老け顔・疲れ顔の原因は肩こり!?肩こりによるシワやたるみの解消法
肩や背中のこりに悩まされている女性は多いですよね。
デスクワーク、家事、育児、庭仕事などなど、肩こりは色々な動作から起こるトラブルです。
また、年齢を重ねて運動量が減ったり、無意識に筋肉が緊張していたりするのも肩こりの原因になります。
肩にこりがあるだけでも辛いのに、実は肩こりが老け顔やお疲れ顔の原因になっていることはご存知でしょうか?
今回は、肩こりと顔の老化の関係について詳しくご紹介していきます。
肩こりによる顔の老化症状
肩こりはひどくなると、肩甲骨や背中、首や頭皮にまで広がっていきます。
顔の筋肉と隣り合っている頭皮や首までこりが広がると顔の血行やリンパの流れも悪くなりまし、こりのせいで悪くなった姿勢が顔に及ぼす影響もあります。
具体的にどんな症状が出てくるのか見ていきましょう。
血行不良による肌のくすみ
広がった肩こりは、血行不良を引き起こし顔に血液が送り辛くなります。
そのため、血液の赤みが顔から減少し、顔色を悪くしたり青黒くなる青ぐすみの原因に。
血行不良から血液中に含まれる水分も届かず、肌が乾燥している場合、黄くすみも引き起こされます。
むくみで腫れたようなパンパンの顔に…
血流が悪い時はリンパの流れも悪くなってます。
特に首の前側や鎖骨のあたりがこっている時は要注意。
リンパの最終的な出口は鎖骨周辺にあり、ここが凝っていると顔に老廃物がたまって顔をむくませてしまいます。
むくみは顔を大きく見せたりまぶたが重くなるだけでなく、フェイスラインをぼやけさせて頬がたるんだような印象に。
むくみを放っておくと老廃物が凝り固まって重くなり、皮膚をひっぱってたるみやシワの原因にもなります。
顔のリンパは耳の後ろを通って鎖骨へと流れていくので、耳の後ろをさわってゴリゴリする、押すと痛むという時は顔がむくんでいるサインです。
表情筋が硬くなる
こりは筋肉が凝り固まっている状態です。
顔の周りの筋肉が凝っていると、表情筋まで硬くなって動きが悪くなります。
表情筋が衰えるとどんどんお肉が垂れ下がってシワやたるみの原因になるだけでなく、真顔の時も口角が下がって怒っているような顔になってしまいます。
肌のうるおいやハリ・ツヤを失う
血液には酸素と栄養を運ぶ役割があり、顔の周りがこると顔まで血液が行きわたらなくなって肌に栄養が届かなくなってしまいます。
肌のうるおいやハリ・ツヤを保つ成分を作るためには食べ物から摂取した栄養素が欠かせません。
化粧水や美容液は角質層までしか浸透せず、コラーゲンなどを作っている真皮までは届かないのです。
首や頭皮までこっていると、血流不足から顔の老化が進みやすくなります。
肌に良い食べ物には、タンパク質の豊富な肉、魚、大豆などがおすすめです。
またトマト、カボチャなどの野菜はビタミンを多く含んでおり、肌の潤いを保ちます。
姿勢が悪いとあごがたるむ
肩こりや背中のこりがあると、無意識のうちに痛みから体をかばうために背中が丸くなりがちです。
すると、あごが下へ引かれすぎて皮膚が引っ張られ、頬やあごのたるみにつながります。
さらに、姿勢が悪いとお腹が出ているように見えたり、こりで背中が腫れたように盛り上がっていると背中にお肉が付いたように見えてしまいます。
後ろ姿が丸いと老けて見えると言われており、肩こりの有無で見た目年齢が大きく変わってしまうのです。
眼精疲労が目元を老化させる
肩こりと眼精疲労には大きな関係があり、肩こりをしていると眼精疲労になりやすく、反対に眼精疲労が肩こりを引き起こすこともあります。
眼精疲労の原因としては姿勢の悪さ、目の酷使、血行不良など。
目が疲れていると視界がぼやけやすく、無意識のうちに目に力を入れたり、疲れや痛みから眉間にしわがよりますよね。
目元の筋肉はとても弱く、こういった習慣やクセが目元に深いシワを刻んだり、まぶたをたるませる原因になります。
肩こりによるシワやたるみの解消法
肩こりによる肌のトラブルは、化粧水などのスキンケアでは改善されにくのです。
また、放っておくと血流はどんどん滞り、症状は悪化するばかり。
肩こりを解消し、血液をちゃんと循環させることが大切になります。
肩こりからくる顔の皮膚の老化は、以下のような対処法が効果的です。
パッティング
コットンで軽くパッティングしたり、化粧水を付ける時に軽く顔を叩くと、血管が刺激されて血流が良くなります。
ただし、顔の皮膚は他の部分より弱く、特に目元は強い力でこすっただけで筋繊維が切れてしまうほど繊細です。
パッティングする時は気持ち良いと感じる程度の力で行い、皮膚が赤くなったりヒリヒリするほどの力は入れないでください。
また、コットンでパッティングする時は、コットンの繊維で肌を摩擦しないように化粧水をたっぷりなじませてパッティングしましょう。
顔のリンパマッサージ
リンパマッサージは老廃物を流してむくみを取り除くだけでなく、リフトアップ効果もある一石二鳥のお手入れです。
色々なやり方がありますが、顔のリンパの出口がある耳の後ろへ老廃物を流すイメージで軽くなでるだけでも十分効果があります。
仕上げに、耳の後ろから首筋、鎖骨へ向かって撫でて老廃物を流せば終了です。
時間があれば首から鎖骨にかけても軽く揉み解して、こりを和らげましょう。
毎日のスキンケアのついでに1~2分でパパッとマッサージするだけでも、数日続けているとかなり違いが出てきます。
頭皮のマッサージ
首がこっている時は頭皮もこっていることが多いです。
こめかみや頭皮を指先で動かすような感じで軽く揉むとこりがほぐれていきます。
また、シャンプー前に美容オイルで頭皮をマッサージするとスカルプケアも同時にできます。
ストレッチ
体をひねる、腕を回すといった簡単なストレッチでも肩こりを緩和・予防できます。
こりは筋肉の緊張や硬化が原因なので、同じ姿勢が1時間以上続く時はこまめに体を動かして緊張をほぐしてあげましょう。
- 椅子に座り、腰に両手をあてる
- 肩甲骨同士をくっけるように、両肘を後ろに引く
- 背中の筋肉が左右に引っ張られるように、肘を前に押す
- 5~10回ほどこれを繰り返す
いかがでしょうか?
ちょっとしたお手入れをプラスするだけで、肩こりからくる顔の老化を予防できるのでぜひ試してみてくださいね!
Writer / ニヒラユウ
にほんブログ村