女性のぽっこりお腹の原因には4つのタイプがある!タイプ別お腹痩せダイエット
ぽっこり膨らんだお腹って本当に嫌ですよね。
ぴったりしたシルエットの服を着るとお腹が目立つし、今までははけたスカートやパンツがきつく感じたり、「このお腹のお肉、どうしよう?」と悩んでいる方も多いのでは?
お腹は
と言われている部分で、実際にダイエットされている女性もお腹だけが残ることに悩んでいる方が多いです。そんなお腹ダイエットには、実はちょっとしたコツがあるのです。
それは、自分のぽっこりお腹の原因に合わせたダイエットをするということ。
ここではぽっこりお腹の原因4つと、それに合わせたダイエット方法をご紹介します。
1. 皮下脂肪タイプ
まず、女性に多いのが皮下脂肪が蓄積してポッコリお腹になっているタイプです。
たぷたぷして柔らかいお肉なら、それは “皮下脂肪” です。
日本人女性は元々筋肉が付きにくい上に、子宮や卵巣など大切な内臓があるお腹を守るためにお腹周りにお肉が付きやすいという性質があります。
若い時はお腹がぺったんこでも、年齢を重ねて運動量や基礎代謝量が落ちると真っ先にお肉が付いてしまうのがお腹なのです。
ダイエット方法は食事制限と有酸素運動!
そもそも、皮下脂肪の正体は余分に付いたカロリーです。
食事から得られるカロリーが少なければ蓄えられた脂肪がエネルギ―として使われるようになり、自然と脂肪が付きにくくなり、少しずつ脂肪も減っていきます。
ただし、注意したいのが極端な食事制限をしてしまうこと。
1日の総摂取カロリーが1,500kcalを下回るような過激な食事制限を続けていると、生きていくために基礎代謝量を下げて脂肪をため込むようになって、逆効果になってしまいます。
バランスが取れたちょうどいい量の食事を続けられるように気を付けましょう。
さらに、皮下脂肪を燃焼するのに有効なのが有酸素運動です。
筋肉を鍛える無酸素運動(筋トレや短距離走)などに比べて、有酸素運動は脂肪を燃焼させカロリーを消費させる効果があり、脂肪を減らしたい時におすすめの運動です。
有酸素運動はウォーキングやジョギングなどゆったりした動きの運動ばかりで、スポーツが苦手な方でも始めやすいです。
カラオケも有酸素運動の一つなので、歌うのが好きな方はストレス発散をかねてカラオケに通うのを習慣にしてみてはいかがでしょうか?
厄介な皮下脂肪とは長~く付きあうことが大切
皮下脂肪は一度ついてしまうとなかなか落ちないという厄介な性質を持っています。
食事制限と有酸素運動を毎日続けたとしても、効果が実感できるまでに最低でも1か月はかかると言われています。
そのため、無理なメニューで一気に痩せようとするのではなく、のんびりじっくり取り組めるようなメニューを考えることが大切です。
2. 内臓脂肪タイプ
内臓脂肪とは、胃や肝臓など内臓の周りに付いてしまう脂肪のこと。
お腹のお肉がパツパツでつまめなかったり、まんまるくふくらんでいるようなお腹だと “内臓脂肪” の可能性が高いです。
内臓脂肪の原因は油っこい食事とお酒の飲みすぎ。
普段から揚げ物やお肉を食べることが多い方や、毎日お酒を飲む方は要注意です。
ダイエット方法は食事内容の改善と毎日の運動!
内臓脂肪は食事内容に左右されることがほとんどで、
- お酒
- お肉
- 揚げ物
などの量を減らして、野菜を増やすようにすると改善されていきます。
なかなか減りにくい皮下脂肪に対して、内臓脂肪は食事を見直すだけでもみるみるお腹がすっきりするというケースが多いので、食事や飲酒量に思い当たることがある方はまずここから変えていってみましょう。
また、内臓脂肪も元はと言えば摂り過ぎたカロリーが原因なので、運動することも効果的だと言われています。
ただし、内臓脂肪を改善するためには毎日運動することが大切と言われているので、長く続けられるような運動を選んで嫌にならないように少しずつ初めていきましょう。
2. 便秘タイプ
便秘中の下腹ぽっこりに悩む女性は多いですよね。
排便の頻度は個人差がありますが、最低でも2~3日に1回は便が出ているのが正常な範囲。
それ以上お通じが来ない、またはいつもより頻度が長いという場合は便秘です。
便秘というだけでも十分辛いのですが、便秘を繰り返しているとどんどん痩せにくい体質になってしまうことは知っていましたか?
