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冬の夜更かしはおブスの元!女子力低下を防ぐ良質な睡眠のとり方

私たちの体は、寝ている間に様々な働きを行っていますが、その活動を妨げるような事をおこなっていないでしょうか?

ついつい夜更かしをしてしまったり、寒くてなかなか寝付けないなど、冬場は十分な睡眠が確保できないこともあるでしょう。

でも、冬こそしっかりとした睡眠をとることが、美肌やダイエットなど美容面で非常に効果があると言われています。

そこで今回は、「冬の夜更かし」を防いで女子力の低下を食い止める、良質な睡眠のとり方をご紹介したいと思います。

寝ている間に起こる美容効果

眠っている間に起こる働きの中でも、最も重要なことの一つが “成長ホルモン” の分泌です。

成長ホルモンと聞くと、子供が成長するための分泌物のように思ってしまいがちですが、大人になった私たちにこそ欠かせない物質なのです。

成長ホルモンには、新陳代謝を活性化させ、髪や皮膚をつくったり筋肉や骨を形成する働きがあります。

新しい細胞を作ることで、お肌の老廃物をスムーズに排出するなどターンオーバーを整えてくれるので、肌荒れはもちろん、シミやくすみ、シワなどの老化現象の防止にもつながります。

また、新陳代謝が活発になることで体温が上がり、血行が良くなるので体の隅々まで栄養が届きやすくなります。

エネルギーの消費効率も上がるため、痩せやすい体になるなどダイエットにも効果的。

さらには、疲労物質の蓄積を防ぐ働きもあるので、自律神経を整えて疲れにくく毎日健康に過ごすことができるなど、まさに私たちの体に欠かせない物質。

そんな成長ホルモンが最も多く分泌されるのが、「寝ている間」だと言われています。

体が夜型になりやすい冬こそ睡眠が大切

「お肌のゴールデンタイム」という言葉を知っていますか?

夜10時~深夜2時の間に寝ることで、最もお肌がキレイなるとされています。

しかし、美容師や介護士、看護師、残業続きのOLなど、毎日忙しく働いている私たちにとって、夜10時にベッドに入ることはなかなか難しいですよね。

私たちは普段、夜に電気をつけているためあまり実感がありませんが、体は体内時計で昼と夜を認識しています。

体は、日中に太陽光を浴びとセロトニンを分泌し、体内時計をリセットすることで活動を開始します。

夜になると自然にリラックス状態へと準備を始め睡眠をとる体制を整えますが、特に冬は日照時間が短くなり夜間が比較的長くなるため、早く体がお休みモードになってしまうのです。

そんな冬場に、夜遅くまで起きて夜更かしをすることで基礎代謝が悪化し、お肌や体の調子が整わずリズムが狂ってしまうことも考えられます。

気温や湿度の低さから体にとって過酷な環境の冬にこそ、できるだけ睡眠時間を確保して、体を休めてあげるべきなのです。

充実した睡眠を確保して、脱・おブス生活!

冬こそ大切な「睡眠」

そこで、毎日の睡眠をもっと良質で充実したものにするために、寝不足を解消する快眠・良眠のコツをご紹介しましょう。

軽くて暖かい布団を

暖かさを確保するために、分厚くて重い布団を使用していませんか?

確かに冬は寒いので暖かい寝具が必要ですが、重い布団は睡眠の妨げになります。

また、寝返りが打ちにくくなるので知らない間に体が疲れてしまったり、無意識のうちに布団を蹴ってしまって体が冷えるなど、眠りの質が低下する原因に。

今使用している布団が重いものであれば、薄手の布団を二枚重ねにしたり、軽い布団に毛布を重ねるなど工夫してみて。

着込んで寝るのはNG

寒い冬はできるだけ着込んで寝たくなりますが、冬は体を温めるために代謝が活発になり体温が上がりやすくなります。

そのため、寝ている間に汗をかきやすくなるので、適度に汗を吸い上手に発散させる通気性のいいパジャマで寝ることが大切です。

汗で蒸れたままにしておくと、逆に汗が冷えてきたときに急激な体温の低下や冷えの元になるので要注意。

寝る直前までは厚手の服を着込み、ベッドに入るときには上着を脱いで薄手の服装で寝るようにしましょう。

靴下を履くなら天然素材のものを

就寝用靴下

商品詳細:rakuten.co.jp

パジャマと同様、靴下もできれば履かないまま寝るほうがいいとされています。

足は体の中でも最も汗をかきやすい部分なので、汗で濡れたまま長時間放置することで極度の冷え性を招いてしまうのです。

しかし、足先は冷えやすくふとしたときに布団からも出てしまいやすいので、人によっては裸足で寝ることが冷えにつながる可能性もなきにしもあらず…難しいところです。

そこで、シルクや綿100%などの肌に優しく汗を吸って発散しやすい素材の靴下を使用してみましょう。

ポリエステルなどの化学繊維は、汗を吸いにくく発散しにくい素材のため、冷えやムレの原因になるので避けたほうがベター。

寝る前のTV・スマホは控えて

テレビやスマホなどの液晶パネルは、ブルーライトと呼ばれる光を発しています。

このブルーライトが、睡眠前の人間の脳を興奮状態にし、リラックスできず睡眠不足の原因とされています。

寝る前のスマホが習慣になっている人も多いとは思いますが、良質な睡眠を確保するため、また美容やダイエット効果を最大限に得るために、寝る前の数十分はテレビやスマホを完全にシャットアウトする環境を作ってください。

また、白熱灯などの暖色系の光は、脳にリラックス効果を与えると言われています。

真っ黒にして寝ると逆に眠りにつきにくいという人は、間接照明で暖かい光を取り入れて。


いかがでしたか?

一つでも思い当たることがあるなら、あなたはおブスまっしぐらな睡眠を行っているかも!

今日から睡眠環境を見直して、美容やダイエット、女子力アップに効果的な冬の睡眠方法を実践してみてくださいね。

Writer / コマツマヨ にほんブログ村 美容ブログ 女子力アップへ
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