参考にしたい!パリジェンヌ流ファッションの特徴と4つの定番アイテム
パリジェンヌと聞くと、まず「オシャレ」というイメージがありますよね。
無造作でありながら、シックでエレガント。どこか余裕があり、洗練された雰囲気は女性の憧れです。
そんなパリジェンヌは、努力をせずその雰囲気を手に入れているわけではありません。
自分の良さを存分に引き出してくれるアイテムを熟知しており、それらをしっかり計算して使っているのです。
まさに、オシャレの達人!学ぶ部分はたくさんあります。
今回はそんな、オシャレパリジェンヌのファッションの特徴と、パリジェンヌ定番のアイテムを4つ紹介します!
これを押さえて、あなたもパリジェンヌのような素敵な女性を目指しましょう!
パリジェンヌファッション2つの特徴
1. シンプル&カジュアル
最近では雑誌のスナップ写真やインスタグラムなどでもパリジェンヌのワードローブは取り扱われるようになり、目にする機会が多くなりました。
そのどれもが、あまり飾り気もなくシンプルで、パンツスタイルの多いカジュアルなファッションが多いことに気付きませんか?
色使いも黒色などを使ったモノトーンコーデが多く見られます。
これはフランス人の「ものを大切に使う」という考え方に基づいています。
ベストセラーにもなった「フランス人は10着しか服を持たない」(著:ジェニファー・L・スコット)には、フランス人は「上質なものを少しだけ持ち、大切に使う」ということが書かれていました。
流行のものだとすぐに廃れてしまいますが、定番のものは流行り廃りがなく長く大切に使えるので、シンプルなものを選ぶ人が多いんです!
確かに上質なものを買うんであれば、流行がすぐ終わってしまうものではなく、長く着れるものを選ぶのは当たり前ですよね。
また、パリの仕事着には決まったルールがないので、ジャケットさえ羽織っていればジーンズでもOKなんだそう。
パリジェンヌのシンプルさ、カジュアルさにはそういった理由があったんですね。
2. TPOに合わせたスタイル
パリジェンヌは自分らしさを重視した生き方をしています。もちろんファッションも一緒です。
ただし自分らしさを重視しているとは言っても、時や場所に合わせきちんと区別しています。
普段はカジュアルですが、デートやパーティーシーンになるとかわいらしさやセクシーさを演出する服装を心がけるなどのメリハリをつけているんですよ!
自分らしさを出すあまり、フォーマルな場で場違いな格好をしてしまうというのは本物のパリジェンヌではありません。
本物のパリジェンヌはTPOを大事にします!
パリジェンヌ定番のファッションアイテム4つ
では特徴がわかったところで、どんなアイテムを身につければよいのでしょうか?
パリジェンヌ定番のファッションアイテムを押さえておきましょう!
1. トレンチコート
もともとはイギリス軍の軍用コートとして生まれたトレンチコートは、それだけで一気にエレガントな雰囲気を作ってくれるアイテムです!
寒い冬も手放すことなく、年中愛用しているパリジェンヌ達。
どのフランス映画でも、ヒロインが必ずと言っていいほどトレンチコートを着ているシーンを見かけます。
着こなし方としては、前のボタンは開けたままがオススメのスタイルです。
寒い場合は、ボタンを全部閉めるのではなく付属のベルトを軽く腰で結ぶといいですよ。
この結び方なんですが、パリジェンヌの着こなしを見ますと「固結び」が多く「リボン結び」をしている人はあまり見かけません。
リボン結びだと少しかわいらしすぎて甘さが出てしまうので、大人っぽいパリジェンヌとは少し違った印象になってしまいます。
2. バレエシューズ
と思うと、どうしてもヒールを履いてしまいがちですが、歩くのも辛いし慣れていないと歩き方もぎこちなくなってしまいますよね。
パリジェンヌのファッションスナップなど見ると、ヒールを履いている人ってあまりいないことに気付きませんか?
これはパリの街に石畳が多いから。無理してヒールを履いてしまうと歩きにくくて危険なんです!
加えてハイヒールは足の健康にも悪いので、欧米では日常的に履くものではないという認識があり、パーティー会場まではフラットなシューズを履いて、会場に着いたらハイヒールに履き替えるということが普通だそうです。
パリジェンヌが大切にしているのはヒールの高さよりなにより、エレガントに歩くことです。
しっかりと背筋を伸ばし、前を向き、少し大股で歩けば、ヒールのないシューズでも十分素敵にみえます。
中でも、バレエシューズは丸みがあり上品で、それでいて楽なので長時間歩いても平気です。
最近流行の「レペット」のバレエシューズも、フランスのダンスブランドのものですね。
足の甲の部分に適度な露出もあるので、女性らしさを出すことができますよ。
3. 大きめのストール
パリジェンヌがいつも、鞄の中にひっそりと隠し持っているのが、大きめの上質なストール。
ストールは首に巻くだけではありません!
寒い時には羽織ったりひざ掛けにしたりできますし、頭にかければ雨を凌げる大変万能なアイテムなんです!
男性がほとんど使うことのないストールは、女性特有のアイテムだからこそ、エレガントさを引き出してくれます。
用途は多様で年中活用できるアイテムなので、少々高くとも上質なものを選ぶことをオススメします。
長く使えば使うほど、味がでて愛着も湧いてきますよ。
何種類かおしゃれな巻き方を紹介します。
1周巻き
(画像:green label relaxing )
これはとても簡単なので、よく見かける巻き方ですね。前から後ろに1周巻いて、両端を前にたらします。
ミラノ巻き
(画像:green label relaxing )
1回巻きをした後、首の後ろで交差した部分の下側を、輪の内側に少し引っ張り出し、そこに反対側の垂れているストールを通し、左右の長さを整えれば完成です。
ニューヨーク巻き
(画像:green label relaxing )
1周巻きしたあとに、前でもう一度結ぶだけです。
スヌード風巻き
(画像:green label relaxing )
ストールの端を結んで輪をつくり、結び目が首の後ろにくるように頭から被ったら、8の字にして下にできた輪の部分をもう一度頭から被ります。
4. 赤のリップ
(商品詳細:楽天市場)
基本はナチュラルメイクが多いパリジェンヌですが、実はメイクも服装に合わせて変えています。
その中でもリップの際立つメイクは、パリではよく見かけるメイク。
唇はフランス人にとって最も官能的なパーツであり、ふっくらした唇はパリジェンヌの憧れだそうです。
そんな唇を重要視する文化であるため、赤リップがマストなファッションアイテムとなっています。
赤リップさえ持っていれば、仕事の後に急な予定が入っても、ひと塗りでグっとセクシーさが増しますし、それだけでサマになりますよね。
もちろん毎年流行の色も変わりますので、自分に似合った色を見つけてみてください。
以上、パリジェンヌのファッションの特徴と定番のオシャレアイテムをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
楽してオシャレに見せることは難しいですが、頑張り過ぎても逆効果になってしまうこともよくあります。
パリジェンヌが大切にしているのは
だそうです。気分を上げてくれるアイテムで、無理することなくオシャレを楽しむことができれば、きっとあなたもエレガントな雰囲気が漂う女性に近づいていることでしょう!
Writer / 女子力アップNOTE編集部
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