口臭の原因を正しい歯磨きで取り除き、女子力アップに努めよう!
「女同士の気の置けない集まり…のはずなのに、自分の口臭が気になって思いっきりおしゃべりを楽しめない」なんてことはありませんか?
お口のニオイは、その人のイメージを大きく左右するものですが、自分ではなかなか気づかないことも多いものですよね。
口臭の原因は、日々の生活習慣や体質によるものもありますが、多くの場合は間違った歯磨きによる磨き残しや汚れの蓄積が大きく占めているんです。
そこで今回は、お口のニオイの原因と正しい歯磨き方法についてご紹介したいと思います。
口臭の主な原因
体質や生活習慣など、お口のニオイの元となる原因はたくさん。
しかし、正しいケア方法で口臭を軽減することができるんです。まずは口臭の主な原因を知っておきましょう。
歯磨き時の磨き残し
口臭の主な原因の一つとして、歯磨きの際に隅々まで十分に磨かれていない “磨き残し” が挙げられます。
特に奥歯や前歯の裏、歯と歯の間など歯ブラシが届きにくい場所に汚れが溜まり、それが口臭の原因となっていることが多いのです。
舌の汚れ
“舌苔(ぜったい)” 、いわゆる「舌ゴケ」は、口臭の原因のうち約6割を占めると言われています。
歯磨き時に舌苔の汚れ取りを怠っている人に多いと言われているのです。
虫歯・歯周病
虫歯や歯周病によって歯の奥や歯ぐきの隙間に食べカスなどの汚れがたまり、それが腐敗することで口臭の原因となってしまいます。
また、虫歯や歯周病の悪化により、歯や歯ぐき自体が炎症を起こしていることでも、ニオイを発生しやすいと言われています。
正しい歯磨き方法
口臭予防の基本として、まずは口臭の原因となるお口の中の汚れを取り除くことが大切です。
そこで重要なのが、以前正しいデンタルケアでお伝えした歯磨きの方法!
私たちはいままで幾度となく歯磨きを行ってきていますが、正しく歯磨きを行っている人の数は、実は非常に少ないんだとか。
今一度自分の歯磨き方法を見直してみましょう。
ブラシは小刻みに動かす
奥歯から前の方へブラシを大きく動かしている人が多いものですが、あまり大きく動かすと歯と歯の隙間の汚れを取り除くことができません。
できるだけ歯ブラシを小刻みに動かし、歯の表面や隙間にブラシの先を入れ込むように磨くと良いでしょう。
歯の面と歯ブラシを平行に当てる
歯ブラシをただ突っ込んでいるだけでは、歯の表面にブラシが当たらず汚れを取り除くことができません。
前歯であれば裏と表の2面、奥歯であれば裏と表と歯の凹凸面の3面と、歯にはそれぞれ面があるので、それぞれの面に平行になるようにブラシを当てて磨くことが大切です。
前歯はブラシを縦に動かす
前歯はブラシを縦にして磨きましょう。
特に前歯は磨き残しが多い部分ですが、奥歯と同様に歯ブラシを左右にしか動かしていないことが原因だと言われています。
人目につきやすい前歯は念入りな歯磨きが必要ですので、ブラシの方向を変えて磨き残しがないように注意しましょう。
歯ブラシの選び方
今ではブラシの硬さやヘッドの大きさなど、様々な種類の歯ブラシがあります。
その中でも、歯科医が進める最も適切な歯ブラシは「ふつう」だそう。
極端に硬いブラシは歯茎や歯の表面を傷つけ、柔らかすぎるブラシはブラシの先が曲がってしまって十分に汚れを落とすことができないそう。
また、ヘッドの大きいものは奥歯までブラシが到達せず、ヘッドの小さいものは磨き残しが増えてしまうんだとか。
歯科医院などで多く売られているのは、3列以上のナイロンブラシのもの。
このタイプが、実は一番効率よくしっかりと汚れを落とすことができるのだそう。
デンタルグッズでもっと効果的に!
デンタルフロスは、歯ブラシでとりきれなかった、しつこい汚れを除去するのに最適なグッズ。
特に歯と歯の隙間に残った汚れが口臭の原因となりやすいため、口臭予防には歯間ブラシが効果的です。
生活習慣を改善して口臭を予防する
生活習慣の中にも口臭の原因はたくさん。
どのようなことに気をつければ、口臭を防ぐことができるのでしょうか?
唾液量の減少が口臭の1つの原因
口を開けたままにする癖がある人や唾液の量が少ない人、緊張状態に置かれることが多い人などは唾液の質が低下し、唾液量が低下します。
唾液の量が低下すると細菌が増殖して口臭が発生しやすくなるため、ガムを噛んだり水分を多く取るなどして唾液の分泌を促すことが大切。
両頬にある唾液腺を軽くマッサージするのも効果的。
1日3回以上が理想!こまめな歯磨きを習慣に

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食事のあとの汚れを口内に残さないことで、口臭を防ぐことができます。
理想は毎食後の歯磨きが理想ですが、就寝中は口の中の細菌が繁殖しやすいと言われているので朝晩の歯磨きも重要。
そのため、1日4回~5回のこまめな歯磨きが理想です。
とはいえ、なかなか歯磨きに時間を取れない場合もありますよね。
そんな時はマウスウォッシュやタブレット型の歯磨き粉を使用したうがいを行うだけでも、口臭予防効果が期待できます。
十分な睡眠で口臭を予防する
睡眠不足と口臭は、実は大きな関係があります。
睡眠中は副交感神経が活発になり、体がリラックス状態になります。
しかし、睡眠時間が短いと交感神経が活発になり体がリラックス状態にならず、十分な唾液量が分泌されません。
朝起きた時に口のニオイが気になる人は、睡眠不足や良質な睡眠がとれていないのかも?
いかがでしたか?
歯磨き時の磨き残しが口臭の主な原因なんて驚きですよね。
毎日しっかり磨いているつもりの歯磨き、今まで以上にしっかりと行って口臭のない爽やかで清潔感のある印象をキープしましょう!
Writer / コマツマヨ
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