お局様・姑・ママ友とのトラブル回避!女同士の人間関係をラクにする方法
身近にいる女性との人間関係、上手くいっていますか?
そんな悩みを抱えていませんか?
同性だからこそ感情がこじれてしまう、女性ならではの悩みですよね。
女同士はいくつになっても張り合うもの・・・まるでカースト制度のように、死ぬまで永遠に続くのです。
面倒ですし、巻き込まれたくないですが、実際問題まったく関わらないようにするのは不可能です。
そうなった時、なるべくノンストレスで人間関係を円滑にこなすノウハウを身につけておきたいものですよね。
今回は、お局様・姑・ママ友とのトラブルを回避し、女同士の人間関係をラクにする方法をご紹介します!
1. お局様には「この子は味方だ」と思わせる話術で対応
自分がお局様の立場になったつもりで想像してみましょう。
誰もが、好きでお局様になったわけではありません。
いつの間にか年齢を重ね、気付けばお局さまポジションになっていた・・・というのが事実でしょう。
若く才能溢れる後輩に、いつ追い抜かれてしまうかも分からない。
若い子はちょっとした成果でも褒められるのに、自分は同じ仕事量を完璧にこなしていても誰にも褒めてもらえない。
そんなプレッシャーや理不尽さに日々耐えているお局様もいるかもしれません。
そういった「鬱憤の矛先」になってしまうと、チクチクといびられるハメになります。
そうならない為には、お局さまの鬱憤をやわらげ、「この子は味方だ」と思わせるような接し方を心得ましょう。
教えてもらったことに対して、大袈裟なくらい感謝の気持ちを伝える
お局様に何か教えてもらった時は、少し大袈裟なくらい喜んで、感謝してみましょう。
例えば・・・
- 「すごく分かりやすいです!ありがとうございます!」
- 「本当にすごいですよね!尊敬しちゃう!」
- 「私もいつか、◯◯さんみたいに出来るようになれますかね〜」
あからさまな媚びにならない程度に、素直に屈託なく、感謝の気持ちを伝えましょう。
誰でも、相手に喜ばれたら嬉しいものです。
と思ってくれるのではないでしょうか。
お局様の長所や変化を見つけて褒めるようにする
日頃、誰かに褒めてもらう機会が少ないお局様の長所を探し、素敵だと思ったらどんどん口にしましょう。
- 「髪色変えたんですね、すごく綺麗です!」
- 「そのポーチ、どこのですか? カワイイって気になってたんです」
- 「◯◯さんって本当に字が綺麗ですよね。羨ましいな」
わざとらしい持ち上げ方をする必要はありません。
同性だからこそ気付けるようなちょっとしたイメチェンなど、小さなことでも良いのです。
お局さまから他人の悪口を聞かされた時は、同調せずに共感する
鬱憤が溜っているお局様に、愚痴を言うターゲットにされてしまう場合もありますよね。
気を付けなければならないのは、他人の悪口を聞かされた時の対応です。
同調してしまえば、あなたはお局様のご機嫌とりで、他人を蹴落とす嫌な人になってしまいます。
などと話しをふられた時、「そうですよね~」とそうならない為には、相づちは打ちつつも核心は避けるように対応してはどうでしょう。
- 「そんなことがあったんですね」
- 「◯◯さんは嫌な思いをされたんですね」
- 「私も無意識にそういう事をしてしまうかもしれないから、気を付けたいと思います」
このように「話しを聞いて受け入れてはいる」けれど、「同じように悪くは思っていない」受け答えになるように注意して下さい。
悪口に同調しなくても、ちゃんと言葉を返すことによってお局様には「聞いてもらった」と満足してもらえるはずです。
お局様の嫌味はギャグだと思って聞き流す。もしくはギャグで返す
チクチクッとまるで癖のように嫌味を言うお局様もいます。
嫌味というのは言い続けるうちに習慣になってしまうもので、本人もきっと悪気はないのです。
