結婚に浮かれ過ぎる「ウェディングハイ」に注意!友人にウザイ・迷惑と思われますよ!
アラサーになるとあっちを見てもこっちを見ても結婚ラッシュ!
おめでたいことはこちらも自然と祝福したい気持ちがわいてくるものですが、どんなに仲の良い友人でも「ウェディングハイ」の被害に遭えばお祝いしたい気持ちがなくなってしまいますよね。
最近、ネット上ではウェディングハイの被害がぞくぞくと報告され、ちょっとした話題になっています。
ウェディングハイとは一体どんなものなのか?
今回は、ウェディングハイの内容と具体的な被害例をご紹介します。
ウェディングハイとは花嫁が周りを考えず迷惑をかけている状態
簡単に言えば、ウェディングハイとは結婚することが幸せすぎて、周りのことを見られなくなっている状態です。
結婚は一生に一度のことで(中には2度3度結婚する人もいますが…)、幸せすぎてテンションが上がるのも同じ女性としては理解できる感情ですよね。
しかし、ウェディングハイの場合は、よく見かける
ではなく という勘違いに陥っている状態です。自分がウェディングハイの状態だと気付かなければ、友人に迷惑をかけてしまうだけではありません。
度が過ぎると「うざい!」と思われ、結婚式が終わったころには友達が一人もいなくなり後悔してしまうことも…。
ウェディングハイによる被害
結婚式する人は誰でも「最高の式にしよう!」と思うもの。
しかし、最高の結婚式にしようと考えているうちに、いつの間にか自分たちの幸せな姿だけを考えてゲストのことを忘れてしまうことも多いのです。
実際にウェディングハイで報告されている被害には以下のようなものがあります。
ゲストそっちのけの結婚式
ウェディングハイに関する被害で一番多く報告されているのが、友人や知り合いなどゲストのことを全く考えない結婚式です。
どんな被害があるのかケース別に見てみましょう。
ケース1. ガーデンウェディング
「英国式のお庭で結婚式…」というと聞こえはいいですが、ガーデンウェディングは時期や状況を選ばないと悲惨なことになります。
真冬や真夏に花嫁さんが出てくるのを延々と待たされるのは苦痛ですよね。
夏なら汗でメイクがグチャグチャになるし、冬は薄いドレスで寒さに耐えないといけません。
そんな状態で花嫁さんに笑顔を見せられるかというと、どんなにがんばってもひきつった笑顔になりそうです…。
もちろん、きちんと控室が用意してあってお式が始まるまで快適なところで待っていられるなら良いですが、外で待ちぼうけはちょっと勘弁してほしいです。
ケース2. 多すぎるお色直し
結婚式の楽しみの一つは、キレイな花嫁さんでもありますよね。
「お色直しが楽しみ!」という女性も多いのではないでしょうか?
でも、お色直しの回数が多すぎて披露宴の時間が4時間、5時間になるのはちょっとやり過ぎです。
披露宴は平均で2~3時間で終わることが多く、遠方から来られる方もその程度の時間を予想しています。
お色直しで散々披露宴が長引き、日帰りできるはずが急きょホテルを取ることになって余計な出費が増え、遠方から来られる人に迷惑となります。
また、お色直しでゲストを待たせている間に何も余興がなく、シーンと静まり返った式場がいたたまれなかったという方も…。
ケース3. 遠方のお式にお足代・宿泊費なし
遠方の友達や親戚から招待状をもらったり、離島や海外で行うリゾートウェディングに招待されることもありますよね。
お祝いしたい一心でお金をかけて参列したものの、お足代も宿泊費も出ずにびっくりしたという方の多いこと!
全額とは言いませんが、あまりにも遠い場所での結婚式の場合は気持ちだけでもお足代があったり、ホテルを手配してくれているだけでも嬉しくなるんですけどね…。
また、ご祝儀の他に交通費や宿泊費で数万以上となると、お祝いしたい気持ちはあってもなかなか参加できないこともあります。
参列者からお足代を請求するのもみっともないですし、宿泊となると休みを取れないことだってあります。
と連絡したところ、 と一方的に縁を切られたという方もいます。
その他、式場が駅から遠く地図もよくわからない…という状況で駅からバスやタクシーの手配もなく、道に迷いながらようやく式場にたどりついた頃には疲れきっていたなんて体験談もありました。
デリカシーが無さ過ぎるブーケトス
女性から「やめてくれ!」という声が最も大きかったのが、ブーケトスやブーケプルズに関する被害です。
こちらもいくつかケースがあるので、ケースごとに内容をご紹介しますね。
ケース1. 独身女性の名前を呼び上げる
未婚のアラサー女子にとって、結婚したいかどうかより「未婚ということをどう見られるか?」の方が重要ではないでしょうか?
人によっては “未婚=結婚できない女” というレッテルを貼ってきたり、「早く結婚しないと行き遅れるよ~」なんて失礼なことを言ってくることもあります。
また、ブーケトスやブーケプルズは人前に出る形になるので、人前が苦手な方にとってはあまり参加したくない催しでもあります。
そんな中、ブーケトスの時にわざわざ独身女性の名前を呼び上げて、前に並ばせるという拷問のようなやり方をする人がいるのです。
これってすごーく嫌じゃないですか?
