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運動不足を解消したい人におすすめ!毎日の習慣にしたい運動4つ

あなたは日頃、体を動かしていますか?

運動をしていない方の多くは、内心では「ちょっと運動した方がいいかな・・・」と感じているのではないでしょうか。

ダイエットや気分転換を兼ねて運動したいと思っている方もいれば、運動不足からくる生活習慣病などの病気を心配する方もいますよね。

しかし、そこでふと考えてしまうのが、「運動が苦手だ」「運動不足がひどすぎて、運動に耐えられないかもしれない」ということ。

運動は毎日続けて習慣にしてこそ効果的なものなので、いきなりハードなスポーツをするのは無理というものです。

今回は、運動不足の人にこそオススメしたい、始めやすい運動を4つご紹介します。

1. 30分間集中的に!サーキットトレーニングで筋トレ&有酸素運動

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まずひとつ目にご紹介するのが「サーキットトレーニング」です。

サーキットトレーニングとは、いろいろなマシンを使って筋トレと有酸素運動を組み合わせた運動を30分程度行なうトレーニング方法です。

1つのマシンを3分~5分ほど使い、終わったらすぐに次のマシンに移る、という形で運動に取り組み、複合的に筋肉を使っていきます。

サーキットトレーニングの大きな特徴は、短時間で体全体を使うことができることです。

全身の部位をバランスよく使うため、筋肉の使用箇所が限定されません。

また、女性向けのサーキットトレーニングの場合、トレーニングメニューの多くが有酸素運動になるように調整されています。

有酸素運動とは、ウォーキングやエアロビクスなど、ゆっくりとした動きでたくさんの酸素を必要とし、筋肉への負担が比較的少ない運動です。

そのため、体力のない人や運動能力のない人にも向いているというメリットがあります。

また、30分という短い時間で集中して行うことができるため、ちょっとした空き時間を利用して日常的に取り組むことができます。

カーブスなど女性専用フィットネスクラブでもサーキットトレーニングが取り入れられていますが、予約無しでいつでも利用できるサービスを行なっている所もあります。

サーキットトレーニングはその気になれば自宅でもできますが、専門施設へ通う方がより効果的ですし、途中で飽きたからといって中断することも少ないのではでしょうか。

デメリットとしては、続けるのにお金がかかることです。

もちろんこれは、「お金を払っているからこそ続けようと思う」という心理にもつながるメリットでもあるのですが、金銭的に余裕のない人には少し厳しいかもしれません。

2. 費用0円!踏み台昇降で足腰を鍛える

続いては、お金が全くかからず、自宅でひとりでできる運動です。

それは「踏み台昇降」です。

やり方はご存知の通りですが、自宅の階段を1~2段程度使い、左右の足を使って上り下りをします。

運動能力がない人体力がない人、誰でも行える運動ですが、踏み台昇降は意外なほどに汗をかきます。

運動に慣れていない人の場合は15分程度で汗でびっしょりになることもありますし、足ががくがくしてくる人もいます。

特に足腰が弱い人に効果的な方法であり、「せっかく旅行に行っても、足が疲れて途中から楽しめなくなる」などという人におすすめの運動です。

踏み台昇降のメリットは、何といってもリーズナブルなことです!

家で行うため、まったくお金を使わなくてすみます。

気づいたときにすぐに取り組めるのも大きなメリットだと言えるでしょう。

時間の調整もしやすく、「始めたばかりで足がついていかないから、10分程度でやめよう」「近ごろ慣れてきたから、少し時間を増やしてみよう」ということが簡単にできます。

デメリットは、「局所的な運動である」ということです。

踏み台昇降で使う筋肉は極めて限定的であり、それ以外の筋肉を使いません。

下半身を鍛えることができても上半身を鍛えることができず、訓練部位に差が出ます。

3. サイクリングは室内or屋外でメリットもいろいろ!

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「サイクリング」も運動が苦手な人におすすめです。

サイクリングの場合、家の中でサイクリングマシンを使う方法と、屋外で走る方法があります。

家の中で行う場合は、雑誌やゲームを楽しみながら行うことが可能ですし、天候に左右されないのも大きなメリットです。

反面、ある程度品質の良いサイクリングマシン(つまり高額)を使わないと効果が得にくかったり、自分に甘いと続けられないというデメリットがあります。

自転車で実際に外を走る場合は、景色が変わる面白さと爽快感があります。

自転車を自分好みにカスタマイズできるのも魅力ですし、自転車ブームの今ですから、新しい交流関係ができることもあるかもしれません。

そのうえ、「走ったら走った分だけ帰らなければならない」という事実があるため、途中で投げ出すことがありません。

デメリットは、雨や雪の日にはとても走りにくいということです。

また、事故や熱中症のリスクも高く、安全性の面ではサイクリングマシンに劣ります。

さらには「出かけた先でおいしそうなものがあるとつい食べてしまう」という落とし穴も・・・

4. 全身運動ができる水泳にはリラックス効果も?!

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水泳は、代表的な有酸素運動のひとつですし、カロリーもよく消費します。

ただ、「運動がそもそも苦手」「体力がない」という人の場合は、始めはあまり泳げないでしょう。

そのため、運動が苦手な人や体力がない人の場合は、ゆっくりのんびり自分が続けられるペースでやっていくことになります。

ちなみに、運動音痴の私の場合、15メートルプールならなんとか泳ぎきることができますが、25メートルプールだと、息継ぎをしている間にどんどん沈んでいき、20メートルくらいのところで足をついてしまいます・・・

しかし、水泳はそのくらいでも十分に価値があります。

水泳は全身運動であるため、効率よく体を鍛えることができます。

たとえ泳がなくても、水の中をウォーキングするだけでも水の負荷で体を鍛える事ができるのです。

また、水泳にはリラックス効果もあると言われており、精神面にもよく作用します。

泳いだ日は安眠ができる、という人も多く、このような点でも優れた運動であると評価されています。

カロリーを効率よく消費できるのも、おすすめのポイントです。

水泳のデメリットは、「プールに行かなければできない」ということで、当然お金もかかります。

また、着替えなど前準備と後片付けに時間がかかるのも難点です。

「気軽に行えるかどうか」という点では、少しマイナスと言えるでしょう。

また、体型が気になる人の場合は、水着になることにためらいが生じるかもしれません。

1日に30分程度の運動する習慣を

「1日にどれくらいの運動が必要なのか?」という問いへの答えは、実はまだきちんと定まっていません。

研究によって「理想的な運動量」は異なっており、また、個人の体力や年齢・性別によっても「適正な運動量」は変わるからです。

ただ、一応の基準として「1日に最低30分程度の運動を」と言われています。

激しい運動である必要はないので、今回ご紹介したような有酸素運動を日常生活に取り入れましょう。

専門家の見解としては、「たとえ1日に30分の運動ができずに15分程度しか取り組めなかったとしても、『まったく運動をしないこと』と『1日に15分でも運動をすること』では天と地ほどの差がある」とのことでした。

「運動をすること」を習慣化させることが何よりも重要なのです。

運動が苦手な人、特に子供の頃にそれをからかわれるなどした人の場合は、運動自体にコンプレックスを抱えがちです。

しかし、自分自身の健康のためにも、少しずつ日常生活に運動を取り入れていきましょう。

運動が苦手でも取り組めるものはたくさんあるのです。

Writer / 鍋谷萌子 にほんブログ村 美容ブログ 女子力アップへ
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