そんな、言った本人も覚えていないような嫌味をいちいち真に受けていたら、メンタルが崩壊してしまいますよね。
ですのでもう、「つまらないギャグ」を言われた・・・くらいの気持ちで受け流しましょう。
(あなた)「男兄弟いたからですからね~あははっ」
(あなた)「元・美術部だったので!あはは~」
このように、ギャグにはギャグで返してみましょう。
2. お姑さんとは感情的にならず大人同士の付き合いを心掛ける
本当の親子のように優しく「嫁」を愛してくれるお姑さんもいますが、手塩に掛けて育てた息子を奪われたのですから、「嫁なんて!」と思っているお姑さんも少なくありません。
母親は、息子が赤ちゃんの頃から成人するまで育て上げ、長い間一番近くにいたのです。
離れていけば寂しいし、自分よりも大事に想う女性ができたのだな・・・と思ったら、どうしても嫁に対するライバル心が出てしまいます。
と、まるで恋人を略奪されたような気分です。
ちょっとでも気に食わないことがあれば、途端にあらさがしをはじめるお姑さんもいるでしょう。
かと言って「隙」を見せないようにずっと気を張っていては疲れてしまいますよね。
それよりも、お姑さんと仲良くなってしまったほうがラクではないでしょうか。
「仲良く」とは言っても、ポイントを押さえて大人同士うまく付き合うようにすれば良いだけです。
嫁・姑と思うと感情的になりがちですが、年配者に対して尊敬や優しさをもって接することは社会では普通のことです。
お姑さんと円満な人間関係を築くための、いくつかのコツをご紹介します。
息子の悪口には決して同調せずに肯定する
たとえお姑さんの方から話しを振ってきたとしても、一緒になって息子(夫)の悪口を言ってはいけません。
内心では「私のカワイイ息子を悪く言うなんて!」と思われているかもしれません。
そんな時は、一度「そうですね」と肯定してから、その後に息子(夫)の良いところを伝えましょう。
もしくはお姑さんにアドバイスを求めるのも良いかもしれません。
下記の受け答えを参考にしてみて下さい!
(あなた)「そうですね、お寝坊さんですね。でも、朝食の後ちゃんと流し場まで食器を運んでくれるんですよ。お義母さん、子どもの頃からお手伝いさせてたんですか?すごいなぁと思っちゃって」
(あなた)「そうですね、でも私の管理も下手なんです。お義母さんは家計簿とかつけてますか?今度教えてもらえますか?」
お姑さんの前ではできるだけ息子(夫)をたてる
お姑さんの前で旦那様を責め立てたりすることは避けて下さい。
旦那様に対して不満がある場合は、できるだけ夫婦二人きりの時に話をしましょう。
うっかりお姑さんの前で文句を言いそうになったら、
とキツく言うのではなく、 など、ぶりっこしましょう・・・面倒ですが、お姑さんの前で旦那様を邪険にすると、「うちの嫁は鬼嫁」「尻に敷いて!」などと、ご近所にスピーカーされる恐れがあります。
分からない事があったらお姑さんに真っ先に相談する
例えば、お歳暮は毎年どうしているのか、年賀状はどこまで出しているのかなど、分からない事があったら、旦那様に聞くのではなくお姑さんに聞きましょう。
それまで家庭の中心にいて、そういった心遣いをしてきたのはお姑さんです。
バトンタッチしたからといって自己判断で動かずに、先輩主婦のお姑さんに頼りましょう。
嫁に頼られる、相談されるということは、お姑さんには案外嬉しいことなのです。
息子の手が離れ、結婚し、やっとゆっくりできる・・・と思いつつ、内心やっぱり寂しいもの。
誰かに頼られることで、自分が存在していることを実感できたりします。
お姑さんの優れた所を見つけ、尊敬できるように自己暗示をかける
お姑さんは人生の先輩であり、あなたが愛する旦那様を、産み育ててくれた人です。
本来、尊敬してしかるべし存在のお姑さんに対する、あなたの態度は大丈夫でしょうか?
