辛いダイエットをしても痩せないのは「セロトニン不足」が原因!?
女性なら誰でも一度はダイエットした経験があるのではないでしょうか?
「痩せてキレイになりたい」「たるんだ部分を引き締めたい」と思うのは誰だって同じですよね。
そんなダイエットに対して、皆さんはどんなイメージを持っていますか?
ダイエットは辛く苦しいもので、我慢したり努力したり、とにかく頑張らないといけないイメージを持っている人が多いと思います。
しかも、辛いダイエットをしてもなかなか痩せることが出来ず諦めてしまっている方も多いと思います。ダイエットの成果が出ないのはもしかすると「セロトニン不足」が原因かも知れません。
今回は、ダイエットの効果出にくくなると言われる「セロトニン不足」についてご紹介したいと思います!
辛いダイエットは、セロトニンを不足させて効果が出にくくなる
食事制限、運動、筋トレなど、ダイエットをするためには頑張ることがたくさんあります。
でも、あまりにも辛いと続けるのがしんどくなって、途中で投げ出しちゃったりするんですよね~。
きつすぎるダイエットは気持ちの問題で続けるのが難しい上に、
と思う気持ちがストレスになってセロトニンを不足させ、ダイエットの効果を出にくくしてしまいます。セロトニンとは?
セロトニンは別名 “幸福ホルモン” とも呼ばれる脳内物質のこと。
セロトニンがたくさん分泌されていると幸せな気分になり、ストレスにも強くなります。
しかし、セロトニンが不足すると気持ちが沈みやすくなり、時には投げやりになったり絶望的な気分になってしまいます。
辛く苦しいダイエットはセロトニンを大量に消費し、セロトニン不足を引き起こします。
すると、以下のようなダイエットを邪魔するトラブルが起こるのです。
セロトニン不足によるダイエットのトラブル
- 満腹感を感じにくくなる
セロトニンは満腹中枢の働きを良くする役割もしています。
セロトニン不足になるとなかなか満腹感を感じにくくなってダラダラ食いやドカ食いしやすくなってしまうのです。
- 食欲が増す
セロトニン不足は不眠症の原因になり、睡眠不足は食欲増進ホルモンの分泌を促します。
睡眠不足からくる食欲を我慢しているとストレスになり、そのストレスがセロトニンを減らすという負のスパイラルに陥ってしまうことも…。
- 脂肪が付きやすくなる
セロトニンを分泌している視床下部は、体温調節や基礎代謝の管理など自律神経のバランスを調節する役割も持っています。
セロトニンが不足すると自律神経にも影響が出て、冷え性になったり基礎代謝量が下がって皮下脂肪が付きやすくなります。
どれもダイエットの邪魔になる嫌なトラブルばかりですよね。
我慢ばかりのダイエットには、こういったデメリットもあるということを覚えておきましょう。
セロトニンの減少を抑える4つのポイント!
ダイエットによるストレスは、ダイエットの失敗やリバウンドの原因になることはわかっていただけたでしょうか?
これからは適度に自分に甘く、簡単にのんびり続けられるダイエットにシフトしていきましょう♪
ただし、何から何まで自分に甘くなるのはダイエットしているとは言えません。
好きなものを食べてだらだらしていたらダイエットできないですもんね。
ここではどんな風にダイエット中の自分を甘やかしてあげれば良いのか、そのポイントをご紹介します。
1. 依存性の高い嗜好品は急にやめない
- お酒
- 辛いもの(唐辛子や香辛料)
- 甘いもの(砂糖)
- 油っこいもの
- コーヒーや炭酸飲料など(カフェイン)
これらは強い依存性があり、急に飲食するのをやめてしまうとそれが強いストレスになってセロトニンを減少させてしまいます。
「やめたい」、「量を少なくしたい」と思った時は、ストレスを感じないくらい少しずつ減らすのをおすすめします。
この中でも特にお酒、甘いもの、油っこいものは太りやすいのでダイエット中は完全に絶つ方も多いです。
しかし、食べられなくてイライラするくらいなら毎日ちょっとだけ食べるか、週末のご褒美にしたりして上手に息抜きしてくださいね。
また、たまになら多く食べてしまっても
と割り切っちゃいましょう!2. 飲み会やイベントは思いっきり楽しむ!
飲み会やイベントごとの集まりの時は、どうしても高カロリーな食べ物ばかり出てくるし、付き合いでお酒を飲まなければいけないこともありますね。
そんな時、こんな風に考えてしまっていませんか?
- 「あーあ、こんなに食べちゃったらダイエットが台無し…」
- 「ダイエット中だから食べたくないんだけどなぁ…」
- 「食べなければ良かった、来なければ良かった」
こういったネガティブな気持ちや考え方は大きなストレスになってセロトニンを不足させます。
さらに、ネガティブになっていると胃腸の働きも悪くなり、消化・吸収がうまくできなくなって脂肪を取り込みやすくなってしまうのです。
普段はダイエットを頑張っているんですから「おいしかった!」、「楽しく食事できて良かった」とポジティブにとらえて、また明日からダイエットをがんばりましょう!
食べたものはすぐ脂肪に変わらず、翌日・翌々日までに摂取カロリーを調整すればすぐ太ることはないので安心してくださいね。
3. ダイエットにストイックになりすぎない
ダイエット中は「毎日これだけ運動・筋トレをする!」「夕食はサラダだけ、1日1,000kcalまで!」などの
を作ってしまいがち。自分にとって辛くないルールならいいいのですが、続けるのが苦痛だったりストレスになっているならルールを見直すことをおすすめします。
真面目な人ほど自分で作ったルールに縛られて、ルールを守れなかったことにイライラしてセロトニン不足の原因となります。
もっと自分に甘くてゆるーいルールにしてみてはどうでしょう?
例えば筋トレや運動ですが、毎日同じメニューを続けなくても継続していればきちんと効果は出るという研究結果が出ています。
疲れている日は無理せず休んでOKですし、週末だけジムに通うという方法でも十分ダイエット効果はあるんです。
また、食事に関しても毎日同じことを繰り返さなくても、1週間のうちに摂取カロリーなどの帳尻が合えば特に気にする必要はないそうです。
この情報を聞いてから、私も食事制限や運動のルールをかなりゆるくしていますが今のところリバウンドはありません。
4. 太っている自分を「デブ」「ブス」と言わない!
セロトニンの項目でも書いたように、ネガティブな感情はセロトニンを不足させて太りやすい体になってしまいます。
太った・太っていると思ったからダイエットをしようと思っているのに、さらに「デブ」「ブス」と自分をけなす必要なんて全然ないんですよ。
また、上手くいかないことがあった時に
というネガティブな考え方もやめましょう。太りやすい体質だったり、生活環境が太りやすいということもあります。
太っている自分のことを責めるのはやめてくださいね。
ダイエットする時は、「かわいい水着で海に行きたい!」「痩せて綺麗になりたい!」「大好きな人に振り向いてもらいたい!」などのポジティブな目標に向かって前向きに頑張る方が成功しやすくなります。
今の自分を否定するんじゃなく、ダイエットに成功してキラキラした生活をしている自分をイメージすることがダイエット成功の秘訣です。
いかがでしたでしょうか?
ダイエット中はついつい自分に厳しくなりすぎてしまいますが、全部厳しくするんじゃなくてところどころ自分を甘やかしてできるだけストレスを感じないように工夫してみてくださいね。
Writer / ニヒラユウ
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