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大人の女性なら知っておきたい結婚式の装いと服装マナー

現在、日本女性の初婚年齢は平均29.4歳だと言われています。

このことから考えると、アラサー世代というのは、もっとも結婚式に出る機会が多い年代と言えるのかもしれません。

結婚式に招かれたら、女性として一番気を使うのはやっぱり「何を着て行くか」ですよね。

「一番目立たなきゃ!」と着飾っていた若い頃とは違い、30代ともなれば結婚式のゲストとしての「常識的な装い」であることが求められます。

若いうちはお目こぼしをもらえていたマナー違反も、アラサー世代ではそうはいきません。

場合によっては、新婦(新郎)の評判を落とすことにもなりかねません。

大人の女性として恥をかくことのないように、結婚式の服装マナーを改めて確認してみませんか?

今回は、結婚式に参加する際に注意するべき服装マナーをご紹介します。

白は花嫁の色。紛らわしい色は着ない

結婚式の装いのマナーとして誰もが知っているのが、「白いドレスを着ない」というものでしょう。

白は花嫁の色であり、汚れなき結婚の象徴です。そのため、ゲストが着ることは許されていません。

例外があるとすれば、フラワーガールなどでしょう。
それ以外の人は白いドレスは慎みます。

また、白だけでなく、白に見えるようなクリーム色なども避けましょう。

カバンなど、一部のアイテムに白を差し色的に使う分にはそれほど問題にはなりませんが、ショールやボレロの場合は要注意!
上半身が白いと、着席をしている状態では白いドレスのように見えてしまいます。

写真に写ったとき白っぽく見える色なども想像して、紛らわしい色はやめておきましょう。

黒はお葬式のイメージ。真っ黒ドレスは場違いな印象に

「白いドレスがNGなら、黒いドレスはどう?」と思う人もいるかもしれませんね。

しかし、実は黒いドレスも結婚式の衣装としてはあまり良くありません。
なぜなら黒は「お葬式」のイメージを強く抱かせる色だからです。

全身真っ黒で大人っぽくキメたつもりが、華やかな結婚式の雰囲気を壊すことにもなりかねません。

最近では「明るいボレロや小物を合わせれば大丈夫」とする傾向もありますが、なるべくなら避けたほうが無難です。

リクルートスーツもやめておきましょう。
男性の場合は黒のリクルートスーツを冠婚葬祭に用いるケースもありますが、女性が着るとお葬式のような印象になってしまいます。

それに、リクルートスーツはひと目で「リクルートスーツだ」と分かるものです。
大人の女性としては、少し恥ずかしいですよね。

動物の革やファーなど「殺生」に結びつくアイテムは避ける

爬虫類などの革を使ったアイテムは「殺生」に結びつくため結婚式には不向きです。
ちなみにこれは、お葬式の場でも同じです。

難しいのは「ファー」で、これに関しては意見が分かれるところです。

華やかに見えること、防寒性に優れているところから、秋~冬の結婚式では使いたくなる人も多いでしょう。
実際に、フェイクファーを結婚式の装いとして勧めるお店もあります。

ただ、ファーも革製品同じく殺生を連想させるもの。
また、毛が飛び散って料理に入ったり他の人の衣装に付いてしまう可能性もあるため、おすすめしないとする向きもあります。

