冬の美容は温めることが大切!ペットボトルを使った温め美容法とは?
冬の美容は、一にも二にも温めることが大切。
でも、毎日寒い日が続くなかで、つねに身体の隅々までを温めることは難しいですよね。
冷え症になると、血流が滞って肩コリや首のコリが悪化したり、お新陳代謝が低下してお肌のトラブルや乾燥が悪化してしまうなど、身体に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
そんな冬の冷えから身体を守るため、私たちの身近にあるペットボトルを活用した美容法が注目されています。
ペットボトルが美容とどんな関係があるの?ということで、今回はそんなペットボトルを使った温め美容についてご紹介したいと思います。
なぜペットボトルが良いの?
ペットボトルは、いわば湯たんぽと同じ原理。
お湯を入れたペットボトルで身体の各箇所をじんわりと温めることにより、身体の芯までじっくり温められるという利点があります。
湯たんぽや専用のグッズを買ってもいいのですが、私たちはペットボトルを毎日にように消費するので、それを美容に活用すればエコにもなって一石二鳥!ということなんですね。
それに70℃~80℃のお湯を入れたら準備完了です。
お湯の温度を測るのが難しい場合は、沸騰したお湯とお水を6:4の割合でペットボトルに入れれば適温です。
寒い地方に住んでいる人や水が冷たい場合は、割合を調整してください。
湯たんぽとしてベッドに
まずは、日常生活の中で利用できる温めペットボトル美容法です。
冬の寒い時期は、布団に入ってもなかなか暖まらず眠りにつくことが出来ないときってありますよね。
電気毛布などを活用するのもいいのですが、カーペットやコタツと同じで寝ている間の体温調整がうまく出来ず、体調を崩してしまうことにもなりかねません。
そこで湯たんぽの代わりにペットボトルにお湯を入れて布団の中に入れてみましょう。
じんわりとした温かさが、寒さによって緊張気味の身体をほぐし、徐々に安眠へと導いてくれます。
シートマスクやパックの効果を上げる!
シートマスクやパックなどのスペシャルケアを行うときに、パックが冷えていたり肌に触れる空気が寒いと、毛穴が収縮して美容成分を吸収しにくくなります。
パックの上からホットタオルなどで覆うとう方法もありますが、この季節はホットタオルの蒸気がすぐに蒸発し、数分もしないうちにタオルが冷たくてつかえなくなってしまうこともありますよね。
そこで、シートマスクやパックをした上からお湯を入れたペットボトルで温めてみましょう。
ホットタオルほど急激に温めることがないのでお肌の負担も軽く、じんわりとお肌を温めるので美容成分の浸透率がぐっと高くなります。
より密着度を高めるため、パックの上から軽くラップなどで顔を覆い、そのうえをペットボトルを転がすようにして温めていくと良いでしょう。
勉強中や仕事中の足元に!
机に座っていると足先がとても冷たくなりますよね。
そんな時は、足元にお湯を入れたペットボトルを置いて、フットウォーマー代わりに使用してみてはいかがでしょうか。
足先が冷えると、下半身や脚の血液の流れが滞ってむくみが起こったり老廃物の排出がスムーズに行われなくなります。
特にむくみは、そのまま放っておくとやがて脂肪となってしまうので、日常的に足元を温めて下半身の血液の流れを循環させてあげることが大切です。
足元を温めることで、身体全体の血液循環もスムーズになるので、脳に血液が流れて集中力がアップし、仕事や勉強の効率も上がりますよ!
ペットボトルお灸ってなぁに?
最近特に良く聞くのが、このペットボトルを使ったお灸。
お湯を入れたペットボトルで、身体の様々なツボを温めることによって、不調を緩和したり美容効果を高めるということで、テレビや雑誌でもたくさん特集されています。
火を使うもぐさを使用しないので、危険も少なく熱さによるストレスもないので非常に話題です。
目的は
なので、あまり厳密にツボの位置にこだわらなくてもOK。ツボの周りをじんわり温めるだけで効果が得られます。それでは、冷えを解消できるツボをご紹介しましょう。
肩井(けんせい)
首のつけ根と肩の先のちょうど中間。首や肩のコリ、上半身の血流を促進してくれます。
関元(かんげん)
おへそから下に指4本分下がったところにあるツボ。
むくみの解消に効果的な他、生理痛など女性特有の悩みに効果的です。
合谷(ごうこく)
肩コリや目の不調、胃腸を整えるなどマルチな働きをしてくれるツボ。
手の甲の、親指と人差し指の骨が交わっている部分のすぐ内側にあるくぼみ部分。
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分あがったところにある骨の脇にあるツボ。
冷え症や生理痛、子宮の疾患などの症状の緩和に効果的な女性には欠かせないツボ。毎日温めると効果的。
画像参照元:http://kenko.it-lab.com/
いかがでしたか?
身体を温めることが大切とはわかっているものの、なかなか末端部分まで温めることが出来ないもの。
でも、ペットボトルを使えば、テレビを見ていても寝転がっていてもできる「ながら美容」で気軽に温め美容に取り組むことができます。
まだまだ寒い日が続くので、ぜひこのペットボトルを活用した美容法で、冷えがちな体の隅々までしっかりと温めてあげましょう。
Writer / コマツマヨ
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