クリスマスを一人で過ごす「くりぼっち」が寂しく感じる考え方と解決策
ひとり旅やひとりカラオケなど、いつもはひとりぼっちでも平気なのに、クリスマスを一人で過ごす ”くりぼっち” はなぜか不安やつらさ、寂しさを感じてしまいますよね。
ですが、その焦りや不安、本当にあなたに必要なのでしょうか?
実は、クリスマスなどのイベントには、お一人様を怖がらせる罠があるのです…。
今回は、そんなクリスマスを一人で過ごすことが寂しく感じる5つの考え方と解決策をご紹介します。
1. いつもよりイベントをシェアしたい欲求が高まるから
花見や花火大会、クリスマスなどイベントとなれば、やっぱり誰かとその時間をシェアしたい欲求が高まります。
実はこれ、他人と何かを共感共有することで、その人との繋がりが強くなるという心理学に基づいた人の行動なのです。
そのため、お一人様に限らずシェアする人がいなければ、「誰とも繋がりがないのでは?」と寂しさを感じてしまうのです。
また、最近はSNSの流行によって、イベント時に何かシェアできるものを欲しいと強く思ってしまうのも、より虚しさを募らせる原因にもなっています。
誰かと会うだけがイベントシェアではないので、繋がりが欲しいのなら、お世話になっている人にメッセージカードを送って、イベントシェア欲求に潰されないようにしましょう。
2. 企業の広告効果で「クリスマスは恋人と過ごす日」思い込んでいるから
「クリスマスには◯◯を!」「クリスマスのイルミネーションはぜひ恋人と!」といったCMやキャンペーン、よく目にしますよね。
人は同じ情報を見続けると、それがあたかも普通のことのように感じてしまう傾向があります。
つまり「クリスマスのイルミネーションは家族や友達と見たっていいじゃない」と思っていても、企業の広告戦略の影響で「いやいや、そうは言ってもやっぱり恋人と過ごさなきゃ!」「クリスマスこそ、恋人といるべき!」と無意識に思い込んでしまうのです。
ただ、最近では企業によって「家族で~を!」というフレーズも増えてきているので、恋人がいないことに焦りを感じる人は、あえて家族向けキャンペーンを意識して恋愛から目を逸らしてはいかがでしょうか。
3. クリスマス映画に影響されているから
“クリスマスキャロル” や “ホームアローン” など、クリスマスを題材にした映画は多いですよね。
どの映画も「クリスマスは家族と過ごそう!」というメッセージを強く出し、「一人でクリスマスを迎えるなんて…」と寂しさを強調しています。
そのため、脳の中で
という方式が勝手にできてしまい、「くりぼっちは嫌!虚しいわ!」と思ってしまうのです。この季節になると、ついついクリスマス関係の映画を見てしまいがちですが、気持ちが落ち着かない時はアクション映画などLOVEとは無縁の映画がオススメです。
4. クリスマスは「みんな幸せになるべき日」と思い込んでいるから
普段とは違い、12月25日は「クリスマス」という大イベントの日。
ニュースや街中では「クリスマス」に向けた広告などが目につき、幸せムードが漂います。
そんな幸せムードに浸れる人はラッキーですが、中には「なぜ自分だけ残業なの?」「恋人いないわたしには関係ない」「幸せにならなきゃ!でも、どうやって!?」など、幸せムードにやられ落ち込んでしまう人も少なくありません。
ですが、実際はクリスマスイヴやクリスマス当日に仕事がある人や恋人のいない人もたくさんいますし、アンラッキーなことばかり起こってしまう人もいます。
「この日は、必ずみんな幸せ!」という日はほぼないと思って大丈夫なので、自分を追い詰めないよう気を付けましょう。
5. 他人と比較し優越感に浸りたいから
1~4は周りからの影響が強いものですが、5の比較・優越感への欲求は「自分自身の問題」です。
普段、あなたは他人と比べたり、SNS内で充実した日々をアピールしている方ですか?
もし当てはまるなら、不安や寂しさを感じる原因は「他人より幸せで充実した毎日を過ごしたい」という欲求にあるのかもしれません。
というのも、普段からアピールしたがる人は「寂しい人だと思われたくない」「一人は恥ずかしい」という偏った考え方、また他人への批判的な態度や見下しをしている傾向があります。
そういった人のほとんどが「いつか自分も周りから寂しい人だと思われるかも」「他人からバカにされるのでは?」と恐れ焦っているから。
こればかりは自分自身の問題なので、普段から比較する癖や人を見下したりするのをやめて、「お一人様=虚しい、寂しい、恥ずかしい」という偏見を捨てましょう。
いかがでしたか?
本当は焦る必要もないのに焦ったり、理由も分からず不安がったりしてしまうと、余計なストレスが溜まり心身ともに疲れてしまいます。
焦る必要もないのに無理に恋人を作ったり、ダメ男とよりを戻したりするのは、時間の無駄使い。
そのまま年末年始に入らないためにも、いらない不安は今すぐにでも手放してしまいましょう。
Writer / 雪乃
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タグ:クリスマス