ガサガサの荒れた唇は魅力半減!ぷるぷるを保つ唇ケアの方法とは
唇がガサガサに乾燥していたり縦ジワが目立っていて、お気に入りの口紅やグロスを使ってもパッとしなかった経験はありませんか?
流行カラーの口紅を付けていても、唇がガサガサで荒れていては台無しです。
唇の乾燥やシワは、メイクがきまらないだけでなく老けて見える原因にも。
ちょっとしたダメージも見逃さずにしっかりケアしていきましょう!
今回は、ふっくらしたハリのあるセクシーな唇を保つ簡単ケアをご紹介します。
唇ケアに何より大切なのは「保湿」!
唇は顔や手足の皮膚とは違い、半分皮膚で半分粘膜というとってもデリケートな器官。
乾燥や紫外線などの外部ダメージから守るための角質層が極端に薄い上に、皮脂腺や汗腺がないのですごく乾燥しやすいのです。
さらに、手足なら角質層がブロックしてくれるダメージが真皮にまで届きやすいため、ふっくらとしたハリを保つコラーゲンやヒアルロン酸などが簡単に破壊されてしまいます。
保湿ケアは敏感な唇のバリアになってくれる

画像出典:rakuten.co.jp
うるおいが奪われやすい唇には、まず保湿ケアを徹底することが大切です。
普段からこまめにリップクリームを塗るようにして、唇を乾燥から守ってあげましょう。
保湿ケアは単純に乾燥を防ぐ効果があるだけでなく、うるおいの膜が様々な外部刺激を防ぐバリアにもなってダメージを受けにくくしてくれます。
最近は保湿効果の高い口紅やグロスがたくさん販売されており、リップクリームに口紅のような色付きのものも増えています。
しかし、色素や香料は刺激になりやすいため、できるだけ保湿のみに効果をしぼったリップクリームを使う方が乾燥や縦ジワに効果的です。
また、口紅やグロスを使う前に下地としてリップクリームを使うと、長時間乾燥や縦ジワが起こりにくくなります。
辛いものやしょっぱいものなど、荒れた唇にしみそうな食べ物を食べる前にもリップクリームをぬっておくと唇を守ってくれますよ。
ひどく荒れている時は白色ワセリンを使おう

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血が出る、ひび割れる、皮がむけるといったひどい荒れがある時は、リップクリームより白色ワセリンを使うのがオススメです。
白色ワセリンとは石油を精製したもので、病院で処方される軟膏のベースになったり、化粧品の保湿剤としても使用されるとても安全な物質です。
石油系成分は油焼けや肌荒れを心配される方もいますが、現在の白色ワセリンは精製度が高いので心配ありません。
ワセリンはただ唇に塗るだけではなく、マッサージやパックを行うことでより効果的に唇のケアができます。
- 蒸しタオルを唇に当て数分温めます。
- 唇が柔らかくなってきたら、ワセリンを唇に塗ります。
- ラップで唇を覆い、10分ほどパックします。
- ラップを取り、唇に残ったワセリンを優しく拭き取ります。
刺激を感じたら使用を中止してください。
パックを10分以上放置すると、肌荒れの原因となります。
唇パックにはちみつを使えば即効性バツグン!
リップクリームでは回復しないほどガサガサになっている時は、はちみつやオリーブオイルが効果的。
はちみつにはビタミンB群やミネラルがたくさん含まれており、肌の新陳代謝を促し綺麗なくちびるにしてくれます。
はちみつの市販物の多くは、加熱処理が施してあるので有効成分が消滅しています。
肌パックを行う際には加熱処理のしていない、天然のはちみつを選ぶようにしましょう。
また、オリーブオイルにはオレイン酸が多く含まれています。
このオレイン酸、実は人間のうるおい成分の41%を占めているのです。
そのため、オリーブオイルを使うことによって肌に再びうるおいを与え、唇をプルプルの状態にしてくれます。
オリーブオイルを使う時は、食用よりも薬用として販売されているオリブ油がオススメです。
薬用のほうが精製度が高いのでアレルギーを起こす可能性がとても低く、荒れて敏感になった唇にも安心して使えます。
という人はこの2つの食材を使い、唇パックでぷるぷるで綺麗な唇を取り戻しましょう!
- はちみつorオリーブオイル(オリブ油)を唇にたっぷり塗る。
- 唇の上からラップをはって10分放置。
- 10分たったらはちみつなどを優しくふき取る
※ラップの上から蒸しタオルを軽くあてると保湿成分の浸透が良くなります。
この3ステップでガサガサの唇がぷるぷるになってくれます。
ガサガサしている部分をはがしたい時はこのパックをしてふやけた部分を優しく取り除くと負担になりません。
食品アレルギーが起こる可能性のある方、痛みや違和感がある方は中止してください。
あまり長く放置しても効果が高くなることはなく、場合によっては乾燥が悪化してしまいます。
10分以上放置しないようにしてください。
唇の「紫外線対策」も忘れずに!
唇にはシミや日焼けの原因となるメラニン色素を生成するメラノサイトが存在していません。
このため「日焼けしないなら唇に紫外線対策しなくて良いや。ラッキー」と思うのはNG!
メラニンはシミを作る悪役というイメージが強いですが、本来の働きは
というものです。メラニンがないということは、紫外線によるダメージをもろに受けるということ。
紫外線を浴びると活性酸素が発生して老化が早まり、真皮まで届くとコラーゲンが破壊されてしまいます。
日焼けやシミができないから良いというわけではないのです。
UVカット効果のあるリップクリームを使おう

