パリジェンヌの生き方から学ぶ “お一人様” でも楽しく生活できる5つの理由
“お一人様” と聞くと、なぜか余り物の独身女性や婚期を逃した女性…なんてネガティブな印象がありますよね。
特に、30歳を目前にした女性たちは「早く結婚しなきゃ!」と焦り、婚活に勤しむ人も少なくありません。
しかし、パリジェンヌはお一人様でも気にせず、むしろ一人だけで生活していることを満喫しています。
そんな彼女たちからすると、「そんなに結婚って大切なの?」と不思議に思うのだそう。
もちろん、彼女たちにも結婚願望はありますが、焦って婚活するほどではなく「その時がきたら、結婚ね」と軽い感じなんだとか。
一体、なぜ彼女たちは結婚に焦らず、一人での生活を楽しむことができるのでしょうか?
今回は、パリジェンヌが「お一人様」でも充実した日々を送れる5つの理由をご紹介します。
パリジェンヌとは
雑誌のスナップ写真などで良く登場するパリジェンヌ。そもそも、どんな人のことを意味するのでしょうか?
辞書で調べるとパリジェンヌとは「パリに生まれ育った女性」のことをさします。
しかし、雑誌などで掲載されているパリジェンヌには、自然体でありながらもお洒落で美しい女性のイメージがあります。
日本では、パリジェンヌという言葉をファッションスタイルの1種と捉えている人もいるそうです。
パリジェンヌが「お一人様」の生活を満喫できる5つの理由
1. 自分の魅力に自信があるから
フランス人には「自分と他人は別人である」という考え方が根底にあります。
つまり、他人や流行に左右されるのではなく、似合うものは自分自身が一番よく知っているので自分の選択にとても自信があります。
おしゃれや趣味、仕事など「わたしといえば、コレ!」と言えるのがパリジェンヌの特技の1つです。
「どんなに美人でも自信のない女性に、魅力は宿らない!」と考えいてるパリの女性も多く、年齢に関係なく恋愛でも自信満々!
実際に、男性からも「自信のない女性よりも自信のある女性の方が、断然美しく見える!」そうです。
パリジェンヌが一人でも日常生活を楽しめるのは、こうした絶対的な自信と個性を大切にする生き方があるからでしょう。
2. 一人でも楽しく過ごせる方法を知っているから
男性に楽しませてもらうことより、いかに自分で自身を喜ばせ楽しませるかを楽しんでいるパリジェンヌ。
彼女たちは自分に素直で、気の向くままに自分のしたいことを何でもします。
また「自分がどんな時楽しめるか、それによってパートナーの選び方や彼との過ごし方も変わってくる」と彼女たちは考えています。
恋愛するときは、無理に彼氏やパートナーの過ごし方や趣味に合わせるのではなく、自分の生き方に合った相手を探します。
そのため、自分と会う男性がいなくても一人で楽しく過ごせていればそれでいいと考えているのです。
だからと言って、自分磨きを疎かにしているわけではありません。
一人で過ごす時間があるからこそ、有効に使い「いつでも恋愛OK!」という状態にして、理想の男性と巡り合った時のチャンスを逃さないようにしています。
3. 自分の弱さをよく知っているから
「わたしは仕事のプレッシャーに弱いの」「わたしは恋愛中不安になりやすいの」などなど、イメージとは違い意外にも悩みを多く抱えているパリジェンヌ。
しかし、彼女たちは自分の弱さをただ理解しているだけでなく、その弱さとどう付き合っていくべきかをちゃんと知っています。
- 「プレッシャーに負けそうな時は、ヨガ教室に通うの!」
- 「不安にならないよう、彼とよく話し合ったり一緒にスポーツして楽しんでるわ!」
とそれぞれの対策を持っているからこそ、自分の弱さに対してただただ不安なったり焦ったりすることもないのです。
4. 結婚することにあまり価値を置かないから
フランスは離婚手続きが複雑で手間がかかるので、わざわざ婚姻届をだしたり結婚式を挙げるようなカップルが少ないのです。
カップルの多くは “PACS(パックス)” という制度を使って、結婚はせずともお互いを一緒に生きていくパートナーであると認め合います。
そのため、フランスの人々は「結婚する」ということに対して、あまり価値を置かないのです。
パリジェンヌにとって愛し合うというのは、形式にとらわれない深いもの。
「結婚は、人間が後付けしたただの制度」とばかりに、結婚→妊娠→出産なんて順番は関係ありません。
もちろん、フランスと日本の制度や男性の結婚観も違うけれど、パリジェンヌにとってそれだけ結婚よりも妊娠するタイミングの方が大切なのです。
そのためか、フランスでは第二子妊娠発覚後、出産後に結婚するカップルも多いんだとか。
5. 年齢を重ねることが怖くないから
フランスには、「大人優先の教育」という考えがあります。
たとえば、「あなたはまだ子供だから、大人である彼らが優先よ」など大人優先の社会を理解させ、我慢させるのです。(※子供を大切にしていないわけではありません)
すると、子供たちは「早く大人になりたい!」と早くから自立し、次第に「どうせ年を取るなら、良い感じに年をとりたいな」と年をとる毎に年相応の品の良さを追求するのだとか。
日本にいる美魔女のほとんどは「20代に見える40代」ですが、美しいパリジェンヌたちが「年相応であり、品のある40代」を目指すのは、年をとることに魅力を感じているからでしょう。
無理に若作りをするのではなく、今の自分を一番魅力的にするファッションやメイク、品格を大切にします。
いかがでしたか?
同じ女性であっても考え方ひとつ違うだけで人生に焦りを感じるか、それとも小さくともより多くの楽しみを見つけるか、人生そのものも違ってきますよね。
もしもあなたが「お一人様」人生に焦りや不安を強く感じるのなら、この5つの理由からお一人様を楽しむ勇気と知恵をもらってみてはいかがでしょうか?
Writer / 雪乃(編集:女子力アップNOTE編集部)
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