今、本当に転職すべき?転職で失敗・後悔しないための5つのポイント
1年の中でも2~3月は、就職・転職・転業が活発になる時期と言われています。
あなたの周りでも、転職活動していたりすでに転職先が決まっている同僚や先輩もいるでしょう。
ただ、そのせいか「私も転職しなきゃ!」と焦って転職活動する人も少なくありませんが、それでは転職を後悔してしまう可能性大!
これから転職を考えている人も、転職活動中の人も、失敗・後悔しないためにも5つのポイントをチェックしましょう!
1. 転職前に人間関係を改善できないか努力してみる
今の職場の雰囲気は、あなたにとって居心地の良いものでしょうか?
1人でも相性の合わない上司や同僚、後輩がいるとストレスが溜まりますし、本当にうんざりしてしまいますよね。
そんな時、「他の企業の雰囲気は良さそうだな」「取引先の社員全員は仲良しで楽しそう」と感じる方は多いと思います。
しかし、隣の芝生は青く見えるもの。
などという人間関係の悩みは、ほとんどの人が抱えている問題なのです。
まずは、「自分は運がない」「私だけいつも…早くこの場から逃げたい」という思い込みを一度捨てて、相手と距離を保ちながら居心地良く仕事ができないか努力してみましょう。
この努力ができなければ、新しい職場でも人間関係で悩み、早期退職や休職になってしまうので要注意!
2. しっかりとした転職理由を持つ
転職活動している人の中には、「周りがしてるから」「今の仕事に飽きたから」という曖昧な理由でしている人も!
特に多いのが「学生時代の友人の方が給料が多かったので…」などという見栄や優越感からくる理由です。
しかし、そんな理由で転職活動しても、面接時に曖昧な気持ちが人材採用担当者に伝わり落とされてしまいます。
どんな企業でも、意欲的で入社後の活躍が期待できる人を採用したいのです。
年収や待遇、企業ブランドも会社選びには大切なことですが、それだけでは求められる人材にはなれません。
もし転職出来たとしても、「この仕事にしては給料が安い!」と感じたりと残念なことばかり起きてしまいます。
「何のために転職するのか」「あなたにとってどんなメリットがあるのか」などのキャリアプランをしっかりと考えてから、転職活動に入るのがベスト!
3. 退職をする前に転職活動をしておく
退職してから転職することが悪いわけではありませんが、転職活動を開始してから採用されるまでは、半年以上かかることもあります。
資格試験勉強に集中したい、また転職する時間を確保したいという理由での退職は前向きで良いと思います。
しかし、とりあえず退職して貯金を切り崩しながらの活動だと「もう貯金がない!」なんて無駄に不安や焦りでいっぱいになってしまうことも。
もし、どうしても退職してから転職活動したいのなら、まず今ある貯金でどのくらい生活できるか、そして本当に退職する必要があるのか見直しましょう。
貯金が少なく、資格や技能など企業が求める市場価値も自分自身になければ残留し、キャリアや技術を身に着けてから転職することをオススメします。
4. 求人情報紙や転職サイトだけを見て応募しない
どれだけの収入を得られるかも気になりますが、やはり気になるのは雇用条件や福利厚生制度のこと。
「残業は10h未満!」「ノー残業デーあり!」「長期休暇取れます!」などタウンワークやマイナビ、エン・ジャパンなどに書いてある条件は確かに魅力的です。
しかし実際は、自宅に持ち帰っている社員がほとんどというところもありますし、産休育休はあるが実績がなく先輩が誰も取ろうとしないため取りづらかったり、離職率が高かったりするところも。
求人情報誌や人材紹介集合サイトに記載してある情報は、企業の業務内容や労働条件など、ほんの表面的な部分にすぎません。
転職活動をされる際には、企業イベントや社員の口コミサイトなどもあるので、積極的に生の声を意識して情報収集していきましょう!
5. 転職活動を始める前に誰かに相談をする
転職失敗者の中には、誰にも言わずひっそりと活動している人も少なくありません。
そのため後で、「あそこの会社はやめた方がいいよ」「上司があなたを昇進させたいと言っていたのに」なんて情報が入り
と後悔している人も。転職活動していると、どうしても「早く良い会社に就きたい!」と焦ったり、「気まずくて人に話せない」と感じるのは仕方ありません。
しかし、誰にもアドバイスを求めないと、本当に必要な情報を見落としてしまうこともあります。
そうならないためにも、あなたを良く知る人物に相談し、転職先や仕事内容があなたに合うのか、そもそも転職自体必要なのか、しっかりと見極めましょう。
ただし、同じ職場の人に相談してしまうと噂が広まったり、「今転職されると、わたしたちに負担がかかる!」「転職まだしないの?」なんて嫉妬や変な煽りを受けたりすることもあります。
そのような状況を防ぐためにも、キャリアコンサルタントや転職エージェントなど、プロの方に転職相談をするのも良いでしょう。
できるだけ今の職場とは関係のない人に相談することをオススメします。
いかがでしたか?
永久就職と言われる時代は終わりましたが、だからといって安易に転職を繰り返すのはあなたにとってデメリットでしかありません。
その転職が今のあなた、そしてこれからのあなたにとって大きなメリットになるかどうか、逃げでの転職活動じゃないということをしっかりと確信してから、後悔しない転職をしましょう!
Writer / 雪乃
にほんブログ村
タグ:転職