運動だけじゃ痩せない!?自宅でできるセルライトの解消方法とは?
女性にとってダイエットは永遠の課題です。
理想の体重やスタイルをかなえるのはもちろん、それを維持していくのも大変なことですよね。
女性の場合、筋力不足による冷え症やむくみが原因で、脂肪がセルライトに変化しやすくダイエット効果を妨げます。
セルライトは食事制限や運動では全く減らないやっかいな存在な上に、セルライトが増えると肌の表面がボコボコと波打ってしまいます。
ボコボコが気になって、以前のようなファッションを楽しめないという女性も多いのです。
ダイエットの邪魔になる困った存在 「セルライト」 ができる原因や、今日からできる簡単な解消方法をご紹介します!
セルライトの原因は冷えとむくみ
二の腕や太ももなどのやわらかい部分をつまむと、お肉がボコボコして見えませんか?
そのボコボコした部分がセルライトです。
セルライトは皮下脂肪が老廃物とくっついて固くなったもの。
冷えは血行不良、むくみはリンパの流れが滞っている証拠です。
血管やリンパ管は栄養を運び老廃物の排出といった働きをしており、流れが悪くなれば老廃物の排出も上手くできなくなり、皮下脂肪とくっついてセルライトになってしまいます。
特に皮下脂肪の多い部分にできやすく、
- 太もも
- おしり
- 二の腕
といった、多くの女性が引き締めたいと思っている部分こそセルライトができやすいのです。
筋肉の少ない女性は血液やリンパ液を押し上げる力が弱く、下半身にセルライトが集中しやすくなっています。
今はまだセルライトがない方も、冷えやむくみの自覚症状があるなら脂肪がセルライトに近づいている可能性が…!
セルライト予防のケアをしてきましょう。
セルライトがあると何が悪いの?
セルライトがある部分は、それだけ血流やリンパの流れが滞りやすいということです。
血管やリンパが圧迫されて、冷えやむくみが悪化しやすい上に、それによってさらにセルライトができるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
体を触って、冷えている部分はセルライトができやすいとも言われています。
見た目は痩せている人でも筋肉が少なく冷え・むくみが出やすい体質は要注意!
放っておくとセルライトがどんどん増えて、気が付いた時にはボコボコの肌になっている可能性もあります。
何もせずにセルライトのボコボコが目立つ状態にまでなってしまうと、解消にもかなりの時間がかかります。
早めのケアでセルライトを予防・解消していくことが大切です。
セルライトはむくみケアで予防できる
セルライトは血管やリンパ管の流れが滞り、脂肪と老廃物がくっついたもの。
つまり、むくみケアをするだけでセルライト予防にものすごく効果があるんです。
むくみケアは超簡単!
- むくみが気になる部分を軽い力で上から下へなでる
- 寝る前に着圧ソックスをはく
- 食生活の乱れや睡眠不足がある方は、生活習慣を見直す
- 冷え性の方は冷たい飲み物を常温のもの、生野菜サラダより温野菜を選ぶ
すでにセルライトがある方も、むくみケアをしているとセルライトが増えるのを予防できます。
軽くなでるだけでも効果があるのでぜひ試してみてくださいね。
セルライトの解消方法とは?
既にセルライトがある場合、解消方法はただひとつ。
「セルライトを潰す」しかありません。
セルライトは皮下脂肪と老廃物が複雑に重なり合った状態です。
ガチガチに固くなっていて、このままではエネルギーとして消費できないため、まずはセルライトを皮下脂肪と老廃物に分解してあげないといけません。
一度くっついたものを体の外側から揉み解すわけですから、人によってはアザができるほどの力をこめないと、なかなかセルライトを解消できません。
自分でやろうと思うと痛い上に手も疲れるのでなかなか続かない方も多いのです。
エステでセルライトを潰すマッサージをしてもらったことがありますが、かなりの痛みで泣きそうになりました。
ただ、マッサージをしてもらった後はセルライトで固くなっていた部分が柔らかくなっていて揉み解しの効果は実感できました。
でも、マッサージを続けないとすぐに元に戻ってしまいます。
毎回エステでお手入れしてもらうわけにもいかないので、あまり痛くなくて、手も疲れない、自宅でできるセルライト解消法をご紹介します!
1. セルライトをつまむ
セルライトができている部分を、つまんで離すのを繰り返すだけでもセルライトの解消に効果があります。
ちょっとした空き時間をお肉をつまむだけで良いので、誰でも簡単に始められます。
実際に試してみましたが、痛みもなく、手も疲れません。
手がふさがっている時はできないのがちょっとネックですが、手が空いた時につまむのが習慣になれば自然とセルライトが減っていきます。
2.麺棒やラップの芯を転がす
個人的に一番オススメしたいのがコレ!
麺棒やラップの芯をセルライトのある部分にコロコロ転がすだけの簡単ケアです。
麺棒とラップの芯は女性の手でも握りやすいサイズで、力を入れて転がしてもへこたれません。
広範囲にケアしたい場合、手でつまむよりも麺棒などをコロコロ転がすだけの方が時間もかからず、手を痛めにくいのです。
特に足からお尻、腰回りにかけては手でつまむより麺棒の方が向いています。
私の場合は1か月くらい続けた頃に、セルライトがかなり柔らかくなってボコボコが少なくなりした。
3.冷たい部分を温める
セルライトができやすいのは血行が悪く冷えている部分です。
体を触ってみて、冷たいと感じる部分を温めてあげましょう。
手足の先は血管もリンパ管も少ないのでむくみの心配はありません。
太ももやお尻などの皮下脂肪が多い部分をメインにチェックしてみてください。
体を冷やさない服を選ぶのはもちろん、体を温めてくれる食べ物を意識してとるようにしたり、筋肉が少ないなら筋トレもあわせて行っていきましょう。
冷えが解消されると基礎代謝量がアップして痩せやすい体になるので、セルライト解消とダイエットが同時にできてオススメです。
セルライトを潰してからがダイエット本番!
こんなに苦労してセルライトを解消しても、ただの皮下脂肪に戻しただけで見た目は何も変わっていないのが悲しいところです。
ここからがダイエットの始まり!
セルライトがなくなったことで、以前より脂肪が燃焼しやすく、食事制限や運動の効果が出やすくなります。
また、セルライトで圧迫されていた血管やリンパの流れが良くなり冷え性やむくみが改善されて、新しいセルライトができにくくなるという効果もあります。
ダイエットをしてもなかなか効果が出ない、足やおしりのサイズが変わらないという方は、ぜひセルライトのケアもしてみてくださいね!
Writer / ニヒラユウ
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