【2015～16年】秋冬トレンドファッションとキーアイテム5つ
残暑も過ぎ、秋ムードが漂う近頃。
店頭には夏のセール品が端に追いやられ、秋冬アイテムに身を包むマネキンがショーウィンドウを飾っています。
今季は何がトレンドの要になり、何を購入すればいいのか、胸をワクワクさせている人も多いはず。
トレンドの流れを作る海外のコレクションには、毎シーズン新たな動きが見られます。
今季は色、柄、素材使いなど様々な要素において、昨年トレンドとなった “ノームコア” の控えめの美学とは真逆の、華美で装飾的なスタイルが中心となりそう。
今回は、ファッションジャーナリストの筆者が、コレクション情報を元に2015～16年の秋冬トレンドファッションとキーアイテムを解説します。
1. ジェンダーレス
画像出典：www.vogue.com
海外のコレクションにてGUCCIを始め、CARVEN、SAINTLAURENなどで見られた中性的なルック。
ボウタイスラックスや、ジャケット+パンツなどの男性的なアイテムを用いながらも、マニッシュすぎない新しい女性像を提案。
ジェンダーレススタイルを楽しむときポイントになるのは、 “肌見せ” や “ボディライン” です。
胸元をいつもより少し開けてみたり、ウエストベルトをしてボディラインを強調させたり。
男性っぽい装いの中に女性らしさを出すことで、奥ゆかしい、品のあるセクシーさを演出できます。
2. ゴシック
画像出典：www.vogue.com
装飾的で厳かなムード漂うゴシックスタイルがランウェイを席巻。
ブラックを基調にファーによるリッチなボリューム感のあるレースや、刺繍などで描かれるフラワーモチーフなどがプラスされました。
全身ブラックのコーディネートや一部に、レースを使ったアイテムなどを投入すると、今季のゴシック調を表現できます。
ワントーンコーディネートの時のポイントは、異素材のものを合わせること！
例えば、ニット、レザーパンツやスウェードブーツなど。
同じブラックでも単調に見えず、奥行きのあるスタイルに仕上がります。
3. カラフルファー
画像出典：www.vogue.com
カラフルに染められたたっぷりのボリュームのファーも、今シーズンの目を引くアイテムのひとつとなりました。
赤や青、緑など鮮やかなカラーに染めたファーを繋ぎ合わせて、ボリューム感をより強調しています。
特に、今季マストでゲットしたいのは “ファーマフラー” や “ファーストール” 。
大判のものをポンチョのように着たり、レザージャケットの上から合わせたりすると旬のスタイルに昇格します。
いつもの服にワンポイントとして取り入れることで、簡単に女子力を上げることができるのです。
4. アニマルプリント
画像出典：www.vogue.com
レオパード、ゼブラ、パイソンなど様々なアニマルモチーフが登場。
リアルなアニマル柄のほか、デフォルメした抽象的なデザインや、パイソンとツイードの組み合わせなどといった異素材ミックスなど、取り入れ方は様々。
とアニマルプリントに抵抗がある人は、ミニバッグで取り入れてみては？
CHLOEやLOEWEなどのラグジュアリーブランドからも多く登場していますが、ZARAやH&Mなどもファストファッションブランドからもトレンドを抑えた使いやすいバッグが出ています。
アニマルプリント初心者は、まずは安価なアイテムでトライするのがオススメです。
5. ボヘミアン
画像出典：www.vogue.com
先シーズンからの流れを汲んだ、ボヘミアンルックは今シーズンも人気です。
花や草木のモチーフのほか、東洋のデザインに影響された柄などを組み合わせたパッチワークなども登場。
フリンジバッグやウエスタンブーツなど、いつものスタイルに1つヘミアンアイテムを投入するだけでも最旬スタイルに仕上がります。
先シーズンのアイテムをそのまま使えば、女子力の高いファッションを作ることができるので、ボヘミアンは比較的挑戦しやすいはず！
2015秋冬トレンドとキーアイテムを解説していきましたが、いかがでしたか？
昨年秋冬シーズンンのノームコアトレンドから一転して、2015年春夏は色やプリントに溢れたシーズンに。
そして2015～16年の秋冬は、先シーズンの流れを汲んだ鮮やかな色、様々な柄が登場し同時に多様なスタイルかが見られ、私たち消費者にとっては選択の幅が広がるシーズンとなりそうです。
選択肢が多い今季、多様なファッションにトライすれば新しい自分に出会えるかもしれません。
コレクションやスナップを参考にしつつ、自分のスタイルを確立していって下さいね。
Writer / ELIE INOUE 
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