これらは、どちらが正解でどちらが不正解、というものではありませんので、個人の良識に沿って判断されます。

ここで改めて思い出してほしいのは、結婚式の主役はあくまで新郎新婦だということです。
不要に派手になりがちな革製品やファーは、やはり避けるべきかもしれませんね。

結婚式には様々な考え方の人が出席します。
周りの人に不快な思いをさせないように、「迷ったらとりあえずはやめておく」という選択をするのが安全でしょう。

肌の露出は控えめに

結婚式は、ゲスト側も華やかなドレスを着られる楽しみな場ではありますが、年相応のつつしみは必要です。

とくにスカート丈や袖丈には気を付けて。

アラサー世代がゲストとして参加するのであれば、スカートはひざ丈程度の長さはほしいものです。また、体の線が出過ぎるものは避けます。

肩などが丸出しになるドレスは、ボレロやショールで露出を調整しましょう。

披露宴が夜にある場合は、袖なしで腕や背中などが広くあいたイブニングドレスを使ってもよいとされています。

ただ、そこまでの露出に自信がない、ということであれば、やはり上に羽織るものを一枚持参することをおすすめします。

和装なら訪問着がおすすめ。他国の民族衣装は扱いに注意する

着物は日本の正装であり、結婚式であれば主に振袖が選ばれます。

ただし、大振り袖はどうしても豪奢になりがちなので避けた方がベターかもしれません。
そもそも30代で振袖を着るのは少々厳しい、という声も……。

アラサー世代の女性におすすめなのは訪問着です。
訪問着は適度な華やかさで新婦さんの衣装の邪魔をしませんし、既婚・未婚に関わらず着ることができます。

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黒留め袖は基本、既婚の女性が着る着物です。
主に親族として参列する場合に用いるものなので、友人の結婚式には少々不向きかもしれません。

注意が必要なのは、他国の民族衣装です。

チマ・チョゴリやアオザイ、チャイナドレスなど、その国においては正装である衣装でも、日本の結婚式で着て良いかと言うとそうではありません。

それぞれの民族衣装には日本の着物と同じように細かい作法があり、よく知らずに着るのは軽卒です。

また、オシャレなつもりで着ていった民族衣装も、他の人から見たら仮装パーティーのように場違いな衣装に見えてしまうこともあります。

民族衣装の中には、フィリピンのバロン・タガログのように、一見すると民族衣装とは分からないものもありますが、原則としては控えておく方が安全です。

ただ、新郎新婦のどちらかがその国の人であったり、該当の国で結婚式をあげる場合は、むしろ喜ばれることもあるでしょう。
ただしこの場合でも、事前に新郎新婦に確認をとっておくとよいですね。

カジュアル靴はNG!ストッキングはベージュが最適

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服装マナーはドレスだけでなく、足元にも気を配る必要があります。

結婚式用の靴として適しているのは、ヒールのあるパンプスです。
ヒールは太すぎるとカジュアルな印象になるので、やや細身のものを。

足下の装いでやってしまいがちな誤りが、露出の多いミュールやサンダルです。
可愛らしいデザインのものが多いので、春夏の結婚式にはつい履いて行きたくなりますよね。

しかし実は、かかとやつま先が見える靴はカジュアル向きであるため、フォーマルな場ではマナー違反なのです。
同じ理由から、ブーツも結婚式には履いて行けません。

ストッキングは、ナチュラルなベージュのものを選びましょう。

黒いストッキングは「喪」をイメージさせるので結婚式ではNGです。
黒でも「ラメや柄の入ったものなら可」としているケースもありますが、遠目で見たら黒と同じですよね。紛らわしい色はやめておきましょう。

素足は厳禁!また、網タイツなども避けるようにします。

ドレスのマンネリ化には小物でひと工夫加える

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ここまでは、主に「結婚式でやってはいけない格好」についてご紹介しました。
続いては「ドレスの応用」についてです。

結婚ラッシュの時期には、「一年の間に、大学の友人が何人も結婚する」「同じ部署の同僚が、ここ半年で三人結婚することになった」などという状況も珍しくありません。

そんな時「毎回同じドレスで出席するのはさすがに・・・」と、ためらった経験はありませんか?

結婚式用のドレスは何度も着るものではありませんが、そのデザインが似合う年齢には限りがあり、一着持っていても長くは着られません。
とはいえ、結婚式のたびに新しいドレスを買うのは経済的に厳しいですよね。

一着のドレスをマンネリ化しないように着回したい・・・そんな時に頼りになるのが「小物」です。

同じドレスでも、上着をボレロにしたりショールにしたりすることで、雰囲気はがらりと変わります。

さらに、バッグやアクセサリーでも変化をつけられますよね。
例えば、コサージュをネックレスに変えたりするだけでも顔周りの印象はずいぶん違って見えます。

小物でコーディネートの幅を広げれば、同じドレスでも新鮮な気持ちで着られますよね。

小物もそれなりに高価ではありますが、ドレスを買い替えるよりはリーズナブルです。
また、小物はドレスに比べれば「寿命」が長く、年を重ねても使えるデザインのものが多いのも魅力です。


いかがでしたでしょうか?

せっかく招待してもらった結婚式。
自分が楽しむだけでなく、周りに不快な思いをさせないような装いをすることも、大人の女性としてのたしなみですよね。

Writer / 鍋谷萌子 にほんブログ村 美容ブログ 女子力アップへ
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