- 手で支えて腰を持ち上げながら、両脚を上に向けて上げます。
- 自転車のペダルをこぐように脚を動かします。
この動きを、5分ほど続けて行ないます。
背中を痛めないように、布団やマットの上で行なって下さいね。
内ももを鍛えるスクワット
- 脚を肩幅くらい開いて立ちます。つま先はやや外向きに。
- 背筋をまっすぐ伸ばし、お尻を突き出してまっすぐ腰を下ろします。
このとき、足の裏全体で床を踏みしめ、親指が浮かないようにすることがポイント! - 余裕があれば、腕を肩の高さまでまっすぐ水平に上げると、おなかの引き締めにも効果的です。
- 秒キープし、ゆっくりを元の姿勢に戻します。
最初は無理をせず、10回を目安に毎日行ないましょう。
むくみ太り脚を細くする方法
前述の通り、むくみの原因はリンパが滞って水分が溜まること。
むくみを解消するには、リンパを流すマッサージが効果的です。
マッサージと言っても、力加減は優しくさする程度にして下さい。
リンパ管は繊細なので、ゴリゴリと強い力で刺激すると、リンパ管からリンパ液が染み出して筋肉を固くしてしまうので逆効果なのです。
リンパ流しマッサージの鉄則は、下から上にマッサージをすること。
重力で下に溜まったリンパを上へ押し戻す手助けをします。
また、リンパを効率よく流すには、リンパ管の集まるリンパ節という部分をマッサージするのが効果的。
脚やせに影響するリンパ節は、脚の付け根にある鼠径(そけい)リンパ節と、膝の裏にある膝窩(しっか)リンパ節です。
これらのことを意識しながら、マッサージをしてみましょう。
- 足首から膝裏に向かって、両手で脚を包み込むようにして優しくさすり上げる。
- 両手の指4本を使って、膝裏をまんべんなく押して膝窩リンパ節をほぐす。1プッシュ5秒くらいかけてゆっくり優しく押すのがポイント。
- 両手のひらで、太ももの内側外側を交互にさすり上げる。
- 脚の付け根の鼠径リンパ節を手のひらで優しくさする。
筋肉太り脚を細くする方法
筋肉太りといっても、脚が太くなっている原因は筋肉そのものではなく、筋肉を霜降り状態にしてしまっている脂肪。
せっかくの筋肉をなくしてしまっては、ただのぷよぷよ脂肪太り脚になってしまいます。
筋肉はおとさず脂肪を落とすことで、すらりと引き締まった美しい脚を目指します。
そのために有効なのが、有酸素運動です。
脚をガッシリした印象にしてしまっている筋肉は、筋トレや激しいスポーツによってつくられる、アウターマッスルと呼ばれる外側の筋肉。
有酸素運動によって体の内側のインナーマッスルを使うことで、アウターマッスルをこれ以上鍛えることなく脂肪を燃焼させることができます。
おすすめはウォーキングです。
息が苦しくない程度のスピードで、最低でも20分は続けましょう。
また、リンパや血流が滞ると筋肉が固くなってしまうので、先程ご紹介したリンパ流しマッサージも合わせて行なうと効果的です。
いかがでしたでしょうか?
原因別に脚を細くする方法をご紹介しましたが、もっと日常的に気をつけるべきことがあります。
それは、普段の姿勢や歩き方です。
猫背や内股歩きが癖になっていると、下半身に負担がかかって太ももが太くなるそうです。
一度太くなってしまうと簡単には痩せられない脚。
普段の生活習慣から見直していきたいですね。
Writer / コマツマヨ
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タグ:脚を細くする