健康・ダイエット- HEALTH&DIET -

正月太り対策!意外と高カロリーなおせち料理とヘルシーメニュー

お正月といえばおせち料理におもちにお雑煮。

地方や家庭によって様々な文化はあれど、どの家庭も一年の門出を豪勢なお料理で祝うもの。

一方、この時期は食べ過ぎや飲み過ぎには注意が必要。

カロリーを気にするあまり、ヘルシーそうなメニューばかりを選んで食べるように気をつけている人も多いのではないでしょうか。

しかし、いつも食べてるお正月料理のなかでなんとなくヘルシーなイメージのあったあのメニューが、実は正月太りの原因になっている高カロリーメニューかも…。

今回はお正月料理のなかに潜む、食べ過ぎ注意の高カロリーメニューと、少々食べ過ぎても安心なヘルシーメニューをそれぞれご紹介しましょう。

食べる量に気をつけて!おせちに潜む高カロリーメニューはこの5つ

おせち料理といえば、黒豆や紅白かまぼこ、くわいや大根なますなど様々な種類の具材がたっぷり。

他にもエビや鰤、鯛の切り身などの魚やローストビーフなど洋風のメニューが入っている家庭も。

果たして、おせち料理のなかでもっとも食べ過ぎ注意のメニューは何でしょうか?

1. 要注意メニューの大本命「黒豆」

黒豆

おせちのなかでも最も気をつけたい高カロリーメニューは「黒豆」なんです。

良質なたんぱく質やビタミンB1、イソフラボンなどを含む黒豆は、生活習慣病(高血圧、糖尿病など)の改善、女子力アップには欠かせない美肌効果や貧血改善の効果もあります。

しかし、「畑のお肉」とも呼ばれている大豆系は元から栄養豊富で、さらに多量の砂糖で味付けする黒豆は小鉢一杯分(約60g)でカロリーが約150kcal。

お砂糖たっぷりで炊き上げるふっくらとした黒豆は、ついついお箸が進んでしまうので要注意。

2. 油断できない伏兵「栗きんとん」

くりきんとん

黒豆同様、見るからに甘くてカロリーの高そうな栗きんとん。

こちらも小鉢一杯分(約60g)で約110kcalと高カロリーメニューです。

家庭によって砂糖の量などが少しずつ違うため、甘めの味付けだとさらにカロリーがアップしてしまうことも。

砂糖を使わず、はちみつなどで代用するとカロリーを抑えた栗きんとんに仕上げることができますよ。

3. おせちとセットの「お雑煮」も要注意!

お雑煮

注意が必要な高カロリーメニューは、おせち料理のなかだけではありません。

お正月によく食べるお雑煮にはお餅や様々な具が入っているため、高カロリーになりやすいもの。

特に関西風の白味噌味のお雑煮は、根菜や芋類を中心とした具と甘めの味つけで、お椀1杯分(180g)で約180kcal。

寒いお正月はついつい温かいお雑煮が進んでしまうことも。食べる量には注意が必要です。

中に入れるお餅をおから餅や豆腐餅にすることで、カロリーをかなり減らすことができます。

4. シンプル、だけどカロリーはしっかりある「お餅」

餅

正月料理の定番、おもち1個(30g)のカロリーは約50kcal。

「意外にカロリー高し!」の要注意メニューなんです。

家庭によってきな粉やあんこ、筆者の地元関西では砂糖醤油につけるなど様々な食べ方がありますが、食べ方によってさらにカロリーがアップするので気をつけたいところです。

5. 「鰤の照り焼き」を侮ることなかれ!

鰤の照り焼き

おせち料理は前日に作っておいておくため、具材の全てが冷えていますよね。

そのため、こってりした料理もなんだかいつもよりもあっさり感じるもの。

しかしそこが落とし穴!特に、鰤の照り焼きなどは小さめの切り身(約50g)でも約120kcalと、かなり高カロリー。

冷えてあっさりしているように見えて、実は要注意メニューなんです!

けっこうヘルシー!カロリー低めのおすすめのメニュー3つ

それでは反対に、高カロリーと思われがちだけど意外とカロリーが高くないメニューをご紹介しましょう。

たとえカロリーが高くないとはいえ、食べ過ぎには注意が必要ですよ!

1. おせちの中でもっともヘルシーなのは「大根なます」

なます

伝統的なおせち料理のメニューのなかで、もっともカロリーが低いのは大根なます。

大根やにんじんを酢で味つけしただけのシンプルな料理ですから、小鉢1杯(約50g)がわずか20kcalと非常にヘルシー。

お酢に含まれるクエン酸は疲労回復の効能や、血行を促進させお酒の吸収を和らげる効果もあるそうです。

夜遅くまでお酒を飲む機会が多く、正月明けに疲れや二日酔いを残さないために、おススメの一品。

濃い味つけの多いお正月料理の口なおしとして積極的に食べたいメニューです。

2. おせちの定番「昆布巻き」も優秀メニュー

昆布巻き

おせち料理といえばかならず登場する昆布巻き。

甘い味つけで好きな人もおいはず。昆布巻きは1つ(約35g)が約30kcalとカロリーが低くなっています。

昆布にはヨウ素が多量に含まれており、体内に取り込むことで、細胞の発達・成長を促す、発育に欠かせない成分です。

ヨウ素は海産物に多く含まれており、島国である日本は元から魚介類を多く食べるので、ヨウ素不足になる心配はありません。

ヨウ素を摂取しすぎると甲状腺機能低下症などの原因にもなりますが、食べ過ぎず二つ三つつまむ分には安心です。

3. 1本や2本ならエビフライもOK

エビフライ

カロリーが高いイメージのあるエビフライですが、そう何本もガツガツ食べることもないもの。

1本(25g)あたり約40kcalと考えれば、揚げ物であってもさほど気にするものでもないメニューだといえます。

「どうしても揚げた時の油が太る原因になりそうで気になる」という方もいると思います。

そんな人は油で揚げずに、オーブントースターで表面をサクサクにすれば、油分のカロリーもさらにオフすることができます。

お酒はやっぱり注意して

お正月といえば、家族や親戚などが集まってお酒を飲む機会も増えるもの。

いつも飲んでいるワインやカクテルなどのお酒と違い、せっかくのお正月だからとちょっと高級な日本酒や、いつもよりリッチなビールを持ち寄って宴会になることもしばしば。

おせちやお雑煮などのお正月料理ももちろんですが、お正月太りの原因はこれらのお酒が原因かも?

ストーブやエアコンの入った温かい部屋やコタツに座りながら飲むお酒は、いつもより進みやすいもの。

料理同様、お酒の量にも注意するようにしましょう。


いかがでしたか?意外とカロリーの高いメニューが多いおせち料理。

お正月太りを防ぎ女子力を保つためには、これらのメニューをしっかりと制限して賢く食べることが大切ですね。

Writer / コマツマヨ にほんブログ村 美容ブログ 女子力アップへ
にほんブログ村