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結婚後 “デキた嫁” として良い印象を与える最低限のマナーと付き合い方

無事結婚式も終わり、晴れて彼の妻になったあなたに待っているのは、親族をはじめとする様々な人とのお付き合いです。

難しいことはありませんが、きちんと行っておかないと彼や彼のご両親にとっても失礼にあたってしまったり、あなたのイメージもそこなってしまいます。

そんなことにならないよう、嫁いだ身としてはきっちりとソツなくこなしておきたいもの。

結婚後のお付き合いにはどのようなものがあるのでしょうか。

今回は、新妻の初仕事ともなる『結婚後のお付き合い』について考えてみました。

結婚後のご挨拶は、式後1ヶ月以内を目安に

結婚式が終わり新婚旅行から帰っても、一息つくにはまだ早い!

結婚式後の1ヶ月間は、結婚式でお世話になった方々へのご挨拶などやることがいっぱい!

特に年配の人たちはみな一度は通ってきた道。最初の印象がとっても肝心なので、ご挨拶や御礼は忘れずに行いましょう。

あいさつ回り、結婚通知、内祝いは挙式後1ヶ月以内に

結婚式に関してお世話になった人や、結婚式に出席はしていないけれど結婚祝いを頂いた人などへの「内祝い」は、結婚式の後の1ヶ月以内に行うようにしましょう。

新婚旅行から帰ったタイミングで、お土産を持ってあいさつに回るなどするととてもスムーズです。

「内祝い」って?

結婚式後のトラブルとして多いのが、「内祝い」を知らずにお祝いを貰いっぱなしになっているパターン。

結婚式に参列していない人の中でお祝いを頂いた人に対してのお返しのことを「内祝い」と言います。

御祝儀やお祝いなどのもらった物の3分の1~半額程度の金額を目安に、実用品などの品物を贈ります。 

結婚のお知らせや、出席のお礼なども忘れずに

結婚式の後に結婚式のお礼や新居を知らせるためのハガキやお手紙を、1ヶ月以内に送ります。しかしこの風習、昔は多くの人が行っていましたが、最近では個人情報などの観点から行う人が減ってきているのも事実。

各家庭によって様々な事情があるものなので、彼のご両親に相談してみるのも一つ。

これからもお付き合いが必要になる双方の親族のみに限定して送るなど、一番良い方法でお礼状を送るとよいでしょう。

お中元やお歳暮など、季節ごとのご贈答マナーも覚えておきましょう

結婚生活のなかで次に必要となってくるのが、お中元やお歳暮などの季節ごとのご贈答マナー。

まずは、お中元のマナーから確認しましょう。
一年のちょうど真ん中の区切りとなる時期に贈るのがお中元です。お中元を贈る時期は、6月下旬から8月上旬までの間。遅くてもお盆までには必ず届いているように早めに準備をするのが良いでしょう。

地方によってお中元の時期は少し違う場合もあります。関東は7月初旬から15日ごろと少し早く、関西や西日本は8月初旬からお盆までともいわれていますので、贈る時期には十分注意しましょう。

続いてお歳暮は、その名の通り歳の暮れに贈る贈答品。

本来であれば、お歳暮はお正月準備を始める12月13日頃から12月半ばあたりに贈るものですが、これもお中元と同じく地方によって違いがあるよう。

関東では12月初旬から末まで、関西では12月13日頃から12月31日までと言われていますが、あまり年末などの年の瀬に贈るよりも比較的早い時期に到着する方が良いでしょう。

意外と知らない?!熨斗や祝儀袋のマナー

祝儀袋や熨斗紙の真ん中に赤や白などのひもが結ばれたものがあります。

これは「水引」と言われ、結婚式やお悔やみごとなど “一度結んだらほどけない” ほうが良いものには「結びきり」と呼ばれる結び方を選び、一般的な祝い事など何度も繰り返していいものには「蝶結び」の水引を選びます。

結婚式などのお祝いに使用するのは「水引10本の結びきり」

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結婚式などのおめでたい出来事で使用する祝儀袋は、赤白10本の結びきりを。金や銀などさらに豪華なものを使用してもOKです。

ただし、金額が低い場合にあまりに豪華な祝儀袋は相応しくないとされているので、金額に見合った祝儀袋を使用しましょう。

弔事や法事は白黒の水引を

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お葬式などの出席する場合のお香典やお供え物には、白黒の水引のものを使用します。

特に、関西地地方においては49日を境として白黄の水引を使う場合もあるので注意が必要です。

出産祝いなど何度あってもいい出来事には「蝶結び」を

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出産や子供の入学式など、一般的なお祝い事で何度起きてもおめでたい出来事には、赤白5本の蝶結びの水引を使用します。

こちらから贈る場合は、それぞれ表書きに「出産祝い」「入学祝」などと記しますが、特に出産祝いや入学祝を頂いた場合のお返しには「内祝い」と書くのが一般的なので、熨斗紙の表書きには十分注意します。

画像出典:http://www.zoto.jp/


いかがでしたか?
贈り物やお礼などの常識的な知識はもちろんですが、きちんと知っておけば “デキた嫁” として彼の両親や親族にもいい印象を与えるものです。

これから長くお付き合いをする大切な人たちへ心をこめたお付き合いを行うためにも、お付き合いマナーはしっかりと!

Writer / コマツマヨ にほんブログ村 美容ブログ 女子力アップへ
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