婚活中の女性に急増中!「婚活うつ病」や「婚活疲労症候群」の原因と対処法
このサイトを見ている方の中にも、現在婚活をされている方もいると思います。
「出会いがない」と言って何もせず素敵な男性が現れるのをただ待っているより、自分から出会いを探す努力をされているのはとても素敵です!
けれど、婚活をしていると、ふとした時にストレスを感じたり、「もう婚活なんてやめちゃおうかな」と後ろ向きな考え方になってしまう瞬間はありませんか?
もしそうなら婚活が原因で心身に不調が出る “婚活うつ病” や “婚活疲労症候群” にかかる一歩手前かもしれません。
今回は、最近急増している「婚活うつ病」や「婚活疲労症候群」の原因や対処法についてご紹介します。
婚活うつ病も従来のうつ病も原因は大きなストレス
婚活をしたことがない方にとっては「たかが婚活でうつなんて…」と思うかもしれませんが、婚活は想像以上にストレスがたまります。
婚活の現場では以下のような項目から、結婚相手としてアリかナシかをほとんど一瞬で判断されてしまいます。
- 容姿
- 年齢
- 年収
- 職業
- 学歴
婚活をしている方は
と思っているため、時間をかけてじっくりお互いのことを知ることが難しくなっています。そのため、上記のような表面的な情報だけで相手を判断するしかなく、判断される側は断られる度に人格や人生を否定されたような気分になりがちです。
さらに、最近では夫婦共働きや経済的に自立している女性を望む男性も多く、女性の職業や年収を気にする男性が増えています。
仕事もプライベートも充実させながら時間を作って婚活をしていると、心も体も休まる暇がなくなり、気が付いたらストレスで体調を崩していたという方が少なくないのです。
そんな婚活疲れの人のために婚活疲労外来ができるほど、深刻な問題となっているのです。
私も何度か婚活パーティーに参加したことがありますが、知らない人と次々に話をするだけでもかなり疲れるのに、たった10分程度お話しただけの相手をアリかナシか判断するのもされるのも複雑な気分でした。
これを何度も繰り返していたら、心身ともに疲れてしまうだろうなと思います。
婚活特有のストレスが婚活うつ病・婚活疲れの原因
婚活うつ病や婚活疲労症候群は普通のうつ病などと分けて考えられているのは、婚活特有のストレスが原因でうつ病などになってしまうからです。
病気になってしまうほどの、婚活特有のストレスとはどんなものでしょうか?
具体的な原因をご紹介します。
人格や人生を否定されたように感じる
何より辛いのが、何度も断られているうちに人格や人生まで否定されたように感じてしまうことです。
1度や2度なら「ご縁がなかったんだ」と気軽に受け取れますが、何度も何度も断られていたら自分に価値がないように思ってしまう気持ちも想像できますよね。
年齢だけで判断される
特に女性の場合、年齢がとても重要です。
若い女性の方が圧倒的に人気があり、30歳を超えると男性から声をかけられる機会が減り、32、33歳以上になるとほとんど声がかからなくなると言われています。
容姿端麗な方も関係なく年齢で判断されてしまうので、外見に自信があった人ほど不満を感じるというケースもあります。
年齢は努力ではどうにもできないことなので、そこで区別されると絶望的な気持ちになってしまいますよね。
婚活のスケジュールを詰め込みすぎる
婚活パーティーや街コンは週末だけでなく、平日でも多く開催されています。
また、参加するメンバーは毎回違うため
と思って、いくつものパーティーに参加したりとスケジュールを詰め込みすぎて無理をしてしまう方も多いです。完璧な女性になろうとして疲れてしまう
婚活の場では、ほんの短い時間の中で精一杯自己アピールをしないといけません。
服装、言葉使い、立ち居振る舞いなど、少しでも相手からよく思われるために無理をしていたらすぐに疲れてしまいます。
また、多くの男性からモテるために女子力が高いように見せ、本音が出せず息苦しさを感じる方もいます。
金銭的、肉体的、精神的に様々な方面からストレスがかかる
このように、婚活をしていると精神的にも肉体的にも様々なストレスがかかってきます。
