3月に開催されるWBCの侍ジャパンを徹底分析!①投手編

時事ネタ

いよいよ来月8日、野球の世界一を決める国際大会であるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開幕します。
今回は、WBCの日本代表である侍ジャパンのメンバーの中でも、投手にスポットを当て、戦力について分析していきたいと思います。
興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

侍ジャパンの投手メンバー一覧

今回、侍ジャパンとして、WBCで日の丸を背負う投手のメンバーは以下の通りです。

・ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)
・戸郷翔征(読売ジャイアンツ)
・松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)
・佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)
・大勢(読売ジャイアンツ)
・大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)
・伊藤大海(北海道日本ハムファイターズ)
・山本由伸(オリックス・バファローズ)
・栗林良吏(広島東洋カープ)
・今永昇太(横浜DeNAベイスターズ)
・湯浅京己(阪神タイガース)
・宇田川優希(オリックス・バファローズ)
・髙橋宏斗(中日ドラゴンズ)
・宮城大弥(オリックス・バファローズ)
・髙橋奎二(東京ヤクルトスワローズ)

今回のWBCでは、投手が過去最多の15人選出されています。
また、上記のメンバーにはそれぞれ役割があり、試合に登板する状況や場面は異なります。
その役割は、以下の4つに分かれます。

・先発
・第二先発
・中継ぎ
・抑え

先発

先発投手は、試合開始時にスターティングメンバーとして、最初に登板する投手です。
今回のWBCメンバーの中で、こちらの先発を務めるのは主に以下の4人とされています。

・ダルビッシュ有
・大谷翔平
・山本由伸
・佐々木朗希

日米あわせて200勝近い勝ち星を挙げているダルビッシュ有投手を筆頭に、投打二刀流で今やメジャーを代表する選手となっている大谷翔平選手、さらには日本のエースである山本由伸投手、昨年日本プロ野球28年ぶりの完全試合を達成した佐々木朗希投手と、先発の戦力は屈指だと言えます。

第二先発

第二先発は、WBCのような国際大会ならではの役割と言えます。
WBCでは、投手の故障を防ぐために球数制限が設けられていて、先発投手がシーズンのように長いイニングを投げることができない場合があります。
そのような場合に、先発投手の後を継ぎ、複数回を投げるロングリリーフとして登板するのが第二先発の投手です。
また、万が一先発投手がケガをしてしまったときのためのバックアップメンバーとしても機能します。
今大会、第二先発としての役割が期待されるのは主に以下のメンバーであり、こちらは所属チームではエース級の先発投手として活躍する選手ばかりです。

・戸郷翔征
・伊藤大海
・今永昇太
・髙橋宏斗
・宮城大弥
・髙橋奎二

中継ぎ

中継ぎ投手は、先発投手の後を任される投手であり、基本的には1イニングのみ登板します。
いつ出番が回ってくるかわからないポジションのため、試合中は常にブルペンで投球練習を行い、試合展開に合わせて肩を調整します。
また、今回中継ぎ投手として選出されているのは以下のメンバーです。

・湯浅京己
・宇田川優希

今回の侍ジャパンは、先発投手や第二先発の投手が多いこともあり、中継ぎ専門の投手が上記の2人しか選出されていません。
また、上記の2人は、昨シーズンチームでブレイクしたばかりであり、少し実績に乏しいと言えます。
そのため、こちらのメンバーがWBCでも躍動することができれば、試合はかなり優位に進められるでしょう。

抑え

抑え投手は、中継ぎ投手の中でも試合終盤、早くても8回から登板する投手です。
通常は、自チームが僅差(3点差以内)で勝っている場合に登板し、そのまま試合を締めくくることを主な役割としています。
ストッパーやクローザーとも呼ばれます。
また、今回のWBCでは、所属チームで抑えを任されている投手が複数人選出されています。
具体的には以下の通りです。

・松井裕樹
・大勢
・栗林良吏

WBC日本代表の栗山英樹監督は、今大会抑え投手を固定せず、流動的に起用する可能性が高いことを明言しています。
つまり、各投手の調子や相手打者、試合の状況などで判断して上記の投手を使い分け、勝利につなげる作戦だということです。
ちなみに、栗林良吏投手は、2021年に行われた東京オリンピックにおいて抑えを務めていた投手であり、所属する広島東洋カープでも、ルーキーから2年連続で圧巻の成績を残しています。
もちろん、昨年ルーキーながら読売ジャイアンツの抑えを務め、新人王を獲得した大勢投手、28歳の若さで現役3位の通算197セーブを誇る松井裕樹投手も魅力的であり、誰が抑えを務めたとしても、安定したピッチングを見せてくれることが期待できます。

まとめ

ここまで、来月開催される侍ジャパンの投手メンバーについて分析してきましたが、いかがでしたでしょうか?
シーズンとは違い、一度調子を崩してしまうと、本来のパフォーマンスができないまま、あっという間に終わってしまうのが国際大会の怖いところです。
しかし、今大会の侍ジャパンの投手は、過去最高とも言える戦力が揃っているため、よっぽどのことがない限り、世界に通用しないということは考えにくいです。

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