他の参列者の前で「この人たち未婚ですよ」って見せびらかされてるみたいで。
ウェディングハイまっただ中の花嫁さんは「やめた方が良いよ」と言っても聞く耳を持ちません。
くらいにしか思っていないので、結婚式の前に名前を呼ばれるのが嫌でブーケトスの前にトイレに逃げ込んだら、出ていくまで式場で名前を呼び続けられたり、トイレまで係員が探しに来たという恐ろしい体験談もありました…。
ケース2. 余計なひと言を付け加える
通常のブーケトスやブーケプルズなら楽しく参加してる!という女性でも、カチンとくるのが花嫁の余計なひと言です。
なーんて失礼なことを堂々と言う花嫁さんもいるのだそうです。
結婚式が好き!ブーケが欲しい!という方も、こんなことを言われたらさすがに頭に来るんじゃないでしょうか?
ご祝儀に関しての愚痴や自慢
友達や同僚から渡すご祝儀の額は2~3万円が相場と言われています。
社会人なら3万円は出さないと恥ずかしいという風潮もあり、多くの方は3万円を包んでいく方が多いですよね。
ただし、ご祝儀というのはあくまで出す方の好意であり、受け取った方がその金額についてとやかく言うのはタブーとされています。
身内の中で言う分には良いかもしれませんが、「あの子、私の結婚式にご祝儀を2万しか包まなかったのよ」と愚痴られてもなんと答えたら良いのか困ります。
また、ご祝儀が少ないせいで結婚式が赤字になったという愚痴もあります。
結婚式の費用の一部をご祝儀から支払うというのは珍しくない話ですが、ご祝儀のお金を目当てに結婚式を挙げて赤字になったと話す人までいるんだそうです。
逆に
とご満悦な場合も。お祝いのために出したご祝儀とは言え、結婚式費用と新婚旅行の費用にされたと聞かされたら何とも言えない気分になります。
ご祝儀で結婚式を黒字にしようと色々切り詰める方が増えているようですが、結婚式で一番費用がかかるのはゲストへお出しするお料理や引き出物です。
つまり、切り詰めるとしたら料理や引き出物が一番手っ取り早いってことですね。
本人はやりくり上手な自分に満足しているんだと思いますが、レベルの低い料理や適当な引き出物は参列者からも見抜かれています。
あんまりレベルを落としすぎると、後々まで「あの人の結婚式はケチだったね」なんて言われることもあるみたいですよ~。
スピーチや余興の強要
結婚式と言えば、新郎新婦の友人からのスピーチや余興も演出の一つ。
最近はウェルカムボードを友達に手作りしてもらうという花嫁さんも増えています。
大切な友人からスピーチや余興を頼まれたら、信頼されているようでうれしくなりますが、そんな気持ちに泥を塗るのもウェディングハイの症状の一つ。
スピーチや余興の内容に何度もダメ出しややり直しをさせたり、「やってくれて当然」と言わんばかりにお礼の一つもしない方がいるそうです。
いくらお祝いしたいという気持ちがあっても、こんなことをされたらお祝いする気持ちも半減しちゃいますよね。
また、結婚式のお手伝いを頼まれたものの、どうしても時間がなくて断ったところ「ひどい!私の結婚を祝ってくれないなんて」と非難されるパターンも。
他にも趣味や仕事で縫物をしているからとリングピローの制作を無償で押し付けられたり、イラストやデザインの仕事をしている友人に「タダで何か描いて!」と無茶振りするというケースもありました。
ウェディングハイになると
という気持ちが出てきて、周りへの配慮や感謝の気持ちが薄れてしまうようです。幸せアピールと独身を見下す発言
もうすぐ結婚式を控えた友達の身近にいる人が受けやすい被害が幸せアピールです。
彼氏とののろけ話と一緒で、ほどほどなら楽しく聞いていられても、あんまり度が過ぎると「もう聞き飽きた」と文句を言いたくなりますよね。
さらに、独身や彼氏のいない友達に対して
と上から目線の説教が始まるパターンも。結婚式はお世話になった方々をおもてなしする場
結婚式とは本来なら新郎新婦が
という挨拶をかねて、お世話になった方々をおもてなしする場です。ところが、最近は「結婚式 = 花嫁が主役」という考え方や「結婚はおめでたいことだから祝福されて当然」という考え方をする女性が増えていて、結婚が決まった途端に周囲に迷惑をかけるウェディングハイが後を絶ちません。
また、実際に結婚式を経験された方ならわかると思いますが、結婚が決まると色々な人から「おめでとう!」と言ってもらえますよね。
さらに、式場のスタッフやプランナーからは「お綺麗ですよ」「素敵ですよ」なんてほめ言葉ばかり言われるので気づかないうちにウェディングハイになってしまうのです。
でも、忘れちゃいけないのは「結婚式はゲストをもてなす場所」ということ!
友人・知人に祝ってもらうのが当然という態度や、ゲストのことを考えないお式がきっかけで、友達が一気にいなくなり後悔したという女性も少なくありません。
せっかく結婚で幸せいっぱいなのに、友達からそっぽを向かれるのは結婚式やその後の生活が台無しになりかねません。
ゲストとして参列するのならば「参加させていただく、お祝いさせていただく」という謙虚な気持ちが大切ですが、結婚式を挙げる方は「式に来ていただく、お祝いしていただく」という気持ちが大切です。
お互いにこういう謙虚な気持ちを忘れずにいれば、きっと素敵な結婚式になると思います。
これから結婚式を挙げるという方はウェディングハイに気を付けてくださいね!
Writer / ニヒラユウ
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タグ:ウェディングハイ