飲みすぎ食べ過ぎによる胃痛の予防策!飲み会前後の胃腸に優しいレシピ
忘年会やお正月、新年会など、この時期はとにかく食べたり飲んだりする機会が増えてしまいます。
自分でも知らないうちに胃腸を酷使してしまっているため、気がつけば体の不調や肌荒れなどの女子力低下に影響を及ぼすことも…。
そこで今回は、飲み会や暴飲暴食が重なる時期にオススメしたい、胃腸を休めるレスキュー食材やオススメのレシピをご紹介したいと思います!
飲み会の前後やお正月明けの弱った体のために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
飲みすぎ食べ過ぎに効果あり!胃腸に良い食べ物
飲み会前後に!消化を促す2大食材 “キャベツ” と “大根”
お酒の飲みすぎや食べ物を食べ過ぎると、胃の消化機能が追いつかず胃もたれや胃痛、急性胃腸炎などの原因になってしまいます。
そこで、「今日はたくさん食べるだろうな…」という日の前に摂取したいのが、消化を促す消化酵素や食物繊維が豊富な食材たちです。
なかでも、特にオススメしたいのが大根やキャベツ。
キャベツは胃腸薬などの成分でも有名な “キャベジン” が含まれており、飲酒で傷付いた胃の粘膜を修復してくれます。
また、大根に含まれる “アミラーゼ” はいわゆる消化酵素とよばれるもので、たんぱく質の消化を促進してくれるので、胃酸が出すぎるのを抑えたり弱った胃を優しくいたわってくれます。
キャベツと大根、どちらも非常に食物繊維が豊富。
食物繊維には脂肪吸収を和らげる役割や、スムーズな便通に効果を発揮してくれます。
お酒のお供に “海藻” を食べて二日酔い予防
アルコールを飲む時に一緒に食べたいのが、ワカメや昆布などの海藻類です。
海藻にはアルコールの分解を促進し、体に残りにくくしてくれる効果があるので二日酔いの防止にもなります。
海藻サラダやもずく酢、お刺身に添えてある海藻類など、積極的に食べるようにしてみて。
また、飲み過ぎた翌日にも海藻類がオススメ。
とろろ昆布やわかめを入れたうどんやにゅうめんなどのメニューも効果的です。
疲れを緩和するにはビタミンC
度重なる飲み会で、胃腸だけでなく体全体がお疲れモード。
胃腸が弱ると新陳代謝が低下し、疲労物質が蓄積されやすくなります。
そこで、疲労回復効果が高いビタミンCを多く含む食材を積極的に摂りましょう。
レモンなどの柑橘類はもちろん、ピーマンやキャベツなどの生野菜もビタミンCが豊富な食材です。
ビタミンCは熱を加えると成分が失われてしまいやすいので、できるだけ生のまま食べるようにしましょう。
また、ドリンクを頼む時は生レモンサワーや生グレープフルーツサワーなど、生のフルーツを使ったものオススメです。
飲み会後の胃腸にやさしい料理
ベタだけどやっぱりいい!お粥は胃腸を助けるお助けメニュー
小さいころ、風邪をひいたらお母さんがお粥を作ってくれた思い出がある人も多いでしょう。
病気のときや食欲がないときに食べるといいとされているお粥は消化が早く、水分補給や胃をダイレクトに温めることができるので、お疲れ気味の胃腸にとてもいいのです。
お粥には梅干しが入っていることが多いものですが、これにもちゃんと理由があります。
梅干しには “クエン酸” が多く含まれており、疲れた体を回復させる効果やエネルギー代謝を高めるのに効果的!
さらに整腸効果や二日酔いを防ぐ効果もあるため、食べ過ぎ飲み過ぎが重なりやすいこの時期にとてもオススメなのです。
飲み会の翌日に食べるべきレスキューレシピ
それでは実際に、胃を酷使した翌日や二日酔いの朝でも、簡単に作れて体をいたわるとっておきのレシピをご紹介しましょう。
味や量はお好みで調整して自分好みの味に仕上げたり、好きな食材をプラスしてアレンジしてみて。
【材料】
- ご飯…茶碗半分
- 水…300cc~400ccくらい
- 大根おろし…茶碗半分くらい
- うめぼし…2個(種を取って刻んでおく)
- かつおだし…小さじ半分
- 塩…少々
- のり…適量
【作り方】
水とご飯、だし、塩を合わせておかゆを作ります。
水の量を調整してお好みの柔らかさに仕上げ、大根おろしと梅干しを入れて軽く一煮立ちさせ、海苔をトッピングすればできあがり。
※煮立たせすぎると大根のビタミンが失われてしまうので注意!
たくさん食べた日の翌日には、キャベツや大根などの野菜をたっぷり煮たスープなどで胃をいたわってあげましょう。
【材料】
- 大根…お好みの量(5ミリ位のいちょう切り)
- キャベツ…お好みの量(2センチ幅くらいの短冊切り)
- 鶏がらスープ…小さじ2
- 水…300ml
- うすくちしょうゆ…少々
- ごま油…適量
- しょうが…適量
【作り方】
大根を水から茹で、半分ほど火が通ったらキャベツを投入。
キャベツにも火が通ったら調味料を入れ、野菜がクタクタになるまで煮込むだけ!
いかがでしたか?
弱った胃を放っておくと、代謝が悪くなったり肌荒れや冷え性などにもつながってしまいます。
できるだけ疲れを溜め込まないよう、なるべく早い段階で体をリセットしてあげるようにしましょう。
Writer / コマツマヨ
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タグ:レシピ