その言葉、モラハラだと気付いてますか?モラハラ発言とその対策5選
仕事に慣れてきた頃、あなたは新入社員や部下を教育・管理する立場になるでしょう。
しかし、立場が変わると人はつい「自分の方が上だ!」と立場にしがみついて、相手の気持ちを考えられなくなることも。
残念ながら、それは教育ではなく「ただの八つ当たり」。
そのまま八つ当たりし続けていれば、モラハラだ!と言われてしまいかねません。
そうならないためにも、相手を傷つける危ない発言と対処法を学びましょう!
1. こんなこともできないの!?
簡単なこともできない相手に、「こんなこともできないの!?こんなことも知らないの!?」と驚きと見下したくなるような気分になる時もあるでしょう。
しかし、あなたにできることが相手にもできるとは限りません。
あなたと同じ人生を歩んできたわけではないので、学んできたことも違います。
あなたにできないことや知らないことがあるように、相手にもできないことや知らないことがあるということを理解しましょう。
2. 言い訳ばっかりしないで!
人は誰かから指摘されると、まず自分の心を守ろうと言い訳を作る癖があります。
それを
と否定しては、 と言っているのと同じ。責めるよりも、一通り本人の言い訳を聞いたら、「なら、~して改善を」「次からは~するように」と言い訳を指摘するよりも問題解決を促しましょう。
そうすることで、本人の中で「言い訳しても仕方ない」と言い訳する癖を少しずつやめるようになっていきますよ。
3. わからないんだったら聞いてよ!
わからないことを人に聞くこと、わかっていたつもりだったことを再確認することは、恥ずかしさや「自分はできない人間です」と宣言するような気分でなかなか難しいもの。
その気持ちを理解し、まずは相手にとって聞きやすい環境を作ってあげましょう。
「わからないことや確認したいことがあったら、遠慮せず声かけてね」だけでなく、
とあなたから声をかけてあげましょう。また、質問に答え後に
など励ましの言葉を添えることであたたかい印象がつき、相手も質問しやすくなります。4. なんでもかんでも聞かないで!
「なんでもかんでも聞かないで!」「自分で考えて!」と相手の質問に答えないのは、相手を無視していることと同じです。
また、その質問を無視したことで、結果大きなトラブルになってしまったとなれば、あなたの怒りはさらに増すことでしょう。
とはいえ、なんでもかんでも質問されれば、あなたの仕事にも支障が出てきます。
「質問する前に○○で調べてみて、それでもわからなかったらー」など、質問する前に彼らができることを提示してあげることで、彼らの「自分で調べる力」を育てることができます。
5. 態度が悪い!
時に、態度が悪いことを「個性だ」と勘違いしている新人に出会うこともあるでしょう。
そして、そのことに本人は気付いていないこともあります。
「態度悪い!」とだけ指摘しても、何がどう悪いのかを相手が理解できていなければ「八つ当たり」「更年期?笑」「仕事できてるんだからいいじゃん!」と反発されても仕方ありません。
指摘が難しいなら、
など、相手が態度を改めたくなるメリットを提示すると良いですよ。いかがでしたか?
「わたしも、上司にそんな言葉遣いされているし平気!」と感じた人もいれば、「それくらいのことは、モラハラにはならない!」と思う人もいるでしょう。
ただ、相手が何に対しどう感じるかはあなたにも誰にもわかりません。
それは本人しかわかり得ないことなので、発言には慎重になる必要があるのです。
少し窮屈に感じた人もいるかと思いますが、相手に怒りをぶつけることで問題は解決しません。
仕事をより効率的に進めるためにも、怒りをぶつけるような発言は避けましょう。
Writer / 雪乃
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タグ:モラハラ