ニキビを作らない!秋の正しいニキビケアの方法【スキンケア編】
秋になって、
と感じる人はいませんか?季節の変わり目は、体調の変化や夏の疲れも重なって、ニキビや肌荒れなどのお肌の不調が出やすい時期ですが、特にこの時期はニキビに悩まされる女子が多数!
しかし、多くの人が間違ったニキビケアを行っていて、ニキビがなかなか治らないという無限ループに陥っています。
そこで今回は、スキンケアに重点を置いた正しいニキビケアをご紹介しようと思います。
ニキビの原因・メカニズム
そもそもニキビは、皮脂や古い角質などの老廃物がスムーズに排出されず、毛穴の奥や皮膚の下で膿んだり炎症を起こした状態。
しかし、皮脂や角質などは誰にでも必ずあるものなので、これらの老廃物の多さがニキビの出来やすさを左右するわけではありません。
ニキビの原因は、この皮脂や老廃物などをスムーズに排出できないところにあります。
特に多い原因が、「お肌のターンオーバーが乱れて、古い角質が肌表面に蓄積されてしまうこと」、「乾燥などによって皮膚が硬くなって、毛穴の奥の老廃物が排出されずに溜まってしまうこと」の2つです。
老廃物が皮膚の上や毛穴の奥にいつまでも蓄積されると、それらはやがて腐敗してしまいます。
それが原因で膿んだり炎症を起こしたりと、ニキビのもととなってしまうのです。
ニキビケアに関する間違った4つの基礎知識
ニキビの原因・メカニズムをおさらいしたところで、ニキビに関する多くの間違った情報をご紹介します。
間違った情報でケアをしていることが、ニキビを悪化させる原因となってしまうので注意が必要です。
これからの季節は肌が乾燥しやすいので、肌の潤いを保ちながらニキビケアを行うことが大切になります。
間違いその1
皮脂が多い=ニキビができる
脂取り紙で皮脂をオフしたり、テカリ防止のパウダーを塗りなおすなどしてこまめな皮脂対策を行っている人も多いもの。
お肌には適度な皮脂で皮膚を乾燥から守る必要があるため、脂取り紙や皮脂を吸収するパウダーなどを頻繁に使うことで本来必要な皮脂までも失われます。
知らないうちに肌表面が乾燥状態になり毛穴や皮膚が硬くなることで、毛穴の奥に老廃物は蓄積されてニキビとなってしまいます。
間違いその2
ニキビができたから保湿は控える
油分を取り除きすぎて、肌を乾燥させることがニキビの大きな原因ですが、
と間違った知識のせいか保湿を控える人が多いもの。その結果、ニキビがなかなか治らないという無限ループとなってしまうのです。。
間違いその3
しっかり洗顔でアクネ菌を除去!
ニキビの原因となる “アクネ菌” は、肌のバランスをコントロールしてくれるなど私たちのお肌にもともと存在する必要な菌。
そのため、過剰な洗顔によってアクネ菌を除去する必要は本来ありません。
それどころか、アクネ菌を除去しようと過剰な洗顔を行うことがニキビの原因となっている場合も。
間違いその4
ニキビ専用のスキンケアはニキビに効く!
そのため、ニキビ専用のスキンケアだからといって必ずしもニキビに効果があるとは限りません。
ニキビ専用のスキンケアのなかには皮脂を抑えるさっぱりタイプのものが多く、かえってお肌の乾燥がすすんでしまうことも。
ニキビを作らない基本のスキンケア
ニキビを予防してニキビが出来にくいお肌にするには、スキンケアが最も大切です。
普段からニキビが気になるのは、あなたのスキンケアは間違っているということ。
この機会に、自分のスキンケア方法を4つ見直してみましょう。
1. クレンジングには潤いタイプを
洗浄成分の強いクレンジングは、お肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうことも。
洗い上がりも潤いを逃さないタイプのクレンジングを選んで、できるだけ優しくなじませるようにメイクオフしましょう。
2. 洗顔時のお湯は40度以下
熱いお湯の方が汚れが落ちやすいと考えがちです。
しかし、熱いお湯で洗顔をすることでお肌表面の必要な皮脂が流れ落ちてしまい、乾燥の大きな原因となります。
一般的に40度以上になると皮脂が流れ落ちてしまうと言われているので、人肌程度のぬるま湯での洗顔がベスト。
また、あまりに温度が低いと毛穴の汚れが浮きににくいので、極端な冷水も使用を控えましょう。
3. 泡洗顔がニキビ肌にいい!
スクライブタイプや泡立たない洗顔など様々な種類の洗顔がありますが、ニキビで敏感になったお肌にはどれも刺激になってしまいます。
ニキビ肌に最適なのは泡洗顔。
細かい泡が手と肌の間に適度なクッションを作り、刺激を与えることなく汚れだけを滑るように取り除いてくれるのです。
濃密な泡であればあるほど汚れを吸着しやすくなるので、しっかりと泡立てて使用しましょう。
4. 何においても保湿が大切!
乾燥を防いで皮膚を柔らかくすることで、お肌のターンオーバーを整え老廃物の排出をスムーズにします。
これがニキビ予防の重要な鍵。
いつもの化粧水で水分をたっぷりとお肌の奥まで届け、クリームなどでしっかりと蓋をします。
とはいえ、皮膚が敏感な状態のニキビ肌には高濃度の栄養分は不要。
美容液やスペシャルケアは極力控え、シンプルな基本のスキンケアを徹底してください。
湿度が低下して乾燥が気になるこれからの季節は、今まで以上の乾燥対策が重要です。
次回は、ニキビを作らない方法「生活習慣編」をご紹介したいと思います。お楽しみに!
Writer / コマツマヨ
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