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最近は紫外線対策に力を入れる方が増え、UVカット効果のあるリップクリームもたくさん販売されています。
紫外線対策と保湿効果が同時にできるオススメアイテムです。
ただし、血が出るようなひどい乾燥状態の時はUVカット効果もなく、シンプルなリップクリームを使った方が回復が早くなります。
唇の状態に合わせて使い分けましょう。
顔や体用の日焼け止めは使わない
唇は他の部分よりデリケートなので、顔や体用の日焼け止めを使うと荒れる可能性があります。
また、顔・体用の日焼け止めは口の中に入った時のことを考えて作られていないため、もし口に入った時どんなトラブルが起こるかわかりません。
メイク落としの時にこすらない!
唇はデリケートなため、ちょっとした摩擦でも大きな負担になります。
口紅やグロスを落とす時は絶対にこすらないようにしてください。
でも、手持ちのクレンジングでは口紅がよく落ちなくてついこすってしまうこともありますよね。
こすらないことが一番ですが、口紅やグロスの成分が唇に残っているのも乾燥の原因になります。
そこで唇に負担をかけないクレンジング方法をご紹介します。
ポイントメイク用クレンジングを使う

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アイメイクや口紅を落とす専用のクレンジングです。
最近の口紅やリップクリームは、食事をしても取れないようになっています。
口紅専用のクレンジングを使うと、こする必要がなくメイク落としと同じように簡単に落とすことが出来ます。
洗浄力が高いため顔全体に使うには向いていませんが、落ちにくいポイントメイクを落とすのには最適です。
気になる肌への負担ですが、長く肌に上にのせたりゴシゴシこすらなければ大丈夫です。
オリーブオイル(オリブ油)を使ってクレンジングする

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口紅やグロスはオリーブオイルを使って落とすこともできます。
使い方は通常のクレンジングと同じく、適量を取って唇を指でなでるだけです。
オリーブオイルはリップクリームやパックとしても使えるので、1つ持っているとすごく便利ですよ。
こちらも食用ではなく薬用として販売されているものがオススメです。
薬用のオリーブオイルはオリブ油というので、食用のオリーブオイルと間違えないように注意してください。
唇はケアの結果がすぐわかる!
通常、皮膚のターンオーバーは28日周期で行われています。
そのため、新しいスキンケアを試しても結果が出るのは早くて約1か月後。
一方、唇は3~6日周期という短い周期でターンオーバーを繰り返しています。
正しいケアをしてあげればすぐに結果が出てくれるのです。
さらに、ケアを続けていれば短い期間でどんどんキレイになっていくのでお手入れも楽しくなります。
いかがでしたでしょうか?
唇はとてもデリケートでダメージを受けやすい反面、ケアをしてあげればすぐに結果が出る部分です。
正しいお手入れをして、ふっくらプルプルな唇を保ちましょう!
Writer / ニヒラユウ
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タグ:唇ケア