それだけではなく、パーティーへの出席費用、結婚相談所の利用料など、金銭的な負担もあります。
周囲からのプレッシャーがある
20代後半になると周りは結婚ラッシュ。
家族や友達から「次はあなたの番だね」「結婚しないの?」とプレッシャーをかけられ、嫌々ながら婚活しているという方も多いです。
また、自分自身が焦りを感じている場合、周りからこういったプレッシャーをかけられるのも辛いですよね。
婚活は恥ずかしいことだと思い相談できない
婚活をする方はどんどん増えていますが、それでも未だに一部では
という失礼な考え方をする人もいます。婚活で悩みがあっても、恥ずかしくてなかなか相談できず一人で抱え込んでしまい、どんどん悪い方向に考えてしまう方が多いのです。
このように、婚活には特有のストレスがあり、婚活をしていない人に相談してもなかなかわかってもらえなかったり、時には婚活していることをバカにされストレスがどんどんたまってしまうのです。
婚活うつ病や婚活疲労症候群を防ぐための対処法
婚活うつ病や婚活疲労症候群は、婚活をしている方の誰もがかかる可能性のある症状です。
そこで、ここでは婚活うつ病などを予防・改善するためにおすすめの対処法をご紹介します。
婚活をしていて疲れたと感じたらぜひ試してみてくださいね。
婚活を少しお休みする
婚活によるストレスを緩和するために大切なのが、少しだけ婚活をお休みするということ。
今まで一生懸命がんばってきた自分を休ませてあげましょう。
ただし、女性の婚活では年齢も重視されるため、お休みの期間は長くても2~3か月までが理想的です。
一度、不眠症や重度のうつ病などのひどい症状が出てしまうと、回復するまでに時間もかかります。
少しでも疲れやストレスを感じたら、こまめにお休みしてくださいね。
趣味を作ったりサークルに参加してみる
婚活とは全く関係のない趣味を作ったり、社会人サークルに参加すると気分転換になるのでおすすめです。
趣味やサークルのつながりから新しい出会いが見つかったり、誰か良い人を紹介してもらえる可能性もあります。
婚活の方法を変えてみる
一口に婚活と言っても、全員とお話するスタイルもあれば、街コンのような気軽なもの、登録さえしていれば条件に会う人を紹介してくれるサービスなど様々な婚活の方法があります。
今まで挑戦していなかった方法を試してみると、ストレスを感じず婚活できるかもしれません。
断られるのはお互い様と割り切る
婚活特有のストレスの中でも、何度も断られるのはものすごく大きなストレスになります。
けれど、婚活を続けていれば自分もどこかで誰かを「ナシ」と判断したり、お誘いを断ることもあります。
「断られるのはお互い様」と割り切って、自分の悪いところばかり探すのは止めましょう。
そのままのあなたと気が合う人は必ずいます。
婚活にあまりのめり込まない
婚活を始めると婚活のことばかり考えてしまったり、条件に会う人に執着しすぎて断られた時のショックがとても大きくなるということがあります。
結婚したい気持ちが強いと難しいかもしれませんが、できるだけ気楽に婚活と向き合っていきましょう。
話を聞いてくれる人を見つける
婚活によるストレスを発散するのに大切なのが、あなたの話をちゃんと聞いて辛さや苦労をわかってくれる味方を見つけておくことです。
女性は感情を言葉にして、共感してもらうことでストレスをかなり軽減できます。
同じく婚活をしている女性と交流してみるのはどうでしょうか?
同じ経験をしている者同士なら、お互いの気持ちをよく分かりあえるかもしれません。
頑張りすぎず婚活を楽しみましょう!
婚活うつ病や婚活疲労症候群になってしまう方は、とても真面目で頑張り屋さんな女性が多いです。
婚活に一生懸命取り組んで、断られる度に改善点を見つけようと自分の悪いところばかり見てしまうからです。
幸せな結婚のために自分から行動する女性は、それだけ十分に前向きで素敵だと思います。
あまり頑張りすぎず、たまにはお休みする時間も取って、楽しみながら婚活していきましょう!
Writer / ニヒラユウ
にほんブログ村