ツボに据えるだけで免疫力アップ!お灸が女子の不調におすすめなワケ
寒暖差が激しく気候が安定しない季節の変わり目は、ニキビや肌荒れ、時には赤みや痛みを伴うような女子特有の肌トラブルに悩まされがち。
さらに秋冬でも花粉や黄砂などによるアレルギーから体内の免疫力が低下し、肌の状態がますます悪化してしまう一方です。
できる限り薬には頼らず、体の本来の力で改善したいものですよね。
そこで今回は、最近女性の間で注目を浴びている “お灸” をご紹介します。
お灸女子が増えているって本当?
お灸や鍼治療といえば熱くて火傷の心配があったり、高齢者や年配の方が肩こり・腰痛のために行う民間治療というイメージを持っている人も多いもの。
しかし最近では、女性自ら美容やダイエットなど女子力アップのために鍼灸院の利用やセルフお灸をする “お灸ガール” が急増しているそう。
環境汚染など外的ストレスが多い現代において、自然治癒力に働きかける副作用の少ない鍼灸治療が見直されています。
特に、薬に頼らない自然な方法で
と望む女性が増えたことから、お灸を取り入れる女性が増えていることが理由のよう。忘年会シーズンは要注意!お肌や体と密接に関係する胃腸の働き
これから忘年会時期に突入し、アルコールの摂取やカロリーの高い食事をする機会が増えてしまいますよね。
東洋医学では肌と腸は非常に密接な関係があり、暴飲暴食、偏食などで胃腸が弱ると免疫力が低下し、肌荒れや体調不良、アレルギーの悪化を招いてしまいます。
また、アルコールによって神経が興奮したり、胃腸へ負担がかかることで、ホルモンの分泌が乱れて自律神経にも影響が。
そうなると、疲労回復の機能なども悪化してしまうため、体調不良や肌荒れ、女子力の低下などの悪循環から抜け出せなくなってしまいます。
これらの胃腸の不調も、お灸によって改善することができるのです。
体が持ってるパワーを目覚めさせる!お灸の取り入れ方
運動や規則正しい生活が健康や美肌のポイントですが、なかなかそう簡単に運動を継続するのは困難です。
薬による改善も方法としてはアリですが、継続して薬を服用することは体にとって決して良いこととは言えません。
そこで、体が本来持つ免疫力を上げるお灸がオススメ。
お灸の種類

画像出典:rakuten.co.jp
最近のお灸は煙の出ないものやじんわりと温めるもの、火を使わないものなど、かつてのお灸のイメージを覆すようなものばかりで、非常に使いやすいものに進化しています。
また、アロマや花、フルーツなどの香りがするもの、火を使うものであってもポカポカとここちよく感じる程度から痛みを感じるほどの高温になるものまで様々です。
まずは一番温度の低いものから試してみて、もし物足りないと感じるようであれば一段階上の温度のものを使用するなど、自分に合わせたものを探してみましょう。
ちなみに、極度の冷え性に悩まされていた著者は、初心者向けのお灸では全く暑さを感じず、少し温度の高いものを使用しています。
お灸のやり方、ツボの探し方
お灸のやり方はとっても簡単。お灸に火をつけ、体調に合わせたツボにお灸を据えるだけ。
指で押すと他よりも強い鈍痛を感じる部分がツボの位置になります。
人によって若干のズレがあるので、ツボの付近を触りながらイタ気持ちいいと感じる部分を探し当てて。
できれば毎日行いたいものですが、週に2回から3回程度でも良いので、とにかく継続して行うことが効果を得るポイント。
ツボをダイレクトに刺激する鍼(はり)やツボ押しとは違い、ツボ付近をじんわりとあたためることで効果があるお灸は、ツボの場所が少しずれていてもOKなんだそう。
- 中院(ちゅうかん)…へそとみぞおちのちょうど真ん中
- 天枢(てんすう)…へその左右3~4センチ
- 足三里(あしさんり)…すねのすぐ外側
- 築賓(ちくひん)…内くるぶしの上11~12センチ上、1センチ後ろ
- 大巨(だいこ)…天枢の下3~4センチ
- 曲池(きょくち)…肘を曲げてできるシワの端
- 天枢(てんすう)…へその左右3~4センチ
- 合谷(ごうこく)…手の甲側の親指と人差し指の骨が合わさるところ
テレビを見ながらや好きな音楽を聴きながらなど、リラックスタイムにじんわりと体を温めることができるお灸。
一人でもできる気軽さが、体調不良に悩まされている女性や健康・美容などの女子力の高い女性に支持されている理由なんだとか。
お灸はドラッグストアやバラエティショップでもたくさん売られているので、この機会にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
疲れや冷え、肌トラブルに悩まされることなく、この冬のイベントを思う存分楽しめるかもしれませんよ!
Writer / コマツマヨ
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タグ:お灸