人間、本当に尊敬している相手でないと、「尊敬してません」という態度が少なからず出てしまうものです。
とは言え、急に尊敬するのも無理ですよね。
そんな時は、お姑さんを尊敬できるよう自己暗示をかけるのです。
料理でも掃除の仕方でも、どんな事でもいいのでお姑さんの優れたところを見つけて下さい。
そういうポイントを見つけるだけで、お姑さんを見る目が違ってきます。
ちょっとした理不尽や価値観の違いがあっても、見習うべきところがある人に対してならば、呑みこめることも増えるはずです。
そして、毎年の誕生日と母の日は、「いつもありがとうございます」の言葉や、プレゼントを忘れないようにしましょう。
お姑さんが疎外感を抱くことを回避し、なおかつ、
と感じてもらえるでしょう。3. ママ友とは浅く広く距離をおいた付き合いをする
学生時代はグループ間の派閥でメンタルを痛め、OL時代はお局さまと戦い。
結婚すればお姑さんとの問題、さらに数年後に待ち受けているのは、ママ友同士のいざこざです。
女ってつくづく、疲れますね・・・
ママ友間のトラブルの特徴は、自分だけの問題だけではなく「子どもが巻き込まれる可能性」があることです。
我が子のことを思って、無理をして周りに合わせてしまうママは多いようです。
しかし、この「無理をすること」こそが、トラブルを呼び込み自分を追いつめてしまう原因です。
ママ友トラブルに巻き込まれない為には、距離をおいた付き合いをすることが重要です。
いくつかのポイントをご紹介します。
特定のグループには所属せず、広く浅い付き合いをする
女が数人集まれば、自然とグループができ、やがて派閥が生まれます。
この派閥が、ほとんどの厄介事の原因になってくるので、できるだけ特定のグループには所属しないようにしましょう。
ママ友との付き合いは、「広く浅く」が一番です。
そんな中で本当に親しくできる相手ができたら、その人にだけ、心を開くようにしましょう。
ママ友は数人いたら十分です。
悩みや愚痴を口にするのは、その数人のママだけにしましょう。
ちょっとした発言でも尾ひれがついて広まるものです。
「あの子のママが言ってたんだけど、あの子ってね・・・」「あそこのウチって◯◯らしいよ」「あそこの旦那の話し、聞いた?」などと、簡単に噂は広まります。
大人の噂話しを聞いた子供はそれを真に受けてしまうので、子供の為にも発言には注意が必要です。
無理な付き合いはしない。お誘いを断る勇気も必要
入園・入学してしばらくすると、ママ友グループでのランチ会やお茶会が増えてきますが、毎回参加してはいられませんよね。
やることは他にもたくさんあるでしょうし、金銭面でも負担になります。
無理な時や乗り気でない時は、無難な言い訳をつけて断りましょう。
などと心配する必要はありません。
それで文句を言うような人がいたら、その人とはお付き合いをやめればいいだけです。
集まりに行く時も、「おしゃれしなきゃ!お化粧もバッチリしなくちゃ!」と無理をすることもありません。
背伸びをしても、続けるうちにだんだん苦しくなってしまいます。
自然体のあなたのままで親しくなれるママ友が、本当のママ友だと思いませんか?
モンスターママの要求は聞き流す
とても理不尽で自分勝手な文句を言ってくる、いわゆるモンスターペアレント系のママもいます。
例えば、こんな事を言われる例があります。
- 「あなたの家の子と○○ちゃんがうちの子を仲間外れにしている!叱りつけて欲しい」
- 「あなたの子がリレー戦に選ばれた。うちの子が出られないから辞退してほしい」
- 「あなた、そんな爪で料理できるの?普段からそんなにバッチリお化粧してるの?」
子供への愛情による無理な要求から、単なる嫌味まで、まともに相手をしていては疲れるだけなので、うまくスルーするテクニックを身につけましょう。
理不尽な要求は
と流して、正面から相手をしないことです。「ストレスが溜まってるのかな」「暇なんだな」くらいに考えて、深く悩まないようにしましょう。
ママ友とは別の場所にコミニティを作っておく
子育て中のママが陥りがちな問題が、限られた人としか関わらない狭いコミュニティの中で、悩みを相談できずに行き詰まってしまうことです。
そうなる前に、保育園や学校以外の場所に、悩みを相談できるような友人をつくっておくことをおすすめします。
例えば、SNSなどネット上のママ友はいかがでしょうか。
同じ幼稚園や学校のママには相談しにくいことや、ママ友関係の悩みがある時、「こんなことがあったんだけど、どう思う?」と相談できます。
距離があるぶん客観的なアドバイスがもらえますし、どんなことでも相談しやすいはずです。
良きアドバイザーがひとりでもいてくれたら、心の支えになりますよね。
いかがでしたでしょうか?
こうして見ると、お局様もお姑さんもママ友も、少し想像力を働かせて相手のイジワル心を刺激しないようにすることがポイントのようです。
誰だって身近な人との人間関係は円滑にしたいですよね。
しかし、どうしてもダメな時もあります。
ここに書いた全てを覆すようですが、努力をしてもダメで心が壊れてしまいそうならば、思い切ってその人から離れましょう。
転職したり別居したり、ママ友と関わらなくたって生きていけますよね。
違う環境に「逃げる」ことは悪いことではありません。それは「救い」です。
心が苦しくてどうしようもなくなったときは、それもひとつの選択肢だと思います。
Writer / 逢見るい
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