冬の大敵、乾燥を撃退!目・顔・身体、乾燥に悩まされない毎日の行動をチェック
毎日厳しい寒さが続くこの季節に私たちを悩ませる『乾燥』は、冬の肌トラブルの元。
一生懸命保湿ケアを行っているつもりでも、お肌はどんどん乾燥していくばかりですよね。
顔はもちろんのこと、腕や足などのボディに加え、意外と忘れがちな目の乾燥にも注意したいもの。そんな乾燥は日常のちょっとしたことで十分防ぐことができるんです。
冬だって乾燥に負けない潤い肌でいたい女子へ向けて、今回は日常生活の中で気をつけたい全身の乾燥対策についてのお話です。
意外と見落としやすい!こんなことが乾燥の原因になります
スキンケアで水分と油分を毎日一生懸命補っている私たち。
でも日常の生活の中で乾燥の原因となる行動を取っていると、せっかくのスキンケアや保湿ケアが台無しになってしまいます。
ここでは、意外と気づいてない乾燥の原因をご紹介します。
紫外線によるお肌への刺激
冬だからと言って紫外線対策を怠ってはいませんか?
冬だってお肌は紫外線のダメージを受けています。日焼けこそしないものの、紫外線のダメージはお肌の奥にまで届き、お肌の潤いを保っている角質層が破壊されてしまいます。
とはいえ、SPFが強いものやウォータープルーフの日焼け止めは冬のお肌には刺激になります。
この時期の日焼け止めは、SPF30程度もあれば十分。
保湿効果の高いものや化粧下地として使えるもので出来るだけお肌への負担を減らしましょう。
エアコンによる乾燥
この時期に欠かせないエアコンですが、皆さんももちろんご存知の通りエアコンで部屋を暖めることは乾燥の大きな原因の一つです。
石油やガスを使ったファンヒーターであれば、温風が出るときに一緒に水蒸気が出て極度な乾燥を防ぐことができますが、エアコンは水蒸気などを発生せず乾いた空気を循環するため乾燥が進んでしまうのです。
エアコンを使用するときは必ず加湿器を併用して。
加湿器がない場合は、室内に濡れたタオルを干したり霧吹きで適度に水分をきかけることでも加湿が可能です。
温度の高いお湯
私たちの顔や身体は適度な皮脂を分泌することによって皮膚を保護し、適度な潤いを保っています。この皮脂、実は一般的に40℃~42℃以上の高温になると溶けて流れてしまうと言われています。
特に気をつけたいのがお風呂。熱めの湯船につかったりシャワーを浴びることで、お肌に必要な油分をそっくり洗い流してしまう恐れがあるのです。
適温は37℃~38℃前後の体温に近い温度。
寒い冬にはなかなか難しい温度でもあるため、顔や身体を洗うのを2日に1回にしたり、洗浄力の弱い石鹸を使用するなどし、必要以上に皮脂を洗いすぎないようにしましょう。
勢いの強いシャワー
先ほど、お湯の温度についてお話をしましたが、実はシャワーの勢いによってもお肌は乾燥すると言われています。
お風呂に入っている間は、水分によって皮膚の角質が柔らかくなっている状態。その状態で強いシャワーを身体に浴びせてしまうと、お肌の角質が剥がれ落ちて流れてしまい、お肌表面にある水分が蒸発してしまう原因となります。
特に皮膚の弱い顔は、シャワーを直接浴びるのは危険!
洗面所で行う洗顔と同じように、入浴中であってもシャワーから直接お湯を浴びるのではなく、手にお湯をすくって優しく顔を洗うように心がけましょう。
肌以外にも!冬の乾燥は“目”も要注意
お肌の乾燥対策はしっかり行っているけれど、目の乾燥対策までは意外と行っていない人も多いのでは?
冬の乾燥対策は、目、つまり眼球の乾燥も十分気をつけたいもの。
乾燥により目の疲れや充血、異物感などドライアイの症状が進行してしまいます。普段ドライアイではない人も、空気の乾燥するこの時期だけドライアイの症状が出る人も少なくありません。
このドライアイの状態を悪化させないためには、眼球を覆う涙に含まれる「ムチン」の減少を抑えること。
「ムチン」は、涙はもちろん、胃や腸、口の中などにある粘性の高い液体のことで身体の様々な部分を保護する役割を担っています。このムチンが減少したり、質が低下することでドライアイの症状が進んでしまうのです。
ムチンは身体の中で生成される物質ですが、ムチンを含む食物からも取り入れることができます。
たとえば、「山芋」や「納豆」などのねばねば食品。あのねばねばの物質の正体が実はムチンなのです。
他にも、「モロヘイヤ」や「なめこ」などのねばねばした食物なら、ほとんどにムチンが含まれています。
積極的に取り入れることで、ドライアイに負けない潤いのある瞳をキープできます。
いかがでしたか?
この時期の乾燥トラブルは、多くの人がかかえる悩み。
しかし、日常のちょっとしたことに気をつけるだけで、乾燥トラブルの原因を回避することだってできるんです。
まだまだ続く長い冬にそなえ、しっかりした乾燥対策でトラブル知らずの潤い肌を保ちましょう。
Writer / コマツマヨ
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タグ:乾燥肌