大腸にいつまでも排泄物がとどまっていると、本来なら排出されるべき水分や毒素まで吸収されてしまい、むくみや冷えの原因になってしまうのです。
さらに、こんな状態が続けば基礎代謝量も減っていき、今までと変わらない食事をしていても太りやすくなっていきます。
改善法は食事の改善とストレス発散!
便秘になってしまう原因は色々なものがあるのですが、その中でもよく言われているのが腸内環境の悪さと自律神経の乱れです。
まず、食べ物は以下のようなものを多く摂るようにしましょう。
- 食物繊維(野菜類、きのこ類、海藻など)…便のかさをまして腸壁を刺激し便が出やすいように働きかけます。
- 発酵食品(ヨーグルト、漬物、味噌など)…腸内環境を整えて排便を促します。
- 良い油(オリーブオイルやココナッツオイル、アーモンドなどのナッツ類)…便に油を含ませて腸内での動きをスムーズにします。
それぞれに便秘を解消する働きがあるので、まんべんなく摂るのがおすすめです。
女性はダイエットのために油をカットする方が多いですが、油不足で便秘になってしまうケースもあるので、過剰な油抜きはやめましょう。
そしてもう一つ、便秘解消に欠かせないのがストレスをためないことです。
ストレスがたまっていると自律神経が乱れて上手く便を作れなくなったり、腸の動きが鈍くなったりして、便秘になりやすい体質になってしまいます。
ストレスはためずにこまめに発散して、睡眠をたっぷり取るようにしましょう。
便秘薬の使い過ぎは逆効果!
便秘に悩む女性に気を付けてほしいのが、頻繁に便秘薬や整腸剤に頼ってしまうこと。
薬を使って無理に腸を動かす癖ができてしまうと、腸が自ら動く働きが鈍ってしまい、便秘薬を飲まないと便が出ないような状況になってしまいます。
あまりにも便秘が続くようなら病院へ行って検査してもらったり、飲み続けても問題がない薬を処方してもらいましょう。
4. 内臓下垂タイプ
内臓下垂とは、腹筋がないために内臓がどんどん下へ垂れさがってしまう状態のことです。
“胃下垂” や “腸下垂” も内臓下垂の一種です。
元々筋肉が少ない方や、痩せているのにお腹だけぽっこり出てしまう方は、ぽっこりお腹の原因として内臓下垂が考えられます。
内臓が垂れさがってくると、最終的には骨盤に引っかかる形で止まるため、下腹部がぽっこりと出てしまうのです。
さらに、一番下にある腸が他の内臓に押し潰される形となり、便秘などの腸のトラブルにもつながります。
改善法は腹筋!
内臓下垂を改善するには腹筋を鍛えることが大切です。
腹筋があると内臓が元の位置におさまって下腹ぽっこりも改善されます。
腹筋は体の中でも太ももについで2番目に大きな筋肉なので、腹筋を鍛えると基礎代謝量がアップして痩せやすい体になる効果もあるのでがんばって腹筋を鍛えてみましょう。
お腹がぽっこりしてしまう原因に合わせたダイエット方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
今までダイエットをしてもなかなかお腹痩せができなかった方は、今回の記事を参考にしてダイエットしてもらえたらうれしいです。
また以前の記事でぽっこりお腹をひっこめる体感トレーニングも紹介しているのでぜひお試しください。
タイプ別のお腹痩せダイエットでぺたんこお腹を目指しましょう!
Writer / ニヒラユウ
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タグ:ぽっこりお腹